ハードウェアの問題判別
メッセージ 原因と処置
021x: Keyboard error
システム・キーボードまたは外付けキーボードの上に何も置かれていないことを
確認してください。ThinkPad の本体および接続されているすべてのデバイスの
電源をオフにしてください。まず、
ThinkPad の電源をオンにしてから、次に、
接続されているデバイスをオンにします。まだ同じエラー・コードが表示される
場合は、次の手順を行います。
外付けキーボードと ThinkPad との間で、正しいコネクターが使用されて
いることを確認します。
ThinkPad の電源をオフにして、外付けキーボードを取り外してから、再び
ThinkPad の電源をオンにします。標準装備のキーボードが正しく作動する
場合は、外付けキーボードの修理を依頼します。
PC-Doctor を使用して、ThinkPad をテストします (35ページの『ThinkPad
のテスト』を参照)。
テスト中に ThinkPad が停止した場合は、ThinkPad の修理を依頼してく
ださい。
0220: Monitor type error モニター・タイプが CMOS 内に指定されているタイプと一致しません。IBM
BIOS Setup Utility (6ページの『BIOS Setup Utility の開始』を参照) を実
行して、モニター・タイプがユーティリティーに表示されているものと一致して
いるかどうか確認してください。
0230: Shadow RAM error シャドー RAM がエラーになりました。PC-Doctor を使用して、ThinkPad の
メモリーをテストします (35ページの『ThinkPad のテスト』を参照)。
ThinkPad の電源をオンにする直前にメモリー・モジュールを追加した場合は、
メモリー・モジュールを取り付け直します。その後、PC-Doctor を使用してメ
モリーをテストします。
0231: System RAM error システム RAM がエラーになりました。PC-Doctor を使用して、ThinkPad の
メモリーをテストします (35ページの『ThinkPad のテスト』を参照)。
ThinkPad の電源をオンにする直前にメモリー・モジュールを追加した場合は、
メモリー・モジュールを取り付け直します。その後、PC-Doctor を使用してメ
モリーをテストします。
0232: Extended RAM
error
拡張 RAM がエラーになりました。PC-Doctor を使用して、ThinkPad のメモ
リーをテストします (35ページの『ThinkPad のテスト』を参照)。ThinkPad
の電源をオンにする直前にメモリー・モジュールを追加した場合は、メモリー・
モジュールを取り付け直します。その後、PC-Doctor を使用してメモリーをテ
ストします。
0250: System battery
error
システム・バッテリーが消耗しました。そのバッテリーを交換し、BIOS Setup
Utility (6ページの『BIOS Setup Utility の開始』を参照) を実行して、構成を
検査してください。それでも問題が解決しない場合は、ThinkPad の修理を依頼
してください。
第3章 問題が起こったら... 19