ベース・モード時の音名表示
LB、4E、3A、2D、1G、HC (LBはLowB、HCはHighCになります。)
キャリブレーション(基準ピッチ)の設定
(
*M
)
シャトル・スイッチRを上方向に回すたびにキャリブレーションの値(基準ピッ
チ)を1Hz単位で変更することができます。設定範囲は436~445Hzです。
440→441→442...445→436→437...440→441...
上方向に回ししたままにすると約1秒後に440Hzにリセットされます。
フラット/カポの設定
(
*M
)
シャトル・スイッチRを下方向の回したままにするたびに、フラット設定とカ
ポタスト設定が切り替わり、FLAT/CAPO表示に設定が表示されます。
フラット(
)→カポタスト()→フラット()...
フラットの設定をするときは、FLAT表示のときにシャトル・ス
イッチRを下方向に回します。
設定範囲は1半音下げから5半音下げまでです。
1→2→3→4→5→0→1...
カポの設定をするときは、CAPO表示のときにシャトル・スイッチ
Rを下方向に回します。
設定範囲は1半音上げから7半音上げまでです。
1→2→3→4→5→6→7→0→1...
フラットまたはカポの設定を0にすると、FLAT/CAPO表示が数秒後に消灯し、
標準設定(フラット、カポ設定なし)になります。
ギター・モードではフラット、カポタストの設定ができますが、ベース・モー
ドではフラット設定のみ、クロマチック・モードではフラット、カポタスト
の設定はできません。
楽器への取り付けと可動範囲
本機は楽器本体の振動を拾ってチューニングを行います。そのため、必ずご使
用になる楽器のヘッド部分に取り付けて、チューニングを行ってください。ま
た、本機は、液晶表示が見やすいように自由に動かすことができます。
可動範囲内であっても、過度な力で無理に向きを変えると破損する恐れが
あります。
360°
180°
30°
30°
45°
45°
楽器への取り付け、取り外しはていねいに行ってください。また、長時間取
り付けたままにすると、取り付け跡が残る場合があります。
楽器の経年変化や塗装などの状態によっては、本機の装着により損傷を与
える恐れがあります。
仕様
音律: 12平均律
測定範囲(サイン波): クロマチック A0(27.50Hz)~C8(4186Hz)
ギター B1at5(46.25Hz)~E4capo7(493.88Hz)
ベース B0at5(23.12Hz)~C3(130.81Hz)
測定精度: ±1セント以内
基準ピッチ範囲: A4=436~445Hz(1Hz単位)
フラット・チューニング:1~5半音(半音ステップ)
カポタスト対応: 1~7半音(半音ステップ)
外形寸法: 63mm(W)X62mm(D)X52mm(H)
質量: 25g(電池含む)
電池寿命: 約8時間(チューナー動作、A4入力 連続動作時)
付属品: 動作確認用CR2032型リチウム電池(3V) 1個
*M
各設定は、電源を切っても記憶しています。ただし、電池を交換した場合は、
設定が初期化されます(チューナー・モード:クロマチック、キャリブレー
ション:440Hz、フラット/カポ:設定なし)。
・仕様および外観は、改良のため予告なく変更する場合があります。
2半音
下げ
音
上げ
各部の名称
電池の入れ方
電池を入れるときや交換するときは、本機の電源を切って行ってください。
付属の電池は機能チェック用ですので、寿命の短い場合があります。
電池の交換時期になると、電池表示()が点灯します。しばらくの間は動作し
ますが、チューニングが正確にできなくなります。速やかに新しい電池と交換
してください。
1. 電池ホルダーのAの部分を押しながら、矢印の方向にスライドして引き出し
ます。
2. 極性に注意してプラス(+)の表示が見えるように電池を挿入します。
3. 電池ホルダーを元に戻します。
バックライト
音を入力したときと、シャトル・スイッチ操作時にバックライトが明るく点灯
します。
約3秒間、音の入力が無くシャトル・スイッチ操作もしないと、電池消耗を防ぐ
ため、低輝度の点灯になります。
チューニング
チューニングの方法
1. シャトル・スイッチLを上方向に回します。回すたびに電源が入る、切れる
を繰り返します。
電源が入ったまま音の入力がない状態が約3分続くと、自動的に電源が切れ
ます。
2. 必要に応じてチューナー・モード、キャリブレーション(基準ピッチ)、フラッ
ト/カポの設定をします。
以下は、チューナー・モードがクロマチック(工場出荷時:モード表示なし)
の場合の説明になります。
3. 楽器を単音で鳴らします。
認識した音に一番近い音名が表示されます。合わせたい音名が表示される
ように、楽器をおおまかにチューニングしてください。
4.
楽器を単音で鳴らして、メーターの中央(▼)の位置が点灯するようにチュー
ニングします。
測定範囲内の音程でも、倍音を多く含んだ楽器音や減衰の早い楽器音につ
いては、測定できない場合があります。
周囲の環境によっては振動を拾いメーターが反応する場合がありますが、
楽器のチューニングには影響ありません。
チューナー・モードの設定
(
*M
)
シャトル・スイッチLを下方向に回すたびにチューナー・モードが切り替わり、
モード表示に現在のモードが表示されます。
クロマチック(表示なし)→ギター(
)→ベース()→クロマチック...
なお、ギターとベース・モードのときは、音名表示の左横に認識した音に一番近
い弦番号が表示されます。
ギター・モード時の音名表示
7B、6E、5A、4D、3G、2B、1E
ギター・モードでは、1弦は巻き過ぎによって弦が切
れるのを防ぐため、1弦巻き過ぎ警告表示(
)が点灯します。
CAPO表示
基準ピッチ表示
電池表示
1弦巻き過ぎ警告表示
音名表示
シャトル・スイッチL
電池ホルダー
シャトル・スイッチR
A
高いほうに
ずれているとき
チューニングが
合っているとき
低いほうに
ずれているとき
ギター
5弦
ベース
4弦