©2021 Cascade Designs, Inc. #34-284
カバーの
クリー ニング
および消毒手順
クッション の
クリー ニング 手 順
クッション の
消毒手順
クリーニングと消 毒
警告:シーティングシステムの消毒には、四級アンモニウム系、塩素系、過酸化水素系の消毒剤などは使用しないでください。
これらの製品はシーティングシステムを損傷する恐れがあります。
消毒剤は、フォームや木材などの多孔質面には効果がありません。必要に応じて、手で濡れた布を使って清掃することができ
ます。フォーム、カバー類は効果的に消毒することはできません。他者が使用することはできません。
VARILITE は、濃度 70% 以上のイソプロピルアルコールで消毒することを推奨します。
カバーのクリーニングと消毒手順:
本書に記載の洗濯記号と取扱・お手入れタグを参照してください。
クッションのクリーニングと消毒手順:
1. 温水で目に見える汚れがすべてクッションから除去されるまで手洗いします。必要に応じて食器洗い用の中性洗剤を
使用します。必要に応じてこれを繰り返します。
2. クッションから洗剤が完全になくなるまで十分にすすぎます。
3. クッションを 30 分以上乾燥させます。
4. クッション全体がしっとりするまで、濃度 70% 以上のイソプロピルアルコール (IPA) を噴霧します。
5. クッションが濃度 70% 以上の IPA でしっとりした状態を 10 分間維持します。
6. 手順 4 と 5 をさらに一度繰り返します。
7. クッションを完全に乾燥させてから、通常の使用を始めてください。
調節可能シーティングシステム
取扱説明書
JA
Meridian クッションの手順
1. 何も載せない状態で、クッションの骨盤チャンバーおよび太ももチャンバーの両方をそれぞれのエアバルブを開いて膨らませ
ます。それぞれのチャンバーが完全に膨らんだら、両方のエアバルブを閉めます。
2. 完全に膨らんだクッションの上に使用者を座らせ、グレーのバルブを開いて骨盤チャンバーから空気を放出します。
使用者が約 13 mm のエアー・フォーム上に座っている状態でバルブを閉じます。骨盤チャンバーを最初に設定することで、
骨盤の最大の沈み込み量と最適な圧力分散を実現できます。
3. 骨盤が適切に沈み込んだら、黒いバルブを開いて太ももチャンバーから空気を放出します。太ももの負荷が適切となったら
バルブを閉じます。独立した太ももチャンバーによって、太ももの負荷に対する最適な設定が実現します。太ももに対する負荷
を増加することは、圧力への耐性が低い IT (座骨結節) からの圧力を軽減することになります。
ProForm NX の手順
このガイドラインは、ProForm NX 製品に関する推奨されるツールや改造手法の情報をシーティング/モビリティ専門家に伝えるた
めに提供されています。
ProForm は、シーティング専門家の指示に従い、特定の成果を得るために目標とする姿勢位置に従って調整する必要があります。
姿勢位置を調節する場合、座骨結節と座席面間のエア・フォームが最低 1.3~2.5 cm あることを確認してください。適切なクッション
調節については、必ず臨床医の推奨事項に従ってください。
部品の改造
1. コントァベースを鋸やナイフ、電動ナイフ等で改造します。
2. 切断可能ウェッジを鋸やナイフ、電動ナイフ等でカットします。
3. 切断可能太ももクッションを鋸やナイフ、電動ナイフ等でカットします。下部にあるマーキングラインを寸法の参考に使用して
ください。
鋸歯や電動ナイフ等でカットする際は、注意深く行ってください。
カバー掛け
4. フック面を半分に折り曲げ、両側にフックが露出するようにします。
5. フック面をクッションの改造した側の前面、下端のループに止めます。
6. カバーをしっかりと引っ張り、裏を返して適切なループにフックを取り付けます。
1 2 3
4 5 6
骨 盤 チャン バ ー
太ももチャン バ ー
太もも
チャン バ ー
バルブ(黒)
骨 盤 チャン バ ー
バルブ(グレー)
各チャンバーの沈み込み量は、
2 方向のエアバルブで調節
します。
カバー
エアフォー ム
フ ロ テ ー ション
クッション
切断可能
太もも
クッション
コントァベ ー ス
切断可能
ウェッジ