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Ja おもな特長
本製品は回路の中心部にNutubeを用いて設計されており、真空管アンプにみられるような
レスポンスと高調波歪みが得られます。ペダルを使用する用途に応じて、3つの出力モードを
切り換えることができます。
独自のデザインにより、これらのペダルはさまざまな用途に使用できます。9Vの電源電圧を
15Vに昇圧し、すべてのアナログ回路を駆動させています。これによって十分なゲインとヘッ
ド ル ー ム が 確 保され 、よりダイナミックな サウンド が 得られ ま す。
MYSTIC EDGE( ミ ス テ ィ ッ ク・エ ッ ジ )
:VOXAC30のアイコニックな調和のとれた豊かなディス
ト ー ション・サ ウ ンド と 、特 有 な チ ャ イ ム・サ ウ ンド を 再 現 し て い ま す 。
COPPERHEAD DRIVE(カ パ ー ヘ ッ ド ・ド ラ イ ブ )
: 英国のパワフルなバルブ・アンプのような歪
みを生 み出します。
CUTTING EDGE(カ ッ ティン グ・エ ッ ジ )
:壮大なアメリカン・ハイゲインのチューブ・アンプのよ
うな歪みを生み出します。
SILK DRIVE(シ ル ク・ド ラ イ ブ )
:ブティック・チューブ・アンプを思わせる、滑らかで自然なオー
バ ードライブ を 生 み 出しま す。
各部の名称と機能
1. IN (INPUT)端子: ギターのケーブルを接続します。この端子は電源スイッチをかねていま
す。本機を使用しないときはインプット端 子からケーブルを抜いてください。
2. OUT (OUTPUT)端子
:ギター・アンプ、エフェクター、ミキサー等を接続します。
3. EFFECTスイッチ: EFFEC Tスイッチを押して、エフェクト音(インジケーターが点灯)と バ イ パ
ス 音( イ ン ジ ケ ー タ ー が 消 灯 )を 切 り 替 え ま す 。
4. ディスプ レ イ
: オ シ ロ ス コ ー プ 機 能 を 搭 載 し 、N u t u b e 回 路 を と お っ
た歪み特性が波形で表示されます。DISPLAYOFFモードにすると、
ディスプレイに波形が表示されません。
DISPLAY OFFモードの入り方
:電源オフの状態でMODEスイッチを
STDにします。次にEFFECTスイッチを押しながら電源をオンにしま
す。そしてインジケーター点灯 後にEFFECTスイッチを離します。
DISPLAYOFFモードになり、ディスプレイに“DISPOFF”と表示されます。
このDISPLAYOFFモードは、電源がオフになるまで維持されます。
5. MODEスイッチ:このスイッチで3つの異なる出力モードを選択します。
STD(STANDARD)モ ード: 標 準 的 な スト ン プ・ボ ックス ま た は エ フェク
ト・ペダ ルとして動作します。ギター・アンプ のインプットに接 続するの
に最適です。
PRE(PREAMP)モ ード
:プリアンプ信号を出力に送ります。外部キャビ
ネット・シミュレーターやインパルス・レスポンス(IR)と組み合わせるこ
とができます。ギター・アンプのFXLOOP(RETURN)端子や、ギター用パワー・アンプに接続す
るのに最適です。
CAB(CAB-SIM)モ ード
:独自に設計されたキャビネット・シミュレーター回路をとおります。
これによってキャビネットをマイキングしたような絶妙なサウンドが得られます。ミキサー、
DAWなどのライン機器に接続するのに最適です。
6. LINK端子
:市販の3.5mmミニ・フォーン・ケーブルを使用し、LINK端子を装備したVOXエ
フ ェ クト・ペ ダ ル と接続するための端子です。複数台接続した場合、1つのエフェクターをオ
ンに すると他はバイパスになります(リンク機能)。この機能を使うと、マルチチャンネル・アン
プのチャンネルを切り替えるような操作ができます。
最大接続数は5台です。それ以上は接続しないでください。複数台接続するときは市販
の分岐ケーブルを使用してください(ステレオ・ヘッドホン分岐タイプも使用可)。ただ
し、分岐ケーブルに、ステレオをL、Rに分けるものは使用できません。
接続には抵抗入りのケーブルを使用しないでください。誤作動する場合があります。
7. DC9V端子:別売のコルグKA181 ACアダプターを接続します。本機は消費電流が大きい
ので、ACアダプターでの使用をお勧めします。
8. VOLUMEノブ
:出力する音量を調節します。
9. G A I Nノブ:歪み量を調節します。
10. BASSノブ:低音域の音色を調節します。
11. TREBLEノブ:高音域の音色を調節します。
A.
56
3
2 1
10
A
7
8 9
11
4
インジケーター
MYSTIC EDGE COPPERHEAD DRIVE
SILK DRIVE
MYSTIC EDGE
BRIGHTスイッチ:歪み特性に高周波と倍音を追加します。
TONE CUTノブ:高域のカット量を調節します。TREBLEノブとの相互作用により高域を微調整
できます。
COPPERHEAD DRIVE/SILK DRIVE
BRIGHTスイッチ:歪み特性に高周波と高調波を追加します。
MIDDLEノブ:中音域の音色を調節します。
CUTTING EDGE
TIGHTノブ:ローエンドを調節します。ファットなリズム演奏ではローエンドを抑えたり、パワ
フルなリフではローエンドを強調できます。
MIDDLEノブ
:中音域の音色を調節します。
電池を入れる
1. 本体裏側にある電池カバーを開けます。
2. 電池の極性に注意して電池を入れます。
3. 電 池カバーを 元 のように閉 めます。
電池の残量が少なくなると、ディスプレイに“
LOWBATT”と表示されま
す。早めに新しい電池と交換してください。残量が完全に無くなると、ディ
スプレイが消 灯し、音が出なくなりま す。
電池を入れるときは、電源をオフにした 状態で行ってください。
使えなくなった電池は、すぐに本機から取り出してください。そのま
まにしておくと、故障の原因(電池の液漏れなど)となります。また、
長期間使用しない場合も、電池を外しておいてください。
付属の電池は動作確認用です。このため、電池寿命が短い場合があります。
セ ットアップ
接続する機器の電源をオフにしてください。
1. VOLUMEノブを最小レベルに設定します。
2. INP UT端 子に、ギター等に接 続したケーブルを接 続します。
3. OUTPUT端子に、エフェクト・ペダルやギター・アンプ等に接続したケーブルを接続します。
4. 外部接続機器の電源をオンにします。
5. EFFECTスイッチを押し、VOLUMEノブでOUTPUT端子から出力される音量を調節します。
6. 各ノブやスイッチで音色を調節します。
ACアダプターを 使 用するとき
ACアダプターで電源を供給するときは、別売のコルグKA181ACアダプターをDC9V端子に
接 続してくだ さい 。
他のACアダプターを使用すると、故障の原因となる可能性があります。
おもな仕様
入カインピーダンス: 1 M Ω
出カインピーダンス:1kΩ
接続端子:INPUT端子(6.3mmモノラル・フォーン・ジャック)、OUTPUT端子(6.3mmモノラル・
フォーン・ジャック)、
DC9V端子、LINK端子(3.5mmTSミニ・フォーン・ジャック)
電源: 9 V 形 アルカリ乾電池(6LF22/6LR61)、またはACアダプターKA181(別売)
電池寿命: 約 2時 間( 9 V 形 ア ル カ リ 乾 電 池 、連続使用時。使用状況により変化します)
消費電流
: 95m A( D C 9 V )
外形寸法(W x D x H):
72mm×120mm×55mm(突起物含む)
質量
: 350g(電池含む)
付属品
:取扱説明書、動作確認用9V形アルカリ乾電池×1
ア ク セ サ リ ー( 別 売 ): A C ア ダ プ タ ー K A 1 8 1( 9 V 、
)
※仕様および外観は、改良のため予告なく変更する場合があります。
INPUT
DC 9V
OUTPUT
LINK
LINK
エフェクト・ペダル、
ギター・アンプ、
ミキサーなど ギターまたはベースなど
コルグKA181ACアダプター(別売)
リンク機能対応の
VOXエフェクト・ペダル
3.5mmミニ・フォーン・ケーブル(市販)、
3.5mmミニ・フォーン分岐ケーブル(市販)など
コンセントへ