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3. カオス・エフェクトの使い方
カオス・エフェクトのオン、オフ
カオス・エフェクトをかけるデッキを選択する
エフェクトをかけたいデッキの Fx ボタンを押して点灯さ
せ、エフェクトをオンにします。両方のデッキのエフェクト
をオンにすると、A デッキと B デッキのミックス後のマス
ター出力にエフェクトがかかります。また、両方をオフに
すると、エフェクトのかかっていない音声を出力します。
エフェクト・プログラムを選択する
プログラム / バリュー・ノブを回して、使用するエフェクト・
プログラムを選択します。
TIP
エフェクト・プログラムについては、プログラム・リスト
を参照してください。
タッチ・パッドを使ってエフェクトをかける
指でこすったり、タップ(軽く叩く)して演奏します。
堅いものやとがったものを使用しないでください。ま
た指先以外のものや手袋をしたままでは操作できな
いことがあります。
1. タッチ・パッドに触れるとエフェクトがかかります。
2. タッチ・パッドから指を離すとエフェクトの効果が無くな
ります。
TIP
Hold ボタンを押してオンにすると、指を離す直前の
エフェクトの効果が保持されます。
エフェクトのかかり具合を調整する
Shift ボタンを押しながらタッチ・パッドに触れ、指を左右
に動かすと、エフェクトのかかり具合(FXDEPTH)を調
整できます。
BPM(テンポ)を設定する
ディレイなどのプログラムで使用されるテンポを設定しま
す。
1. Tap ボタンを押して、BPM を表示します。
2. プログラム / バリュー・ノブで値を変更することができま
す。
タップ・テンポ
Tap ボタンを押してディスプレイに BPM を表示した状態
で Tap ボタンを数回叩くと、叩いた間隔で BPM 値が設
定されます。
オート BPM
Fx ボタンを押してデッキを選択し、音声が入力されてい
る状態で Tap ボタンを長押しすると、曲のビートを自動
検出し、BPM 値を設定することができます。
オート BPM を終了するときは、再度、Tap ボタンを長押
しします。終了した時点の BPM 値に設定されます。
TIP
BPM が検出できないときは、Tap ボタンを数回曲
のビートに合わせて押すと、そのビートをガイドとし
て BPM を自動検出します。オート BPM の特性上、
正しい BPM 値の 1/2 や 2/3 といった値や、細かな
揺れが起こってしまうため、Tap ボタンを使って補助
を行うことができます。
TIP
ビート感がはっきりしない音楽の場合は、BPM 値を
検出できません。検出可能なBPMは 80 ~160です。
TIP
音声入力が無いときなど BPM 検出ができない場合、
オート BPM 機能が終了しないままプログラム選択画
面に戻ります。再度、BPM 表示を行いたい場合は、
Tap ボタンを押してください。
スケール(音階)を設定する
タッチ・パッドに割りあてるスケール(音階)を設定します。
TIP
効果の有無はプログラムによります。オペレーション・
ガイドを参照してください。
1. Shift ボタンを押しながら Hold ボタンを押すと、現在
設定しているスケールの略称名がディスプレイに表示
されます。
2. プログラム / バリュー・ノブを回して、スケールを変え
ます。
3. 変更後、一定時間経過するとプログラム表示に戻りま
す。
TIP
Shift ボタンを押すことで、すぐにプログラム表示に
戻ることができます。
キー(主音)を設定する
スケールの基準となる音の高さを設定します。
TIP
効果の有無はプログラムによります。
1. Shift ボタンを押しながら Tap ボタンを押すと、現在
設定されているキーがディスプレイに表示されます。
2. プログラム / バリュー・ノブを回して、キーを変えます。
3. 変更後、一定時間経過するとプログラム表示に戻りま
す。
TIP
Shift ボタンを押すことで、すぐにプログラム表示に
戻ることができます。
設定によっては、発音しなかったり、ノイズが出る場
合があります。