警告
CWR-1/CWR-Fシールドの取り外し、取り付け方
■シールドおよびQR-E シールドベースの取り扱い上
のご注意
1. シールドの汚れや傷は走行中の視界の妨げとなり、大変危険
です。CWR-1/CWR-Fシールドが汚れたり傷が付 い たりし
たら、直ちに使用を中止し、取り外して洗浄するか、交換して
ください 。
2. CWR-1/CWR-Fシールドは、水で薄めた中性洗剤で洗い、
真水でよくすすいでから柔らかい布でふき取り、乾かしてく
ださい。40℃を超える湯・塩水・酸性またはアルカリ性の洗
剤・ベンジン・シンナー・ガソリン・その他の有機溶剤・ガラス
クリーナー等、有機溶剤を含むクリーナー類は使用しない
でください。これらが付着すると、シールドが変質し、安全性
に支障をきたす可能性があります。
3. シールドが曇った状態で走行しないでください。視界が妨げ
られ大変危険です。CWR-1/CWR-Fシールドが曇った場
合、シールドを開けてヘルメット内をよく換気し、シールドの
曇りを取り除いてください。また、防曇シート(CWR-1用、
CWR-F用 、オ プ シ ョ ン )の使用も、シールドの曇り防止に効
果的です。
4.
防曇シート(CWR-1用、CWR-F用 、オ プ シ ョ ン )をご使用の場合
は、必ずSHOEI純正品のSHOEI DRYLENSまたは
PINLOCK
®
EVO lensをご使用ください。取り扱い方法につい
ては、防曇シートに同梱されている取扱説明書をご覧ください。
5. QR-E シールドベースをクリーニングしたり、あるいはQR-E
シールドベースを交換した場合、シールドを閉めてシールドと
窓ゴムの密着を確認してください。隙間がある場合、風の巻き
込みや風切り音の原因となるため、シールドが窓ゴムに密着
するようQR-Eシールドベースの位置を調整してください。
6. スクリューの締め付けなどを行う際は、ビットサイズ
「No.2」のプラスドライバーを垂直に当て、ていねいに回し
てください。サイズの合わないドライバーや電動ドライバー
を使用したり、スクリューをななめに締め付けたりすると、
ネジ頭を破損する場合がありますので、十分注意して回し
てください。スクリューを交換する場合は、必ず純正部品
(アルミニウム製)をご使用ください。スクリューを強く締め
すぎると、スクリューが破損する場合がありますのでご注意
ください。(推奨締め付けトルク:80cN・m/約8kgf・cm)
7.シールドの視界に入る位置に、ステッカーや粘着テープを貼
らな いでくだ さい 。
■❼まで調整しても、隙間がなくならない 場合
❽ 再 度 シ ー ルド を 外
し、❼ と同じ要 領
で左側のQR-Eシ
ー ルド ベ ー ス の 位
置を調整してくだ
さい。そして再度
シ ー ルド を 取 り 付
け、隙間を確認し
ます。
❷シェル側の下部スクリュー孔を、QR-Eシ ー ルド ベ ー ス 下部の
孔の上下左右の中心に合わせ、ス クリュー を 締 め 付 けま す 。
❸次に、シェル側の上部スクリュー孔を、QR-E シ ー ルド ベ ー ス
上部の孔の左右の中心に合わせ、スクリュー を 締 め 付 け ま す。
❹反対側のQR-Eシ ー ルド ベ ー ス も同じように 締 め 付けます。
※締め付けの強さや方法は、「シールドおよびQR-E シール
ドベースの取り扱い上のご注意」をご参照ください。
❺ シ ー ルドを 取り付 け ま す 。
❻ 最後に、シールドを数回開閉して、シールドのフック(A)(B)
(C)(上部図4,5参照)すべてが確実にはまっているか確認
してください 。
右側
左側
■
シールド調整ダイヤルで調整して、まだ隙間がある場合
❼シールド調整ダイヤルを左右とも、図の位置にセットし
てください。右側の
QR-Eシールド
ベースの2か所の
ビスを緩めたの
ち、QR-Eシールド
ベースを図の矢印
方 向 に ずらして 位
置 を 調 整 し 、ス ク
リュー を締 め 直し
ます。調整後、シー
ル ド を 取 り 付 け 、隙
間を確認します。
❶ シ ー ルドを 取り外し、左右2カ所ずつ(計4カ所)のスクリュ
ーを取り、既存のQR-E シー ルドベースを外します 。新しい
QR-E シ ー ルド ベ ー ス は 次 の よ うに 取り 付 け ます 。
スクリュー
QR-E
シ ー ルド
ベース
QR-E
シ ー ルド
ベース
スクリュー
右側
左側
左側
QR-E シールドベースの交換とCWR-1/CWR-Fシ ー ルド の調整方法
本取扱説明書中で表記される「右」、「左」は、
ヘルメットをかぶった状態で着用者からみた
「右」、「左」に対応しています。
右 左
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Printed in Japan 20230908
www.shoei.com
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5
6
■ シールドの取り付け方
1. シールドを全開状態の位置に合わせ、フック(C)を差し込みます(図4)。
2. シールドの矢印付近(図5)を上からカチッとロックされるまで押し、フック(A)(B)をしっかりと
図の位置にはめ込みます(図6)。
3.
シールドを数回開閉して、シールドのフック(A)(B)(C)すべてが確実にはまっているか確認してください。
4. 反対側も同じ要領で取り付けます。
■ シールドの取り外し方
1. シールドを全開の状態にします(図1)。
2. トリガーを下に引きながら、シールドを手前に持ち上げフック(A)(B)を外したのち(図2)、
フック(C)を矢印方向に外してシールドを取ります(図3)。
3. 反対側も同じ要領で取り外します 。
フックやギアがQR-E シ ー ルド ベ ースに 正しく
装着されていないと、走行中にシールドが外
れ 、思 わ ぬ 事 故 を 引き起こす可能性がありま
す 。取 り 付 け 後 は 、シ ー ル ド の 開 閉 操作を数回
繰 り 返 し 、フ ッ ク や ギ ア が 確 実 に は ま っ て い
るか 確 認し てくだ さい
(図6)。ま た 、シ ー ル ド
を完全に下ろした状態
で 、シ ー ル ド ノ ブ が フ ッ
クに掛かるか確認して
ください 。
シールドまたはQR-Eシ ー ルド ベ ー ス を 交 換し た 際 、シ ー ルド が 窓 ゴ
ムに接触していない、または、閉まらない場合には、以下の方法で
QR-E シールドベースを調整してください。
チェック ポ イントA
シールド上側の内側が窓ゴム
と接していること。
チェック ポ イントB
シ ー ルド 下 側 の フ チ 部 が 窓 ゴ
ムリップと接していること。
図のようにQR-E シールドベースのダイヤルを回すことで、QR-E シー
ルドベースを前後に微調整することができ、シールドと窓ゴムとの間
隔を詰めることができます。ダイヤルはマイナスドライバーで1段ずつ
回し、図のように0〜4に回すに従い左右4段階で隙間が詰まります。
※
ダイヤルは0〜4の位置以外に回さないでください。
※調整がきつすぎた状態のままにすると、窓ゴムが劣化することがあり
ます。シールドの隙間の状態を見ながら調整してください。
チェック ポ イント B
チェック ポ イント A
ここが
下部窓ゴムに
接触するように
調整
ここが上部窓ゴムに
接触するように調整
窓ゴム
リップ
シールド
断面
上部窓ゴム
断面
下部窓ゴム
断面
シールド調整ダイヤル
左側 右側
シ ー ルド
トリガ ー
フック(B)
フック(C)
フック(C)
フック(A)
フック(B)
フック(A)
QR-E シールドベースの交換
CWR-1/CWR-Fシ ー ルド の 調整方法
❷
❸
シ ー ルドが
窓ゴムに
密着する
ように調 整
■QR-Eシールドベースの位置調整後、シールドを完全
に下ろした状態で、シールドノブがフックに掛かるか
確認してください。QR-Eシールドベースの取り付け
位置が極端に後方になると、シールドノブがフックに
掛からなくなる場合があります。(また、シールド開閉
の際にシールドがシェルと干 渉し、シェルに傷が付く
恐れがありますのでご注意ください。)
ギア
0
1
2
3
4
0
1
2
3
4
シ ー ルドノブ
フック
スクリュー
スクリュー
シ ー ルド 調 整 ダ イヤ ル シ ー ルド 調 整 ダ イヤ ル
※図はCWR-1シールドです。
※図はCWR-1シールドです。
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