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ZPTRS1000CE Rev. A (08/19)
図2: 空気の供給
A.
レ シ ー バ タ ン ク 、最 小
151.5
リット ル( 4 0 ガ
ロン)
B.
十分な能力のコンプレッサ
C.
排 水( 毎 日 )
D.
パイプおよび接続器具、最小
12.7 mm (1/2
イン チ
)
E.
上部の空気取り入れ口
F.
遮断弁(簡単に操作可能)
G.
フィルタ
H.
空気レギュレータ(作業圧に設定)
I.
潤滑器
J.
空圧工具の接続
K.
低位置の排水器
L.
排 水( 毎 日 )
パ イプシ ステム
パイプシステムは、最大のフロー状態で過度の圧
力降下を防ぐため、十分な大きさが必要です。す
べてのパイプ接続器具およびホースの開口部は
1.27 cm (1/2インチ)とし、毎日排水できない水が
たまってしまう低い 位 置 が なくなるように 配 置しま
す。内部直径が8 mm (3/8インチ)未満のエアホー
ス、または長すぎるホースは使用しないでくださ
い。最大フロー状態で圧力が低下すると、性能が
下がることがあります。
√ 密封接続用の付属品をご利用いただけます。
空気コンプレッサ
空気コンプレッサは、工具が稼動している状態
で、90 psig (6.2バール、620 kPa)において、2.4
cfm (15 SCFM)を供給するのに十分な能力が必
要です。レシーバタンクには、各空圧工具のサー
ジバランスをとるため、十分な容量が必要です。
フィル タ
工具で清潔な空気を使用できるよう、Snap-on
AHR424フィルタまたは相当品を使用してくださ
い。水分、土、湯垢は研磨剤となり、エアハンマを
損傷するおそれがあります。フィルタ装置は、コン
プレッサと空気レギュレータ、空気注油器の間に
取り付けます。
空気レギュレータ
工具が正しく動作するには、空圧調整が必要で
す。Snap-on AHR426または相当品は、90 psig
(6.2バール、620 kPa)の推奨空圧に調整し、この
圧力を維持できます。空圧がこの値を下回る場合
は効率が低下します。一方、空圧がこの値を上回
る場合は、定格を上回る排気と速度に達すること
があり、危険な状態になったり、空圧工具が損傷
するおそれがあります。通常の状態で工具を使用
しながら、レギュレータで空圧を確認してくださ
い 。
空気供給への注油器
√空気の遮断や性能の低下が起こるおそれがあ
るため、粘度の高い油を使用しないでください。
エアモーターへの注油には、Snap-on AHR428注
油器などのエアライン注油器を使用することをお
勧めします。また、Snap-on IM6エアモーターオイ
ルまたは良好なグレードの SAE10W オイルを使
用してください。
空気ライン潤滑器を使用しない場合は、毎日使用
する前に、3.7 ml (1/8 オンス)のIM6エアモーター
オイルを工具の空気注入口に注入し、エアモータ
ーを潤滑します。IM6オイルは、空圧工具用に製
造されており、洗浄溶剤は必要ありません。
洗浄
装置の動作が遅い場合は、毎日使用する前に、3
回または4回、IM6エアモーターオイルを工具の空
気注入口に注入し、一日の終了後に、もう一度注
入します。
操作
安全装置
工具にはトリガ型安全機構が装備されています。
トリガ型安全装置には意図しない起動を防ぐ機
能があります。工具を使用するために、最初に安
全装置を前方に回してから、トリガに圧力を印加
し、希望の速度にします。 (図 3)
図3: 安全作業
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