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乗り方
• Razor Hovertrax Prizma充電器のみを使用してください。
モデル
電圧(公称)直流V 容量(公称)Ah
充電温度範囲 運転温度範囲
Hovertrax Prizma 25.2 2.4
0˚ ~ 40˚C
32˚ ~ 104˚F
-10˚ ~ 40˚C
14˚ ~ 104˚F
走行の原理
Hovertrax Prizmaはライダーの足の動きに反応します。この点を忘れないようにしてください。Hovertrax Prizmaは、ライダーが片足
(または両足)でフットプラットフォームを前後に傾けて走行します。
ライダーが足で地面に対してHovertrax Prizmaのフットプラットフォームを傾けて、動作、速度、停止を制御します。
電源を入れると、Hovertrax Prizmaのジャイロ機械式バランシング機能が作動し、地面に対してフットプラットフォームを水平にしよう
とします。フットプラットフォームへに乗ったライダーが前方あるいは後方へ足で力を加えると、Hovertrax Prizmaが「水平度」の変化
を検知します。水平度の変化をHovertrax Prizmaが検知し、走行を開始します。Hovertrax Prizmaは、前方への傾きを水平にしよう
として加速し、後方への傾きを水平にしようとして減速します。
注 記:Hovertrax Prizmaの電源
を入れ
たら、持ち上げて地面から離さ
ないでください。持ち上げたまま
Hovertrax Prizmaの電源を入れな
いでください。
走行と方向転換:
ライダ ー は Hovertrax Prizmaのフットプラットフォームの上に、体重を左右の足に均等にかけ、前後が水平になるように立ってく
ださい。
• 両足のつま先でフットプラットフォームを押すと、Hovertrax Prizmaが前進します。
• 両足のかかとでフットプラットフォームを押すと、Hovertrax Prizmaが後退します。
• 旋回する場合、旋回するのと反対方向の足でフットプラットフォーム前方をより強く押します。
• スピンする場合、ライダーは片足でフットプラットフォームの前端を押し、同時にもう一方の足でフットプラットフォー
ムの後端を押します。
加速と停 止:
• 速度を上げるにはフットプラットフォームの角度を「大きく」し、下げるするには「小さく」します。
• 速度を落としたり停止する際、走行する方向と逆の端を押すと、停止してすぐに反対方向に進むこともあります。
このようなことが、何故起こるのでしょうか?基本的にフットプラットフォームが水平な時、Hovertrax Prizmaは「静止」し、ジャイ
ロ機械式バランシング機能が「水平度」を検知します。この機能で逆の端を押している足の動きを検知するので、フットプラットフ
ォームが「水平」を行き過ぎてしまって、反対方向の走行を開始します。
その結果このようなことが起こるのです。このように機能するわけです。ライダーの足の動きを察知し、それに応じて走行したり
するわけです。
この原理を理解することが大切です。Hovertrax Prizmaに乗るにあたっての注意事項を、いくつか以下に示します。
跳 び 上 がったり跳 び下りたりしな いこと。片足(または両足)を離し、再びHovertrax Prizmaに足を乗せる場合、フットプラットフ
ォームが「水平」に対していくらかでも角度が異なると急に動くので、ライダーはバランスが崩す可能性があります。
体重の移動だけなら問題はありません:体重を移動させるだけて、走行をコントロールできるとは思わないでください。ついでに
言えば、体重を移動させないようにしても「安定」にはつながりません。ライダーが体重を移動させると、フットプラットフォームを
足で押す力が増減し、これがフットプラットフォームを動かし、これによつてHovertrax Prizmaが動き出すわけです。その反面、
足の位置を変えたり足の角度を変えずに体重を移動させても、フットプラットフォームは水平なままならば、Hovertrax Prizma
は何の反応もしません。
乗り方のコツ:Hovertrax Prizmaに
乗ったライダーが「身を乗り出」して
も、足の位置に応じてフットプラット
フォームの位置が変化するだけです。
ライダーが足首を90°に 維 持してい
れば、身を乗り出すとそれ に 応じて傾
きます。身を乗り出すと体重を大きく
移動させることになり、ライダーが姿
勢を戻そうとするとバランスを崩す
お そ れ が高まります。
定期的な再校正の推奨:
Hovertrax Prizmaセルフバランシング機能を校正して、水平な「静止位置」を検知して機能するようにします。長く使用している
うち、「水平」状態を確認するため再校正が必要となります。校正が不適切な状態が続くと、意図とは異なる指示がモーターに出
され、思いがけない動きをするおそれがあります。
製品の校正:
• 電源をOFFにします。
• 地面に対して水平になるように、手でプラットフォームを調節します。
• 電源を入れたら、ビープ音がして点滅するまで、そのままの状態にしてください(約15~20秒 )。
• 電源を再びOFFにします。
• 校正の完了。
校正を終えると、電源を切った時のプラットフォームの角度に関係なく、再び電源を入れた時にプラットフォームが自動的にバラ
ンスを取り、校正した位置に戻ります。
JA
リチウムイオンバッテリーパックを同 梱しています。
バッテリーはリサイクルしてください 。
UL 2271に準拠