リカバリー操作の実行
ここでは、さまざまなオペレーティング・システムで Rescue and Recovery プログ
ラムを使用してリカバリー操作を実行する方法について説明します。
v Windows 7 で Rescue and Recovery プログラムを使用してリカバリー操作を行う
には、次の手順を実行します。
1. Windows デスクトップで、「スタート」→「すべてのプログラム」→「Lenovo
ThinkVantage Tools 」→「拡張 Backup and Restore (Enhanced Backup and
Restore)」の順にクリックします。 Rescue and Recovery プログラムが開きま
す。
2. Rescue and Recovery のメインウィンドウから、「拡張 Rescue and Recovery
の起動」をクリックします。
3. 「バックアップからシステムを復元する」アイコンをクリックします。
4. 画面の指示に従います。
v Windows Vista または Windows XP で Rescue and Recovery プログラムを使用し
てリカバリー操作を行うには、次の手順を実行します。
1. Windows デスクトップで「スタート」→「すべてのプログラム」
→「ThinkVantage」→「Rescue and Recovery」の順にクリックします。Rescue
and Recovery プログラムが開きます。
2. Rescue and Recovery のメインウィンドウから、「拡張 Rescue and Recovery
の起動」をクリックします。
3. 「バックアップからシステムを復元する」アイコンをクリックします。
4. 画面の指示に従います。
Rescue and Recovery ワークスペースからのリカバリー操作の実行については、
『Rescue and Recovery ワークスペースの使用』を参照してください。
Rescue and Recovery ワークスペースの使用
Rescue and Recovery ワークスペースは、Windows オペレーティング・システムか
ら独立して稼働する、保護されて非表示になっているハードディスク上の領域に常
駐しています。このため、Windows オペレーティング・システムを起動できない場
合でも、リカバリー操作を実行できます。Rescue and Recovery ワークスペースから
は、以下のリカバリー操作を実行することができます。
v ハードディスク・ドライブまたはバックアップからファイルをレスキューする
Rescue and Recovery ワークスペースによって、ハードディスク上でファイルを見
つけ、それらをネットワーク・ドライブやその他の記録可能メディア (USB デバ
イス、ディスケットなど) に転送することができます。このソリューションは、
ファイルをバックアップしていなかった場合や最後にバックアップ操作を行った
後にファイルを変更した場合でも使用できます。また、ローカル・ハードディス
ク、USB デバイス、またはネットワーク・ドライブにある Rescue and Recovery
のバックアップから個々のファイルをレスキューすることもできます。
52 ユーザー・ガイド