JP
9
2.
長期間保管する場合には、機体からバッテリーを取り外してください。
3.
バッテリー残量の少ないバッテリーを長期間保管していると、バッテリーは重
度のハイバネーション
モードに なります。バッテリーを充電してハイバ ネーショ
ン
モードから復帰させてください。
4.
バッテリーを完全に放電した状態で長期間保管しないでください。バッテリー
が過放電し、バッテリーセルが修理不能な損傷を負うおそれがあります。
5.
バッテリー残量 が
50
%以上ある場合、バッテリーの自己放電機能が有効になり
ます。バッテリー残量 を
50
%まで放電すると、バッテリー寿命を延ばすことがで
きます。バッテリーは、以下に 示すように自己 放電します。
(日)
0 3 4 5 6 7 8 910.5
40%
60%
80%
100%
2
95%
95%
50%
バッテリー残量
DJI Pilot 2
で
0
~
9
日に設定できます。
6.
バッテリー残量を適切に維持すれば、バッテリー寿命を延ばすことができます。
バッテリーステ ーションの 保 管モ ードを 使用して、バッテリーを
50
%まで充電し、
保存中その状態を維持します。以下の表で、バッテリー残量が
50
%未満の場合
の最大保管日数をご覧ください。
バッテリー残量 最大保管日数 バッテリー残量 最大保管日数
0% 12 20% 110
5% 36 30% 160
10% 60 40% 210
15% 86 50% 260
(1)
バッテリー保管時間が最大日数を超えると、バッテリーが損傷します。損傷
したバッテリー は使用できなくなります。
(2)
バッテリーの製造バッチの一部が異なったり、保管環境が異なるため、条件
によって、実際の最大保管期間はわずかに異なります。
1. バッテリーはお子様やペットの手の届かないところに保管してください。
2. 暖炉やヒーターなどの熱源の近く、または暑い日の車両内にバッテリーを放置
しないでください。
3. バッテリーを落としたり、叩いたり、何かで突き刺したり、手動で短絡させたりし
ないでください。
4. バッテリーを針金やその他の金属(眼鏡、時計、宝飾品、ヘアピンなど)の上や
近くに置かないでください。バッテリーが短絡する恐れがあります。
5. 損傷したバッテリー や、バッテリー残量 が 30% を上 回るバッテリー を搬 送し
ないでください。
6. バッテリーの容量は 131 Wh です。バッテリーの移送または搬送時には、リチ
ウムバッテリーの輸送に関する現地の規制やガイドラインに従ってください。
バッテリーの自己発熱機能
バッテリーには低温状態での動作時に、自己発熱する機能が搭載されています。
1.
バッテリー温度 が
18℃
を下回った状態で使用した場合、バッテリーを機体に
挿入して電源をオンにした時、自己発熱が開始されます。機体の離陸後、自己発
熱機能は自動的にオフになります。バッテリー温度が
10℃
を下回る場合、機体
は離 陸しません 。バッテリーが 温まるまで待ってから、機 体を操作してください。
2.
バッテリーが機体に挿入されていない場合は、バッテリー残量ボタンを
5
秒間
押し続けると、自己発熱が開始します。バッテリーは
15℃
~
20℃
の温度で、温
かい状態を約
30
分間保ちます。バッテリー残量ボタンを
5
秒間長押しすると、
自己発熱が停止します。
3.
バッテリーの温度が
10°C
を下回る場合、電源がオンになっているバッテリース
テーションにバッテリーを挿入すると、バッテリーの自己発熱が開始されます。
ご使用前に「
BS30
インテリジェント
バッテリーステーションのユーザーガイド」
を参照してください。
4.
バッテリーが自己発熱中や保温中は、バッテリー残量
LED
は以下のように点滅
します。
バッテリーメンテナンス完了後は、バッテリーを完全に充電するか、保管時の推
奨バッテリー残量まで充電してください。メンテナンス時の問題が解決しない
場合、
DJI
サポートまで連絡してください。
さらに、次 の点も確 認して、バッテリーのメンテナンスを行ってください。
A.
バッテリーを 機体 に挿入し、電 源をオンにして、
DJI Pilot 2
でバッテリー 情報
を確認する。セルの電圧差が
0.1 V
未満であり、バッテリー のファームウェア
が最新バージョンに更新されていることを確認する。
B.
バッテリーが膨張したり、液漏れしたり、損傷したりしていないことを確認
する。
C.
バッテリー端子が清潔な状態であることを確認する。
バッテリー の 廃 棄
1. バッテリーには有害な化学物質が含まれています。通常の廃棄コンテナにバッ
テリーを入れて、廃棄しないでください。バッテリーの廃棄やリサイクルに関す
る現地の規制を厳守してください。
2. バッテリーの寿命が正常な状態で尽きた場合、完全に放電した状態にして、適
切なリサイクル用コンテナに入れて廃棄してください。
3. 過放電したり、膨張したり、衝撃を受けたり、液体と接触したり、損傷や液漏れの
あるバッテリーは廃棄する必要があります。このような場合、安全上のリスクを
回避するためにバッテリーを使用しないでください。廃棄方法が不明であれば、
専門のバッテリー廃棄業者またはリサイクル業者に連絡してください。
バッテリーのメンテナンス
1.
バッテリーを長期間使用しない場合は、バッテリー性能に影響を与えるおそれ
が ありま す。
2.
次の手順で、
50
サイクルまたは
3
か月に
1
回 、ま た は
DJI Pilot 2
にプロンプト
が表示されたときに、バッテリーのメンテナンスを実行します。
メンテナンス
容量キャリブレーション
1. DJI Pilot 2
にプロンプトが表示されたら、以下の手順に従って、容量キャリブレ
ーションを完了します。
100%
まで充電
1
時間静置
20%
以下ま
で放電
1
時間静置
100%
まで充電
24
時間静置
20%
以下ま
で放電
1
時間静置
自己発熱中 保温中