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ZCT838CE Rev. A (05/21)
バッテリーの充電方法
1. 充電器に、別途充電器コードが付属している場合
には、このコードを充電器に接続します。
2. このコードの充電器とは逆側の端を、AC電 源コン
セントに差し込みます。
3. バッテリーパックを充 電 器に挿 入します。バッテリ
ーパックが 止まるまで、軽くバッテリーパックを押
し込みます。充電器には、4灯のLED燃料ゲージ
が取り付けられていて、充電状態が25%、50%、
75%、お よ び 100%であることが示されます。バッ
テリーを挿入すると、充電器の燃料ゲージ上の緑
色LED4全灯が2回点滅し、その後、充電器は4灯
のLEDすべてを順に点灯させてから緑色 LED1灯
だけを点滅させた状態になります。この点灯状態
によって、そのバッテリーの充電状態を示すと共
に、そのバッテリーを充電しつつあることが示され
ま す 。
4. ある種の内蔵安全保護機能によって、充電器がオ
フにロックされた状態になることがあります。充電
器のLEDライトが点灯しない場合には、そのバッテ
リーを外して、10分間充電器のプラグをコンセン
トから外してください。充電器のプラグをもう一度
コンセントに差し込み、正常であることが分かっ
ているバッテリーを充電器に差し込みます。LEDラ
イトがオンにならなければ、その充電器は故障し
ており、交換する必要があります。
バッテリー
パック
CTC772A/CTCA772A/
CTCEU772A/CTCJ772A
電器
CTB8172BK ~ 55 min
CTB8174 ~ 70 min
5. バッテリーパックが過度の高温または低温になっ
ていると、充電器は充電を行いません。バッテリ
ー温度が32°F(0°C)か ら 113°F(45°C)の間になっ
て、高速充電を開始できるようになるまで、充電
器は黄色LEDをゆっくりと点滅させて待ちます。
6. 標準の高速充電時間は30分です。充電が30分
より長くかかることがあります。長 時 間 バッテリー
を低充電状態に放置してあった場合には、充電
サイクルが長くなることがあります。充電が完了
す る と 、緑 色 LED4灯がすべて点灯したままになり
ま す 。
7. 赤色LEDが点滅すると、そのバッテリーが故障し
ていて充電器が充電できないことが示されてい
ます。そのバッテリーを充電器 から外して、バッテ
リーを交換してください。
バッテリーパック
バッテリーパックの保 護
効率とバッテリー寿命を最大化するために、リチウ
ムイオンバッテリーは、本ツール内および充電器内
に内蔵の安全回路によって保護されています。こ
の安全回路は、バッテリー電圧、充放電の電流と
温度を監視しています。さらに詳しくは、本取扱説
明書の過負荷の節をご参照ください。
低温環境下での動作
リチウムイオンバッテリーは、-4°F(-20°C)ま で の 温
度で使用可能です。バッテリーバックが極度に低
温であるときには、本ツールを無負荷で作動させ
てバッテリーを暖めると、通常通りに本ツールを利
用することができます。
高温条件下での動作
リチウムイオンバッテリーの 温 度が158°F(70° C)に
達すると、保護回路によってバッテリーがオフにな
り、本ツール上の白色LED2灯が点滅します。一旦
バッテリー温度が下がると、ツールは正常な動作
を再開します。
保管
バッテリーパックは水中や雨中にさらさないでくだ
さい。これによって、バッテリーパックが損傷するこ
とがあります。
バッテリーを完 全に充 電してから、保管してくださ
い。寿命を最適にするには、リチウムイオンバッテ
リーは、湿気がない室温状態で保管してくださ
い。バッテリーを高温で長期間保管すると、恒久的
な充電能力の低下が起きることがあります。
メンテナンス
サービス
ツールを保守サービスするには、細心の注意と知
識が必要になります。保守サービスは公認のサー
ビス技術者だけが行うことができます。
• ご使用の前には、必ずツールに損傷がないかチ
ェックしてください。
• 損傷がある部品は、交換または修理してからご使
用ください。可動 パーツのアラインメントをチェッ
クしてください。可動パーツの固着や部品の破損
によって、正しく動作しなくなることがあります。
• 損傷した部品は、公認のテクニカルセンターによ
り正規の修理または交換を受けてください。
• スイッチをオン、オフできない場合には、ツールを
使用しないでください。
• ツールは整備してください。良好かつ安全な性能
を発揮させるためには、ツールはきれいにして、
油やグリスで汚さず、乾いた状態に保ってくださ
い。