21
Axiom
シリーズ・ユーザーガイド
日本語
日本語
3.5.4
プレッシャ・コントロール
パッドのプレッシャ・コントロールを使用すると、
Axiom
で別のタイプの演奏オプションが得られます。
DAW
のパラメータはエンコーダや
スライダでは不可能な方法でコントロールすることができます。プレッシャ・パッドにより大変に興味深いエフェクトを作ることもできます。
前項の説明の通り、各パッドにはそれぞれ
MIDI
コントロール番号を割当てることができます。コントローラには最小値と最大値を割当てる
こともできます。パッドにより大きな圧力を加えると、特定した最大値に達するまで送信するコントローラの値は増加します。パッドから指
を離すと、パッドは特定した最小値に戻ります。
プレッシャ・パッドにコントローラと最小値
/
最大値を設定する:
49
鍵盤または
61
鍵盤モデル:
<
第
2
章の解説に従い、パッドを選択します。
<
Ctrl Assign
ボタンを押します。
<
LCD
ディスプレイにはパッドに割当てられている
MIDI CC
が点滅します。
<
付録
C
からパッドが送出するコントロール番号を入力します。
<
範囲の最小値を特定するには、
Data 2
ボタンを押し、最小値を入力します。
<
範囲の最大値を特定するには、
Data 3
ボタンを押し、最大値を入力します。
25
鍵盤モデル:
<
第
2
章の解説に従い、パッドを選択します。
<
Advanced
ボタンを押します。
<
Ctrl Assign
キーを押します。
<
LCD
ディスプレイにはパッドに割当てられている
MIDI CC
が点滅します。
<
数値キーを使用して付録
C
からパッドが送出するコントロール番号を入力します。
Enter
キーを押して確認します。
<
範囲の最小値を特定するには、
Advanced
ボタンに続いて
Data 2
ボタンを押し、最小値を入力します。
Enter
キーを押して
確認します。
<
範囲の最大値を特定するには、
Advanced
ボタンに続いて
Data 3
ボタンを押し、最大値を入力します。
Enter
キーを押して
確認します。
3.5.5
パッド・カーブ
パッド・カーブ設定は、パッド
8
系統のレスポンス・カーブを設定するために使用します。それぞれのパッドのレスポンス・カーブを設定するこ
とはできません。
ベロシティ・レスポンスは
9
種類、固定カーブは
3
種類が用意されています。
パッドのベロシティ・カーブを変更する:
49
鍵盤または
61
鍵盤モデル:
<
Bank LSB
と
Bank MSB
ボタンを同時に押し、パッド・カーブ設定にアクセスします。
<
LCD
ディスプレイには現在選択されているパッド・カーブが表示されます。カーブが選択されていればカーブ番号の後ろに
C
が付き、固定ベロシティが選択されていれは
F
が付きます。
<
数値キーパッドを使用してカーブ番号を新たに入力するか、
-/+
ボタンでカーブ番号を選択します。
25
鍵盤モデル:
<
Advanced
ボタンを押します。
<
Curve
キーを二度押します。
<
LCD
ディスプレイの
2
桁表示部分に
Pd
と表示され、
3
桁表示部分には現在選択されているベロシティ・カーブが表示されま
す。カーブが選択されていれば現在のカーブ番号の後に
C
が付き、固定ベロシティが選択されていれば
F
が付きます。
<
数値キーを使用してカーブ番号を新たに入力するか、
-/+
ボタンでカーブ番号を選択します。
<
Enter
キーを押してパッド・カーブ設定を確認します。
*
パッドを押さえる度に固定ベロシティを送信することもできます。ドラム・パートやシンプルなシンセサイザーのトラックを作成する時に便
利です。固定ベロシティは以下の通り、パッド・カーブを選択するには
10
から
12
に割当てます。
カーブ 固定ベロシティ値
10 64
11 100
12 127