Chapter 2: UEFI BIOS設定
2-32
Intel
®
Smart Response Technology
Intel® Smart Response Technology はIntel® Rapid Storage Technology の機能のひとつで、
SSDの領域(最小18.6GB/最大64GB)をHDDのキャッシュとして使い、HDDのパフォーマンスを
向上させる機能です。これによりデータの転送速度や読み込み時間が短縮され、不要なHDDの
回転を減らすことにより消費電力も抑えることができます。
Intel® Smart Response Technology を使用する際は、UEFI BIOSで「SATA Mode Selection」を
[RAID] に設定してください。
Intel
®
Smart Response Technology をインストールする
1. サポートDVDを光学ドライブにセットします。OSの Autorun 機能が有効になっていれば、
ドライバーメニューが自動的に表示されます。
2. ドライバーのタブをクリックし、「
Intel® Rapid Storage Technology」をクリックします。
3. 画面の指示に従い、インストールを完了します。
Intel® Smart Response Technology を使用する
1. 「Intel® Rapid Storage Technology」
コントロールパネルを起動し、「高速」を
クリックします。Intel® Smart Response
Technology 画面の「高速の有効」を
クリックします。
2. a. ストレージシステムを高速化するために使
用するソリッドステートドライブ
(SSD)を選択します。
b. キャッシュメモリーに割り当てるサイズを
選択します。
c. 高速化するハードディスクドライブ
(HDD)またはボリュームを選択します。
d.
拡張モード:SSDとHDDの両方にデータを
書き込む、ライトスルー方式です。
最速モード
:まずSSDにデータを書き込
み、後でHDDにデータを書き出すライト
バック方式です。