2 安全について
SMA Solar Technology AG
クイックガイドSHPxxx-JP-21-IS-xx-1018
本書は製品の設置場所、電気安全および使用に適用される地域、地方、州、連邦、
国の法律、規制および規格に代わるものではありません。SMA Solar Technology AG
は、製品の設置場所に関してこうした法律や慣例への順守または不順守には一切責
任を負いません。
製品の銘板は、決して剥がさないでください。
2.2 重要な安全上の注意事項
後ほど参照できるよう、本書は保管しておいてください。
この章には、本製品を用いて作業を行う際に常時順守すべき安全上の注意が記載さ
れています。
本製品は国際的な安全要件に従い設計および試験されています。細心の注意を以て
製造しておりますが、本製品も電気・電子機器すべてと同様にリスクは残存してい
ます。人的及び物的損害を回避し、長期的に安定した運転を可能にするために、本
章を注意深く読み、必ず安全注意事項を守ってください。
危険
通電部品またはDCケーブルとの接触による感電死の危険
光に当てられている間、太陽電池モジュールはDCケーブルに流れる非常に高いDC
電圧を作り出します。DCケーブルに触れると、感電により致死事故や重傷を招く
おそれがあります。
• 絶縁処理されていない部品やケーブルには触れないでください。
• パワーコンディショナと太陽電池アレイ間に外部DC負荷開閉器(負荷開閉器
を含む接続箱など)を取り付けます。
• 外部DC負荷開閉器(負荷開閉器を含む接続箱など)を介してパワーコンディ
ショナから太陽電池アレイの接続を解除します。再接続されないよう、DC負
荷開閉器のスイッチを確実に切ります。
• 製品の電源を落とし、装置での作業前に誤って再接続されないようにしてく
ださい。
• 作業時には、必ず、適切な個人用保護具を着用してください。
危険
接地されていない太陽電池モジュールもしくはアレイフレームに触れるこ
とによる致死的な感電事故の危険
接地されていない太陽電池モジュールまたは架台に触れると、感電による致死事
故や重傷を招くおそれがあります。
• 太陽電池モジュールのフレーム、アレイフレーム、導電面に導電路が形成さ
れるように接続してください。
• 太陽光発電システムと作業者の両方を確実に保護するために、現地の適用法
と規格に従って、太陽電池モジュール、アレイフレーム、導電面をパワーコ
ンディショナとは別に接地してください。
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