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ZCTG861CE Rev. A (01/19)
てを順に点 灯させてから緑色 LED1灯だけを点滅さ
せた状態になります。この点灯状態によって、その
バッテリーの充電 状態を示すと共に、そのバッテリ
ーを充電しつつあることが示されます。
4. ある種の内蔵安全保護機能によって、充電器がオ
フにロックされた状態になることがあります。充電
器のLEDライトが点灯しない場合には、そのバッテ
リーを外して、10分間充電器のプラグをコンセント
から外してください。充電器のプラグをもう一度コ
ンセントに差し込み、正常であることが分かってい
るバッテリーを充電器に差し込みます。LEDラ イト
がオンにならなければ、その充電器は故障してお
り、交換する必要があります。
5. バッテリーパックが過度の高温または低温になっ
ていると、充電器は充電を行いません。バッテリ
ー温度が32°F (0°C) から113°F (45°C) の間になっ
て、高速充電を開始できるようになるまで、充電
器は黄色LEDをゆっくりと点滅させて待ちます。
6. 標準の高速充電時間は55分です。充電が55分
より長くかかることがあります。長時間 バッテリー
を低充電状態に放置してあった場合には、充電
サイクルが長くなることがあります。充電が完了
す る と 、緑 色 LED4灯 がすべて点灯したままになり
ま す 。
7. 赤色LEDが点滅すると、そのバッテリーが故障して
いて充電器が充電できないことが示されていま
す。そのバッテリーを充 電 器から外して、バッテリ
ーを交換してください。
バッテリーパック
バッテリーパックの保 護
効率とバッテリー寿命を最大化するために、リチ
ウムイオンバッテリーは、本ツール内および充電
器内に内蔵の安全回路によって保護されていま
す。この安全回路は、バッテリー電圧、充放電の
電流と温度を監視しています。さらに詳しくは、本
取扱説明書の過負荷の節をご参照ください。
低温環境下での動作
リチウムイオンバッテリーは 、-4°F(-20°C)ま で の
温度で使用可能です。バッテリーバックが極度に
低温であるときには、本ツールを無負荷で作動さ
せてバッテリーを暖めると、通常通りに本ツール
を利用することができます。
高温条件下での動作
リチウムイオンバッテリー の温 度 が 158°F(70° C)
に達すると、保護回路によってバッテリーがオフ
になり、本ツール上の白色LED2灯が点滅します。
一旦バッテリー温度が下がると、ツールは正常な
動作を再開します。
保管
バッテリーパックは水 中や雨中にさらさないでく
ださい。これによって、バッテリーパックが損 傷す
ることがあります。
バッテリーを完 全に充電してから、保 管してくださ
い。寿命を最適にするには、リチウムイオンバッテ
リーは、湿気がない室温状態で保管してくださ
い。バッテリーを高温で長期間保管すると、恒久
的な充電能力の低下が起きることがあります。
メンテナンス
サービス
ツールを保守サービスするには、細心の注意と知
識が必要になります。保守サービスは公認のサー
ビス技術者だけが行うことができます。
• ご使用の前には、必ずツールに損傷がないかチ
ェックしてください 。
• 損傷がある部品は、交換または修理してからご使
用ください。可 動パーツのアラインメントをチェッ
クしてください。可動パーツの固着や部品の破損
によって、正しく動作しなくなることがあります。
• 損傷した部品は、公認のテクニカルセンターによ
り正規の修理または交換を受けてください。
• スイッチをオン、オフできない場合には、ツールを
使用しないでください。
• ツールは整備してください。良好かつ安全な性能
を発揮させるためには、ツールはきれいにして、
油やグリスで汚さず、乾いた状態に保ってくださ
い。
• 最 寄りのSnap-on修理センターの所在地につい
ては、Snap-onカスタマーサービス、1-888-382-
6522まで お 電 話ください 。
• リチウムイオンバッテリーを短時間の間に充放電
すると、バッテリーパック内部の温度が上昇しま
す。これは異常ではありません。
• 理想的な作業条件下では、リチウムイオンバッテ
リーの充放電可能寿命は、約1000サイクル で す 。
整備とお手入れが不適切であると、バッテリー寿
命が短くなり、バッテリーが充電状態を保持でき
る時 間も 短くなります。
• CTBシリーズ のバッテリーパックであると明 記され
ているSnap-on充電器以外は使用しないでくださ
い。
• バッテリーパックを短 絡させ ないでください。高 電
流が流れて、バッテリーパックに恒久的損傷が加
わることがあります。