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2.2ピックアップセレクター
Z-TONEBufferBoostは、ギター入力に対しての妥協はありません。エレキギターのパッシブピックアップ(Passive)とプリアンプを装備したア
クティブピックアップ(Active)入力に対する最適な入力回路もそれぞれ独立して用意され、切り替えることが可能です。パッシブピックアップ
のエレキギターは、アクティブピックアップよりも高出力インピーダンスで、PASSIVEモードはその名の通り、パッシブピックアップ出力に最適
化されています。ACTIVEモードは、プリアンプ(電池駆動する)出力を持ったエレキギターに最適化したモードです。
パッシブとアクティブ、どちらが素晴らしいということではなく、それぞれの魅力と特徴があり、この2つのモード切り替えもそれに習います。従
いまして、設定は必ずしも、ピックアップの仕様に合わせるのではなく、実際に耳にして頂き、音楽的に適した方をお選び下さい。
また、ギターの出力が大き過ぎて、PASSIVEモードでは許容できない場合やエレキベースを繋ぐ場合は、ACTIVEモードの設定をお試し下さい。
2.3Z-TONE™(バリアブルインピーダンス設定)
全てのパッシブピックアップ(シングルコイル、ハムバッカー、タップなど...)は、そのロードインピーダンスによって、音色の性質やキャラク
ターが決定付けられます。つまり、これまでの多くのDIやギター専用以外の機器の楽器入力が単に高出力インピーダンスを受けられる仕様
なだけで、ギターをアンプに繋いだ際と同様の音色が得られないことがあります。この問題を解消する為、ギターのライン入力からより音楽
的な音色を得る為、入力インピーダンスに可変コントロールを設けました。フロントパネルのZ-TONE™コントロールは、楽器入力のインピー
ダンスを接続楽器に合わせて設定することで、その音色をよりクリエイティブに整えることが可能です。