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リア・パ ネ ル
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1.LoudspeakerOutput端子
拡張キャビネットまたは外部スピーカーキャビ
ネットを接続します。
注: External端子にキャビネットを 接 続 すると、内蔵スピーカー
から音が出なくなります。
・Extension:16Ω配線の内蔵スピーカーと
並列したスピーカー端子です。拡張キャビ
ネットも 16Ωであることが必要です。
・External:この 端 子 に接続 すると、内蔵ス
ピーカーから音は出なくなります。16Ωまた
は8Ωのキャビネットを接続します。[Output
Select]スイッチを必ず正しく設定してくださ
い。
注:(AC30CCHのみ)ヘッドアンプには内蔵スピーカーが
入っていませんが、リア・パ ネ ル の スピー カー端子には、コ
ンボアンプと同じ名称がついています。両 方の端子
(External/Extension)は並列なので、通常通りにキャビ
ネットを 接 続 できます 。16Ωのキャビネット1 台ならどちらか
の端子へ、16Ωのキャビネット2台は両端子へ、8Ωのキャ
ビネット1台ならどちらかの端子に接続します。このとき、
Output(O/P)Selectスイッチでインピーダンス設定を正
しく行ってください 。
2.Output(O/P)Selectスイッチ
コンボアンプの場合
16Ω:
・内蔵スピーカーだけを使う場合はこの設定に
してください。
・インピーダンスが 1 6Ωのキャビネットを Ex-
ternal端子に接続する場合は、この設定にし
てください。
8Ω:
・拡張キャビネットをExtension端子に接続す
る場合はこの設定にしてください。内蔵ス
ピーカーと外部スピーカーを並列して使うこ
とになります。拡張キャビネットのインピーダ
ンスは16Ωであることが必要です。
・インピーダンスが8ΩのキャビネットをExter-
nal端子に接続する場合は、この設定にしてく
ださい。
ヘッドアンプの場合
16Ω:
・16Ωキャビネット1台を使う場合はこの設定
にします。どちらの端子でも使えます。
8Ω:
・16Ωキャビネット2台を使う場合はこの設定
にしてください 。
・8Ωキャビネット1台を使う場合はこの設定に
してください。
3.OutputBiasスイッチ
(出力管の)バイアスの値を設定します。
・82Warm:アンプを約 22ワット/クリーン
(クリッピング前)でド ライブします。初期の4
インプットの AC30と似ています。つまり、
ヘッドルームは多少クリーンでなくなり、比較
的低い音量でも暖かいサウンドになります。
真空管の寿命も長もちします。
・50Hot:アンプを約33ワット/クリーン(ク
リッピ ン グ 前 )でド ラ イブします。スタンダード
の6インプットのAC30と似ています。真空
管の温度は上がりますが、ヘッドルームはもっ
とクリーンになります。
4. Smoothingスイッチ
アンプ内のフィルター・キャパシタ(平滑コンデ
ンサ)の値を変化させます。
・22μfVintage:初期型AC30に使用され
た値で、音色の立ち上がりが非常にナチュラ
ルであるのが特徴です。その反面、弾いたギ
ターの音程によっては「ゴースト・トーン」と呼
ばれる、ギターの音程とは違う音が、小さな音
で発音することがあります。この音が気にな
る場合は、スイッチを44μFにして使用し
てください。
・44μfModern:リイッシュー の AC30およ
びAC30ハンド・ワイヤードで使用されてい
る値です。タイトな音のたち上がりが特徴で、
いわゆる「ゴースト・トーン」はこちらではほと
んど出ません。