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リア・パネル
1. POWEROUTPUT ジャック
必要に応じて拡張用、あるいは外部スピーカーを
接続する端子です。
EXTENSIONSP:ここに接続したスピーカーは
内蔵スピーカーと並列に接続されます。内蔵ス
ピーカーのインピーダンスは16Ωの構成なので、
接続するスピーカー・キャビネットも 16Ω のも
のをお使いください。
EXTERNALSP:この端子にプラグを接続する
と内蔵スピーカーへの信号が切断され内蔵ス
ピーカーからは音が出なくなります。次に説明す
るインピーダンス・セレクト・スイッチで選んだ
8Ω あるいは 16Ω のスピーカー・システムを接
続することができます。
ヘッドアンプの場合
LOUDSPEAKER:2つの LOUDSPEAKER 端子
は並列接続になります。16Ω のキャビネットの
場合、1 台または 2 台を接続できます。8Ω のキャ
ビネットは 1 台だけ接続することができます。こ
のとき、IMPEDANCESELECT スイッチの設定
を正しく行ってください。
注意 : 本機を正しく使用するために、下記の事項
を守ってご使用いただくことを強くお薦
めします。
a) EXTENSIONSP 端子には必ず 16Ω のイ
ンピーダンスのスピーカー・キャビネット
をお使いください。( コンボアンプ )
b) ワット数が 30 ワット以下(AC15C1X
/AC15C2/AC15C1/AC15CHは15ワッ
ト以下)のスピーカー・キャビネットは使
用しないでください。この警告を無視した
場合、スピーカーが破損する可能性があり
ます。
c) スピーカー・キャビネットとの接続には、
常に質の良いスピーカー・ケーブルをご使
用ください。ギター(シールド)ケーブル
は決して使用しないでください。
d) ケーブルを接続するときは必ず電源をオ
フの状態で行ってください。電源をオンの
ままケーブルを抜き差しするとアンプが
壊れる原因となります。
注意 : アンプに使用するスピーカー以外のケー
ブルは、高品質でしっかりシールドされた
ものをご使用ください。ケーブルの長さは
10 メートル以内のものを使用してくださ
い。また、スピーカーの接続にはシールド
線ではない、スピーカー専用のケーブルを
ご使用ください。
2. IMPEDANCESELECT
スイッチ
16Ohms:以下のいずれかの使用方法が可能で
す。
コンボアンプの場合
1)内蔵スピーカーのみを鳴らす。
2)EXTERNAL SP 端子に 16Ω のスピーカー
を接続する。
ヘッドアンプの場合
1) LOUDSPEAKER 端子に 16Ω のスピーカー
を接続する。
8Ohms:次のいずれかの構成でご使用ください。
コンボアンプの場合
1)EXTENSIONSP 端子に 16Ω のスピーカー
を接続する。内蔵スピーカーと並列に接続される
ためトータルで 8Ω になります。
2)EXTERNALSP 端子に 8Ω のスピーカーを
接続する。
ヘッドアンプの場合
1)16Ω スピーカー 2 台を接続する。
2)LOUDSPEAKER 端子に 8Ω スピーカー 1 台
を接続する。
3. EFFECTLOOP ジャック
(AC30C2X/AC30C2/AC30CH)
エフェクターをアンプの信号の途中に接続する
ための端子です。たとえばディレイ・マシンはエ
フェクト・ループに接続することによってプリア
ンプで作られた音色を保持して効果をかけるこ
とができます。EFFECTLOOP の SEND 端子か
ら出力される信号のレベルはペダル・エフェク
ターに合わせて -10dB 基準になっています。
BYPASSON/OFF:エフェクト・ループはトゥ
ルー・バイパスが可能です。このスイッチを OFF
にした場合、信号は一切エフェクト・ループを通
りません。
RETURN: エフェクト・ループの入力端子です。
エフェクターの出力に接続します。
SEND: エフェクト・ループの出力端子です。エ
フェクターの入力へ接続します。
注意 : エフェクト・ループの接続にはシールド線
をご使用ください。スピーカー・ケーブル
とは別のものです。
(AC30C2X/AC30C2/AC30CH
のみ
)
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