電源を入れると測定が開始します。自然放射線の検出の度にLEDが点灯し、内部カウンターにカウントさ
れ、LCD表示が更新されます。LCDの表示桁数の都合上、線量率“μSv/H” は “μSv”の3文字に略して
あります。CPMは Counts Per Minute の略で、1分間における 放射線検出の数を意味しています。
本機では 検出の応答性重視のため、直近の1分間以内に検出した値としています。
線源をお持ちの方は GM管に近づけてみましょう。近づけるほど検出頻度が上がります。
放射線の測定装置は、量子論的な現象を観測する 一般ではまず使用しないタイプの測定器です。
体重計や電圧計などの 一般的な計測器とは測定原理が異なり、低いレベルにおいては測定値が
安定しません。
一時的に出る高い値に注目しがちですが、一定の秒おきに値をサンプリングして 平均をとった値が、
読み取るべき測定値となります。
3.動作確認
測定値のリアルタイムグラフ(弊社内)
赤い線が実測値
緑の線が移動平均値