DSC-RX100M3/RX100M3G_L2
1-5
1-1. SY-1036基板交換時の注意
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
AdjustStationからAdjustManualを起動させて「DESTINATIONDATAWRITE」を実行させてください。
リストアデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりデータを取得してください。
データの取得はAdjustStationからAdjustManualを起動させて「RESTOREDATA」を実行させてください。
本機で取得されるデータは下記になります。
・PRODUCTID&USBSERIALNo.INPUT
・Lensdatacarry
・AWBadj
・Lightsensoradj
・Eyesensoradj
・EVFDataInput
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjustStationからAdjustManualを起動し,「PRODUCTID&USBSERIALNo.INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
Note: 新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
MACアドレスの更新
Wi-Fi搭載基板を交換した時,またはメインIC(CPU)が搭載されている基板を交換した場合,ICの固有番号(MACアドレス)を取り
込み直す必要があります。
下記の作業を実施して,ICの固有番号(MACアドレス)を取り込み直してください。
1. 最新版のAdjustManualをダウンロードする。
2. ダウンロードしたAdjustManualをインストールする。
3. AdjustManualを起動し,ADJUSTタブにある「WirelessLANcheck」を実施する。
4. セット本体を下記のように操作し,設定リセットを行う。
MENU→ →[ネットワーク設定リセット]→[確認]→中央の●で決定
5. セット本体を下記のように操作し,MACアドレスを表示する。
MENU→ →[MACアドレス表示]→中央の●で決定
6. MACアドレスの表示が更新されていることを確認する。
対象となる部品
・ SY-1036BOARD,COMPLETE(SERVICE)
Note: Adjustmanual内のDATAタブにある,ADJUSTMENTDATABACKUPにある機能,LOADANDWRITEは,セットの全てのデータを上書きします。
そのため,上記の操作で更新したMACアドレスも上書きされてしまいます。
上記の操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyerofWLANReset(FlyerofWLANReset9834752[][].pdf)をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却し
てください。
– JAPANESE –
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサ(SE7701)の感度表示を書き留めてください。
AdjustStationからAdjustManualを起動させて「AngularvelocitysensorsensitivityADJ」を実行させてください。
Type A:
Type B:
P Y
P Y
ᵮᵘᴾ
ᵮᵧᵲᵡᵦᴾࡇᘙᅆ
ᵷᵘᴾ
ᵷᵟᵵᴾࡇᘙᅆ
SY-1036 BOARD (SIDE A)
SE7701
Note:SY-1036基板のSE7701感度表示は補修用基板にしか記載されておりません。
1-2. レンズ交換時の注意
レンズを交換する際は補修用レンズのQRコードを読み取ってください。
QRコードの読み取りは,Adjustmanualを起動してQRコードリーダーボタンより実行
してください。
読み取ったデータは以下の工程において使用します。
・イメージャ基板取り付け時のあおり板の選択
・交換終了後の調整時
1-2-1.イメージャ基板取り付け時のあおり板の選択
1. QRコードリーダー画面にて読み込みを実行する。
2. 組み込むあおり板の厚みが表示される。
3. 画面の指示に合わせてあおり板を選択し,イメージャ基板を取り付ける。
1-2-2.交換終了後の調整時
AdjustmanualのADJUSTタブにある,「Lensdatacarry」よりLOADを実施してください。
QRコード
SYSSET
2018/10/1703:17:13(GMT+09:00)