アップデート情報 131
表 1-6. System Security(システムセキュリティ)画面の新しいオプション
オプション 説明
TPM Security
(デフォルトは Off)
システムの Trusted Platform Module(TPM)(信頼
済みプラットフォームモジュール)のレポートを設
定します。
Off(オフ)(デフォルト)に設定すると、TPM の存
在が OS に報告されません。
On with Pre-boot Measurements(起動前測定あ
りでオン)に設定すると、TPM が OS に報告され、
POST 中に起動前測定(TCG 規格準拠)が TPM に保
存されます。
On without Pre-boot Measurements(起動前測
定なしでオン)に設定すると、TPM が OS に報告
され、起動前測定は省略されます。
TPM Activation
TPM の動作状態を変更します。
Activate(有効にする)に設定すると、TPM はデ
フォルト設定で有効になり、アクティブになります。
Deactivate(無効にする)に設定すると、
TPM は無効になり、非アクティブになります。
No Change(変更なし)状態の場合、処理は何も実
行されません。TPM の動作状態は不変です(TPM の
すべてのユーザー設定が保存されます)。
メモ: TPM Security(TPM セキュリティ)が Off
(オフ)に設定されている場合、このフィールドは読
み取り専用です。
TPM Clear
(デフォルトは No)
注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべて
の暗号化キーが失われます。このオプション
を選択すると OS からの起動ができなくなり、
暗号化キーが復元できない場合はデータが失わ
れます。このオプションを有効にする前に必ず
TPM キーをバックアップしてください。
Yes(はい)に設定すると、TPM の内容がすべてク
リアされます。
メモ: TPM Security(TPM セキュリティ)が Off
(オフ)に設定されている場合、このフィールドは読
み取り専用です。