DSC-RX100M3/RX100M3G_L2
1-8
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態 対応/方法
対
応
者
ブロック
機能
詳細
コード
E 6 2 0 2 手振れ補正用ICの異常。
手振れ補正用IC(SY-1036基板IC6802)を点検または交換す
る。
E 6 2 1 0 レンズ初期化異常
手振れ補正用IC(SY-1036基板IC6802)を点検または交換す
る。
E 6 2 1 1 レンズオーバーヒート(PITCH)
光学手振れ補正ブロックのホール素子(PITCH)(SY-1036基
板CN6800
wh
,
wk
ピン)を点検する。
異常なければPITCH角速度センサ(SY-1036基板SE7701)周
辺の回路を点検する。
E 6 2 1 2 レンズオーバーヒート(YAW)
光学手振れ補正ブロックのホール素子(YAW)(SY-1036基板
CN6800
wd
,
wg
ピン)を点検する。
異常なければYAW角速度センサ(SY-1036基板SE7701)周辺
の回路を点検する。
E 6 2 2 0 サーミスタの異常。
光学手振れ補正ブロックの温度センサ(SY-1036基 板
CN6800
9
ピン)を点検する。
E 9 1 0 1 フラッシュの充電異常。 フラッシュユニットを点検または交換する。(Note1)
E 9 2 0 0 バッテリー /乾電池判別不良 電源を入れ直す。
E 9 4 0 0 内蔵メモリーの書き込み/消去動作不良 内蔵メモリー(SY-1036基板IC6000)を点検する。
E 9 5 0 0 GPSハードウェア異常 電源を入れ直す。
E 9 5 0 1 加速度センサーハードウェア異常 電源を入れ直す。
E9 5 0 2
地磁気センサーハードウェア異常
(GPSハードウェア異常)
電源を入れ直す。
Note 1:
交換後は,必ず「1-7.フラッシュエラー発生時の対処法」を行って下さい。
Note 2:
*
マークのコードは本機には実装されていない機能です。
1-7. フラッシュエラー発生時の対処法
本機はフラッシュエラー(自己診断コードE:91:01)が発生した場合,高電圧による異常を防止するために自動的にフラッシュ充
電および発光禁止の設定になります。
フラッシュエラー発生後はエラーの解除を行う必要があります。
フラッシュエラーの解除方法
FlashErrorRepairToolVer[].[].exeを使用してFlashErrorを解除してください。
*
*
1-8. EVFの清掃について
このセットは完成状態からEVFを分解し,清掃を行うことができます。
お客様よりゴミ関連の指摘を受けた場合は,下記の方法でVFユニットを外して清掃を行ってください。
清掃する際、ゴミの除去にはとりもちなどを使用してください(推奨治具:J-6082-726-AクリーニングスティックⅡ)
Note 1:分解時に新たなゴミ等が混入しないように,清潔な環境で作業を行ってください。
可能であればクリーンブースを使用してください。
Note 2:エアブローは他のゴミを巻き込むので使用しないでください。
Note 3:クリーニングクロスは拭きムラができるので使用しないでください。
1-8-1.VFユニットASSYの外し方
準備:
針金のような細い棒を加工して,下図のような治具を作る。
約30mm
約5mm
約30mm
約 0.7mm
手順:
1. ファインダーポップアップスイッチを押し下げてEVFをポップアップさせる。
2. VFユニットASSYを引き出す。
1
2
ファインダー
ポップアップ
スイッチ
穴
3. 治具をVFユニットASSYの穴に入れ,軽く押さえて内部のボスを押し込みながらVFユニットASSYを引き抜く。
Note 1:冶具で本体を傷つけないように注意してください。
VFユニットASSY
Note 2: 図のグリスが塗布されて
いる箇所には触れないよう
注意してください。
グリス
SYSSET
2018/10/1703:17:13(GMT+09:00)