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KKS(KORGKomponentSystem)
「コルグ・コンポーネント・システム(KORGKomponentSystem)」
とは、音源部(音源モジュール)と鍵盤部のキーボード・アセンブリ
(KYBD-61/73/88)がデタッチャブル構造になった用途の広いシス
テムです。音源モジュール(以下、モジュール)は斜めに起こした状態で
演奏したり、キーボード・アセンブリから取り外して単体で使用することも
できます。キーボード・アセンブリは今後発売されるKKS規格に基づい
た音源モジュールに対応しています。
各部の名称と機能
キーボード・アセンブリ
2
3
4
5
6
7
8
9
1
9
TOMODULE端子
TOMODULE(2nd)端子
6.端子部拡大図
1. KBカバー
モジュールやリア・カバーを取り付ける場 合、キーボード・アセンブリに固
定するパーツです。4本のネジ(M3×8)で固定します。
2. 鍵盤
73鍵:セミウェイテッド
88鍵:RH-3(リアルウェイテッド・ハンマー・アクション 3)
3. リボン・コントローラー
指で触れたり、すべらせることで、モジュールの各種プログラム・パ ラ
メーターやエフェクト・パラメーターをコントロールします。
4. ジョイスティック
上下左右に動かすことによって、モジュールの各種プログラム・パラメー
ターやエフェクト・パラメーターをコントロールします。
5. SW1/SW2
モジュールのプログラムやエフェクト・パラメーターをコントロールした
り、ジョイス ティックやリボン・コントローラーのロック機能のオン/オフを
切り替えます。
6. TO MODULE端子/TO MODULE(2nd)端子
付属の接続ケーブルでモジュールと接続します。接続すると、キーボー
ド・アセンブリの鍵盤、ジョイス ティック、リボン・コントローラー、SW1/
SW2でモジュールをコントロールすることができます。モジュールを1
台だけで使用する場合は、TOMODULE端子に接続します。
接続するモジュールによっては、キーボード・アセンブリのコント
ローラーに対応しない場合があります。
7. 接続ケーブル
キーボード・アセンブリとモジュールを接続するためのケーブルです。
8.
リフト アップ・アタッチメント
モジュールとキーボード・アセンブリを固定するパーツです。モジュールを
斜めに起こした状態にしたり、横に移動する場合に使用します。
9. カバー・パ ネ ル
モジュールを 1 台のみ取り付けるときのパネルです。
リフトアップ・アタッチメント
1
2
3
4
5
リア・レール
6
1. ブラケット
キーボード・アセンブリのリア・レールに取り付けるパーツです。横にス
ライドすることができます。
2. サポート・アーム
モジュールを起こして使用する場合にモジュールを支えるパーツです。
3. ロック・プ レ ート
モジュールを起こして使用する場合にサポート・アームを固定します。
4. ストッパー
キーボード・アセンブリと倒した状態(収納状態)のモジュールを固定し
ます。
5. 固定ネジA
各パーツを固定します。
6. 固定ネジB
リフトアップ・アタッチメントとモジュールを固定するネジ(M4×8)です。
作業時の注意
正しく安全に取り付け/取り外し作業を行うためには、以下の項目に注意
してください。
部品の種類や向きを間違わないように注意し、手順どおりに組み
立ててください。
モジュールを起こしたり、倒したりする場合は、手をはさまないよ
う注意してください。
キーボード・アセンブリとモジュールの接続ケーブルを抜き差しす
る場合は、必ずモジュールの電源を切った状態で行ってくださ
い。電源を入れた状態で抜き差しを行うと、モジュールが正常に
動作しなくなることがあります。
作業する場合は、必ず前述の「安全上の注意」をお読みになって
から作業を行ってください 。