DSC-RX100M3/RX100M3G_L2
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– JAPANESE –
1-3. イメージャ基板(CD-847フレキシブル基板)の取り外し/取り付け時の注意
CD-847フレキシブル基板(イメージャ)は,レンズに取り付ける際,あおり板によりあおり調整されています。
CD-847フレキシブル基板を取り外すときは,下記の事に注意して作業してください。
(1) レンズを交換しない作業の場合
例:分解清掃する場合,CD-847フレキシブル基板(イメージャ)を交換する場合など。
・ 組み込まれているあおり板(3箇所)のサイズを確認/記録し,失くさないように保管する。
・ 組立時には,あおり板を必ず元通りの位置に取り付ける。
サイズ
0.xx
注意
あおり板を紛失しないように注意してください。
あおり板を紛失してしまったり,あおり板の元の位置がわからなくなってしまったときには実写して片ボケがないことの確認を繰り返し,
適切なあおり板を選択する必要があります。
(2) レンズを交換する作業の場合
“1-2.レンズ交換時の注意”を参照し,あおり板を選択してから新しいレンズに取り付ける。
1-4. EVF表示素子(LCD902)またはSY-1036基板交換時の注意
本機ではEVF表示素子(LCD902)ごとの調整値がSY基板に書き込まれています。
このためLCD902またはSY基板を交換した場合には調整値の書き込みを行ってください。
ホワイトバランスの値
輝度の値
2565687041A
補修用EVF表示素子(LCD902)に貼られているラベルの例
Note: ラベルがイラストのような記載であった場合,下記のように読み取ってください。
輝度の値:256
ホワイトバランスの値:874
LCD902交換時
1. 補修用EVF素子(LCD902)のラベルに印字されている調整値を確認し,控えておく。
2. 交換作業が完了したらAdjustmanualを使用し,ADJUSTタブにある「EVFDataInput」を実行する。
SY基板交換時(調整値を読み取り可能な場合)
1. 修理前のセットが起動し,Adjustmanualを使用し調整値を読み取ることが可能な場合は,DATAタブにある「ADJUSTMENT
DATABACKUP」を実行する。
2. 補修用SY基板に交換した後,抽出したデータをAdjustmanualのDATAタブにある「ADJUSTMENTDATABACKUP」を実行してセッ
トに書き込む。
SY基板交換時(調整値を読み取り不可能な場合)
サービスHQへお問い合わせください。
SYSSET
2018/10/1703:17:13(GMT+09:00)