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4. KAOSSPADを使う
エフェクトをかけるチャンネルを選択する
各ミキサー・チャンネルのKAOSSボタンを押して点灯させると、そのミキサー・チャンネルの音声にKAOSSPAD
によるエフェクトをかけることができます。
SOLOエフェクト
KAOSSボタンを長押し(約2秒間)すると、他のオンしているエフェクトがすべてバイパス(解除)され、押した
KAOSSボタンが点滅し、そのPGMのみにエフェクトをかけることができます。
タッチ・パッドを操作する
タッチ・パッドを指でこすったり、タッピン グ(軽く叩く)して、音色を操作します。
ホールド
HOLDボタンを押すと、HOLDインジケーターが点灯し、タッチ・パッドから手を離しても、離す直前のポジションの
エフェクトの音色を保持します。
エフェクト・プログラムを選ぶ
PROGRAM/VALUEノブを回して、00〜99のエフェクト・プログラムを選択します。エフェクトのかかり具合は
DRY/WETノブで調節します。
FXRELEASEのオン、オフ
1. PROGRAMMEMORY2ボタンを押しながら、TAPキーを押します。
2. r.On(FXRELEASEオン)、r.Of(FXRELEASEオフ)をPROGRAM/BPMノブで選択します。
3. 再度PROGRAMMEMORY2ボタンを押しながらTAPキーを押すと、プログラム選択に戻ります。
または、設定の操作を3秒間行わない場合も、プログラム選択の状態に戻ります。
FXRELEASEとは
タッチ・パッドから手を離した瞬間(エフェクトをオフにした瞬間)から、BPMテンポに同期したディレイ・エフェクトが
かかり始め、徐々に減衰していきます。
PROGRAMMEMORYボタンを使う
PROGRAMMEMORYボタンは、それぞれのボタンにエフェクト・プログラム、HOLDボタンのオン/オフ状態、
HOLD時のタッチ・パッドのポジション を 記 憶 す ることが で きま す 。
各PROGRAMMEMORYボタンを押すと、それらの状態を瞬時に呼び出すことができます。
PROGRAMMEMORYボタンに記憶するには
1. あらかじめ、記憶するプログラムを選んでおきます。ホールド状態で記憶する場合は、HOLDボタンを押して、
ホールドをオンにします。タッチ・パッドの位置は、最後に触れたポジションが記録されます。
2. 記録したいPROGRAMMEMORYボタンを押しながら、HOLDボタンを押すと、押しているPROGRAM
MEMORYボタンに記録されます。
BPMを設定する
1. TAPボタンを押すと、現在設定しているBPM値がディスプレイに表示されます。
2. 曲のテンポに合わせてTAPボタンを数回押すと、そのBPM値を検出しテンポにあったBPM値が設定され
ます。
3. BPM値を表示しているときに、PROGRAM/BPMノブを回すと、BPM値を変更することができます。
4. TAPボタンを長押しすると、BPM設定からプログラム選択に戻ります。
または、設定の操作を5秒間行わない場合も、プログラム選択の状態に戻ります。