33
フットスイッチをアンプヘッドに接 続して、オーバードライブの有効/無効を切り替
えできます。3種類のFenderフットスイッチ(右側に部品番号と共に記載;エコ
ノミーフットスイッチモデルはRumble800ヘッドに付属していま す)、またはほか
のジェネリックシングルボタンラッチ式フットスイッチが使用できます。またタイ
プの異なるFenderフットスイッチは、お住いの地域のFender取り扱い店にてご購
入いただけます。
フットスイッチの使 用中も、フロントパネルの「OVERDRIVE(オーバードライブ)
」ス イッ チ は 機 能 し て い ま す 。 フットスイッチの設 定により、
フロントパネルの通
常のポジション(イン=ON、アウト=OFF)が逆転することがありますので、ご注意
ください。
フロントパネルオーバードライブLEDは常に状態を
正しく
反映します
が、LEDフットスイッチ(右の部品番号0994052000など)のインディケータ
ーライトは、フロントパネルのスイッチの状態により、表示とオーバードライブ設定
が異なる場合があります(例 LEDがオフだがオーバードライブはオン、という具
合に)。L E D フットスイッチを使 用する場合は、フロントパネルの「OVERDRIVE」
スイッチの位置をアウト側にすることで、LEDフットスイッチのLED表示の正確性
を保つことができます。
エコノミーフットスイッチ(付属、部品番号0994049000):黒い
ベーシックな1ボタン式 オン/オフ フットスイッチ。
ビンテージフットスイッチ(オプション、部品番号0994054000):
クロームの1ボタン式 オン/オフ フットスイッチ。
LEDフットスイッチ(オプション、部品番号0994052000):コン
テンポラリーな、LEDインディケーター付き1ボタン式 オン/オフ
フットスイッチ。注 意 :フ ット ス イッ チ の L E D が 正 確 に 動 作 す る た
め、フットスイッチの接続は、オーバードライブエフェクトをオフにし
てからおこなってください。
フットスイッチ
Rumble800アンプヘッドは軽量でコンパクトなため、運搬やセットアップが容
易です。ただし、非マッチングのスピーカーエンクロージャーを使用した場合、大
音量時に大きな振動が生じることがあります。マッチングしたRumbleのスピーカ
ーエンクロージャーは磁気ロックシステムを採用しており、通常の使用条件下にお
いてRumbleアンプヘッドをしっかりと固定することができます。Rumbleアンプ
ヘッドを、Rumbleスピーカーエンクロージャー天面のフットカップに設置してい
ただくだけで固定できます。
注意:Rumbleアンプヘッド輸送の際は、磁気ロックシステムを使用しないでくだ
さい。アンプヘッドをRumbleスピーカーエンクロージャーから取り外す際に、
損傷が起きる可能性があります。Rumbleアンプヘッドを非マッチングのスピーカ
ーエンクロージャーに載せて使用する際は、充分にご注 意ください。
RUMBLEアンプヘッドとスピーカーエンクロージャー
Rumble800ヘッドは、熱 保 護および 短 絡 保 護 機 能 を持 つ、クラスDパワーアン
プリファーを使用しております。短絡(ショート)が起きると、アンプは一時的にミ
ュートされ(スピーカーから音が出なくなります;パワーインディケーター はアンバ
ー色に継続点灯します)、障害が除かれると通常の動作を再開します(パワーイン
ディケーターが 元ど おり赤 色 に点 灯しま す)。
熱的性能をさらに高めるために、Rumble800ヘッドにはスピード可変ファン冷
却機能が装備されておりますが、こちらは最初は低速でスタートし、アンプリファ
ーが演奏するに従い高温になると、それに応じて加速します。
アンプリファーの換気口から6インチ以内には、物を置かないようにしてくださ
い。アンプリファーの換気口がふさがっていたり、アンプリファーを極度に暑い環
境下で使用したりすると、アンプはオーバーヒートし、熱保護機能が作動して、ス
ピーカーが一時的にミュートされます(パワーインディケーターはアンバー色に継
続点灯します)。温 度 が 動 作 範 囲 ま で 下 が る と 、自 動 的 に 通 常 の オ ペ レ ー シ ョ ン が
再開します(パワーインディケーターが元どおり赤色に点灯します)。
非常に厳しい使用条件下では、アンプは電源を遮断するレベルまでオーバーヒー
トし、スピーカーから音が出なくなります。このような場合には、温度が動作範囲
まで下がると、自動的に通常のオペレーションが再開します。
熱的性能および保護
重要:スピーカーエンクロージャーの実際のインピーダンスは周波数に依存し、公
称のインピーダンス定格(4Ωなど)を 下 回 る こ と が あ り ま す 。そ の よ う な キャビネ
ット、またはキャビネットの組み合わせにより、実際のインピーダンスが低すぎ、
アンプリファーにストレスが生じて、ピークの状態で意図しないノイズを生じるこ
とがあります。もし定格インピーダンスが4Ω以上でも、インピーダンススイッチを
2Ωに設定することで、音量ロスを最低限に抑えつつそのようなノイズを除去する
ことも可能です。
Rumble800ヘッド のハイパ ワークラスDアンプリファーはブリッジモードで
動作しますが、それはつまり電圧がプラス(+)極とマイナス(-)極の両方に存在する
ということです。スピーカーケーブルを、背面パネルの外部スピーカー出力端子に
接続する際は、充分に注意してください。決してスピーカーケーブルのチップ(+)
またはスリーブ (-)が
(下図参照)
、ア ン プ リ フ ァ ー の 金 属 シ ャ ー シ や そ の 他 の 接 地 し た
電装品(例:オーディオミキサーほかの拡声機器)に触れないようにしてください。アン
プの外部スピーカー出力に接続したスピーカーケーブルと接続できるのは、ほかのス
ピーカーキャビネットのみです。
1/4インチスピーカーケーブルを、絶縁していない(地金)のプラグに接続する際
には、充分ご注意ください。必ずアンプ電源がオフの状態で、スピーカーケーブル
の接続をおこなってください。
M. LINEOUT(ライン出力):PAシステムやレコーディングコンソールなどの
外部機器を接続する、バランス出力です。「GNDLIFT(グラウンドリフト)
」ボ タ ン を 押 し 入 れ る と 、適 切 に 接 地 さ れ て い な い 機 器 と の 接 続 か ら く る 、
ハムノイズやバズの除去に役立ちます。ダイレクトの未処理信号は「PRE」
を選択し、アンプを通した処理済みの信号(MASTERを除く)を出力する
場合は「POST」を選択します。サイレントレコーディングアプリケーション
では、スピーカーキャビネットの接続は不要です。
N. FTSW(フットスイッチ):オーバードライブ部をリモート切替できます。詳
しくは下記フットスイッチの項をご覧ください。
O. AUXIN(AUX入力):外部オーディオプレイヤーを接続します。AUX信号
の音量/トーン調節は、外部音源側でおこなってください(アンプのマスタ
ー音量コントロールは外部音源に影響しません)。アース接地したオーディ
オ機器(パワーサプライを接続したラップトップなど)を接続すると、意図せ
ぬノイズやハムが生じる場合があります。
P. PHONES(ヘッドフォン入力):ステレオヘッドフォンを接続します(最小イ
ンピーダンス16Ω)。スピーカー出力は自動的にミュートされます。
Q. EFFECTSLOOP(エフェクトループ):「SEND(センド)」とアウトボー
ドエフェクト機器(ディレイ、コ ーラスな ど )の入力端子を接続し、エフェクト
機器の出力を「RETURN(リターン)」と接続します。(ベースとアンプ入力
の間ではなく)エフェクトループにエフェクトを接続すると、エフェクトペダ
ルによるノイズや音色劣化を低減できます。複数アンプ構成の場合、1台目
のアンプのセンド端子と、2台目のアンプのリターン端子を接続します。楽器
は1台目のアンプに 接 続します;プリアンプコントロール類で、両方のユニッ
トのトーンを調節します(2台目のユニットのプリアンプコントロールはバイ
パスとなります)。両アンプの個々の音量を調節するには、マスターボリュー
ムを使用します。
Insulation
( + )
( - )
日本語