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ZCTC772ACE Rev. C (11/19)
図 2: バッテリーパックの充電器への挿入方法
バッテリーの充電方法
1. 充電器に、別途充電器コードが付属している場
合には、このコードを充電器に接続します。
2. このコードの充電器とは逆側の端を、AC電源コ
ンセントに差し込みます。
3. バッテリーパックを充電器に挿入します。バッテリ
ーパックが止まるまで、軽く押します。充電器に
は14.2Vバッテリー用 の LEDが1つ、また18Vバッテ
リー用 の LEDが1つあります。電池が接触すると、
該当するLEDが緑色に点滅し始め、バッテリーが
完全に充電されるまで点滅が継続します。その
後、LEDは常時点灯となり、完全充電状態になっ
たことが示されます。
4. ある種の内蔵安全保護機能によって、充電器が
オフにロックされた状態になることがあります。充
電器のLEDライトが点灯しない場合には、そのバ
ッテリーを外して、10分間充電器のプラグをコン
セントから外してください。充電器のプラグをもう
一度コンセントに差し込み、正常であることが分
かっているバッテリーを充電器に差し込みま
す。LEDライトがオンにならなければ、その充電器
は故障しており、交換する必要があります。
5. バッテリーパックが過度の高温または低温になっ
ていると、充電器は充電を行いません。バッテリ
ー温度が32°F(0°C)か ら 113°F(45°C)の間になっ
て、高速充電を開始できるようになるまで、充電
器は黄色LEDをゆっくりと点滅させて待ちます。
6. 標準の高速充電時間は30分です。充電が30分よ
り長くかかることがあります。長 時間バッテリーを
低充電状態に放置してあった場合には、充電サイ
クルが長くなることがあります。充電が完了する
と 、緑 色 LED4灯 がすべて点灯したままになり
ま す 。
7. 赤色LEDが点滅すると、そのバッテリーが故障し
ていて充電器が充電できないことが示されてい
ます。そのバッテリーを充 電器から外して、バッテ
リーを交換してください。
バッテリーパック
バッテリーパックの保護
効率とバッテリー寿命を最大化するために、リチ
ウムイオンバッテリーは、本ツール内および充電
器内に内蔵の安全回路によって保護されていま
す。この安全回路は、バッテリー電圧、充放電の
電流と温度を監視しています。
低温環境下での動作
リチウムイオンバッテリーは、-4°F(-20°C)までの温
度で使用可能です。バッテリーバックが極度に低
温であるときには、本ツールを無負荷で作動させ
てバッテリーを暖 めると、通 常 通りに本ツール を
利用することができます。
高温条件下での動作
リチウムイオンバッテリーの温度が 113°F (45°C)
に達すると、保護回路によってバッテリーがオフ
になります。一旦バッテリー温度が下がると、充
電器は正常な動作を再開します。
保管
バッテリーパックは水 中や雨中にさらさないでく
ださい。これによって、バッテリーパックが損 傷す
ることがあります。
バッテリーを完 全に 充電してから、保 管してくださ
い。寿命を最適にするには、リチウムイオンバッテ
リーは、湿気がない室温状態で保管してくださ
い。バッテリーを高温で長期間保管すると、恒久
的な充電能力の低下が起きることがあります。
メンテナンス
サービス
ツールを保守サービスするには、細心の注意と知
識が必要になります。保守サービスは公認のサー
ビス技術者だけが行うことができます。
• ご使用の前には、必ず充電器に損傷がないか
チェックしてください。
• 損傷がある部品は、交換または修理してからご
使用ください。部品や取り付け部の破損、その
他の動作に影響する条件がないか調べてくだ
さい。
• 損傷した部品は、公認のテクニカルセンターに
より正規の修理または交換を受けてください。
• 充電器を整備してください。良好かつ安全な性
能を発揮させるためには、充電器はきれいにし
て、油やグリスで汚さず、乾いた状態に保ってく
ださい。
• 最寄りのSnap-on修理センターの所在地につい
ては、Snap-onカスタマーサービス、1-877-762-
7664まで お 電 話ください。