安全に関する注意
警告 – トルクレンチ
• 過荷重(オーバートルク)を掛けると破損する場合があります。
セーフティゴーグルを着用してください(使用者および付近の
人々)。
定格トルクを超過しないようにご注意ください。
ボルト/ナットを緩める時にトルクレンチを使用しないでください。
フレックスヘッドのトルクレンチのヘッドをストッパーに押
し付けないでください。
精度を維持するため、定期的な再校正が必要です。
取扱説明書を読み、その指示に従ってください。
破損した工具を使うと、ケガの原因になります。
警告 – ラチェットヘッド
• ラチェット機構に汚れがあると、スリップや破損の原因になり
ます。サイズの合わない部品や一部が摩耗した部品は、ラ
チェットのスリップや破損を発生させることがあります。
密閉されたラチェットを液体に浸さないでください。
摩耗した部品の交換は個別に行わずに、サービスキットの中身を全部
使用してください。
スリップまたは破損したラチェットは、ケガの原因になります。
注意事項
1. トルク値はサービスマニュアルもしくは設備の製造業社から入手してください。
2. 特に断りが無い場合、ネジ山とワッシャの表面を清潔にし、潤滑油を塗布してください。
3. トルクレンチは、メモリ設定を最小にし、保護ケースに入れて保管ください。最小設定
の範囲を下回る状態でハンドルに力を加えないでください。
メンテナンスとサービス
1. トルクレンチの内部トルク機構には、組立時に給油が施されています。内部トルク機構
には、絶対に注油しないでください。
2. トルクレンチについた汚れは、拭き取ってください。液体に浸さないでください。
3. トルクレンチの保守、修理、校正、および調整はスナップオンのテクニカルセンターを
ご利用ください。スナップオンの担当セールスまでお問い合わせください。
認証
トルクレンチは製造時に、米国連邦基準 ASME B107.300-2010(B107.14) & ISO 6789:2003 に
定められた精度に適合し、米国標準技術研究所(N.I.S.T) が定めるトルク基準に従って校正され
たものと認定されています。
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