24
日本語
3.6.5
ゾーンのオクターブ・シフトと移調
各ゾーンは独立してオクターブ・シフトまたはトランスポーズ(移調)することができます。
ゾーンのオクターブ・シフトまたはトランスポーズ(移調)を設定する:
<
Zone Range
ボタンを押す。
<
セクション
3.6.2
を参照し、ゾーンの有効
/
無効ボタンを使用して編集するゾーンを選択します。
<
セクション
2.1.2
と
2.1.3
を参照し、オクターブ・ボタンを使用して新しいオクターブ
/
トランスポーズ値を選択します。
オクターブ
/
トランスポーズを変更する時に、ゾーン範囲のモードが有効でなければ、変更はグローバルで、有効なゾーンは全て影響されます。
オクターブ
/
トランスポーズを変更する時に、ゾーン範囲のモードが有効であれば、現在有効なゾーンだけが影響されます。
独立した各ゾーンのオクターブ値とトランスポーズ値とグローバルのオクターブ値とトランスポーズ値は、
20
種類のメモリ・ロケーショ
ンに保存することができます。ゾーンの設定はグループ
A
に保存されるため、このデータを保存するにはグループ
A
を有効にしておく必
要があります。グループについてはセクション
3.2.1
を参照して下さい。
注意:オクターブ
/
トランスポーズ設定を独立したゾーンと関連させて使用すれば、クリエイティブな可能性が広がります。例えば、
3
つの
ゾーンをキーボードの同じ範囲に割当て、
2
番目のゾーンを
2
ハーフステップ下にトランスポーズし、
3
番目のゾーンを
6
ハーフステップ下
にトランスポーズします。
3
つのゾーン全てが有効であることを確認し、キーボードで任意のキーを演奏するとコードが聞こえます。オク
ターブ
/
トランスポーズとゾーン設定を様々に試して、この機能に関する可能性を探ることができます。
3.6.6
プログラム、バンク
LSB
、バンク
MSB
について追記
セクション
2.3
で
Axiom
からプログラム
/
バンク・メッセージを送信して接続された機器で異なるサウンドを選択する方法を説明しました。
これらのメッセージを送信する時、その時点で有効なゾーン全てに適用されます。
2
つのゾーンが選択され、別のチャンネルで送信するよう
設定されていれば、プログラム
/
バンク・メッセージは両方のチャンネルで送信されます。
注意:新しくプログラム
/
バンク・メッセージを設定すれば、以前に送信されたプログラム
/
バンク・メッセージは無効になります。これらの
メッセージを送信するゾーンだけが有効であることを確認して下さい。接続された機器で予期しないサウンドを呼び出してしまう可能性
を回避します。
各ゾーンで最後に送出されたプログラム、バンク
LSB
、バンク
MSB
メッセージは本体の電源をオフにした時に保存され、
20
種類のメモリ・ロ
ケーションのいずれにも保存することができます。ゾーンの設定はグループ
A
に保存されるため、このデータを保存するにはグループ
A
を有
効にしておく必要があります。グループについてはセクション
3.2.1
を参照して下さい。
3.6.7
コントローラに独立した
MIDI
チャンネルを割当てる
Axiom
の各コントローラは、それぞれ独立した
MIDI
チャンネルを割当てることができ、同時に数種類のインストゥルメントをコントロール
することができます。またコントローラは、ゾーンやグローバル・チャンネルに割当てることもできます。
コントローラに送信
MIDI
チャンネルを割当てる:
49
鍵盤または
61
鍵盤モデル:
<
セクション
2.4.2
の解説に従い、コントローラを選択します。
<
Chan Assign
ボタンを押します。
<
LCD
ディスプレイには現在割当てられている
MIDI
チャンネルが表示されます。
<
数値キーパッドを使用して
00
から
20*
までの範囲で
MIDI
チャンネルを新規入力します。
25
鍵盤モデル:
<
セクション
2.4.2
の解説に従い、コントローラを選択します。
<
Advanced
ボタンを押します。
<
Chan Assign
キーを押します。
<
LCD
ディスプレイには現在割当てられている
MIDI
チャンネルが表示されます。
<
数値キーパッドを使用して
00
から
19*
までの範囲で
MIDI
チャンネルを新規入力します。
<
Enter
キーを押して確認します。
各コントローラの
MIDI
チャンネル割当ては、
20
種類のメモリ・ロケーションのいずれかに保存する時、コントローラが属するグ
ループが有効であれば保存が可能です。
*
チャンネル
17
から
20
までの詳細はセクション
3.6.7.1
を参照して下さい。