53
5. 付録
故障かなと思う前に
電源が入らない
□電源コードがコンセントに接続されていますか?
□リア・パネルの電源スイッチがオンになっていますか?
音が出ない
□本機および接続している機器の電源がオンになっていますか?
□ チャンネル・フェーダーまたは、MASTERLEVELノブが下がっていませんか?
□ チャンネルの音量レベルが下がっていませんか?
□ TRIMノブが適正なレベルまで上がっていますか?
□ 各入力端子に接続後、各ミキサー・チャンネルに正しく入力しましたか?
→ INPUTSELECTスイッチで各ミキサー・チャンネルに入力してください。
□音声が入力されているかを確認してください。
ノイズやひずみが多い
□ TRIMノブの値が大きすぎると音がひずみ、小さすぎるとノイズが多くなります。
→ TRIMノブは、最大レベルのときにレベル・メーターの赤が点灯しない範囲で、できるだけ大きい値になるよ
うに調整することによって適正値が得られます。赤で点灯するとクリップし、音声はひずみます。
□KAOSSPAD機能を使用していませんか?
→ KAOSSPAD機能のエフェクトの中に、ひずみやノイズを加えるエフェクトがあります。エフェクトを使用し
ない状態で、ひずみやノイズがないことを確認してください。
□EQを使用するとひずむ場合、EQノブを上げてもひずまないようにTRIMノブを下げてください。
クロスフェーダーの調整設定
クロスフェーダーの左右のあそび(音量調節の効かない範囲、不感帯)を調整することができます。
フェーダーの最端部で、音ギレが悪い場合やフェーダーのストロークを短く使いたいときなどに、調整を行ってください。
1. 電源を切ります。
2. EQSELECTORノブを「KM-Q」に設定した状態で、PROGRAMMEMORY3ボタンとTAPボタンを押
しながら、電源をONします。
ディスプレイにAdJと表示され、クロスフェーダー・アジャスト・モードに入ったことを示します。
3. クロスフェーダーを操作して、利き始めるポイントに設定したい箇所にフェーダーを合わせます。
左側にフェーダーを動かすとディスプレイにL**と表示します。右側にフェーダーを動かすとr**が表示
します。それぞれ**は00〜50の範囲で設定できます。
注意:最も端にしたときに01や02など00にならない場合もあります。
4. 左右それぞれの設定したいポイントでTAPボタンを押します。
ディスプレイにL.またはr.のドットが点灯し、そのポイントに設定されます。(--と表示されているポ
イントで は 設定できません。)
5. 左右それぞれのポイントを決定したら、HOLDボタンを押しながらPROGRAMMEMORY3ボタンを押し
ます。
ディスプレイにSETと点滅表示し、設定の記録が開始します。記録が終了するとディスプレイにEndに
なります。
6. 設定を終了するには、電源を一旦切ってから、通常の方法で電源を入れ直してください。
注意: KAOSSPAD機能を工場出荷状態に初期化する操作を行うと、クロスフェーダーの調整設定も初期化され
ます。