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ZPTGR410CE Rev B (12/19)
JAJA
図 1: 推奨される空気供給システム
A – レシーバー タンク(最小151リットル (40ガロン))
B – コンプレッサー(十分な容量のもの)
C – 排水(毎日)
D – パイプおよび接続器具(最小1.27 mm (1/2イ
ンチ))
E – 上部の空気取り入れ口
F – 遮断弁(簡単に届く場所に設置)
G – フィルター
H – 空気レギュレーター(作業圧に設定)
I – 注油器
J – エアツールの接続
K – 低い位置、水のトラップ
L – 排水(毎日)
パイプシステム
パイプシステムは、最大のフロー状態で過度の圧
力降下を防ぐため、十分な大きさが必要です。 毎
日排水できない水がたまる低い位置がなくなるよ
う、すべてのパイプ接続器具およびホースの開口
部は12.7 mm(1/2インチ)とします。 内径が9.5
mm(3/8インチ)未満のエアホース、または長すぎ
るエアホースは使用しないでください。最大フロー
状態で圧力が低下すると、性能が低下することが
あ り ま す 。
√ 接続部の気密性を高めるためのアクセサリーを
利用できます。 このダイグラインダーを使用する際
には、Snap-on AHC24 クイックカプラー並びに
AHC24MおよびAHC24F アダプターを装着するこ
とをお勧めします。
エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは、ツール稼働時に、各排気口
から3.2 CFMの圧縮空気を90 psig(620kPa)で供
給するのに十分な能力が必要です。 レシーバー タ
ンクには、各エアツールのサージ バランスをとるた
め、十分な容量が必要です。
フィル ター
ダイグラインダーで清潔な空気を使用できるよう、
Snap-on AHR414Aフィルターまたは相当品を使
用してください。 水、埃、湯垢などが浸入すると、こ
れらが研摩剤のように作用して、ダイグラインダー
に損傷を与える可能性があります。 フィルター装置
は、コンプレッサーと空気レギュレーター、空気注油
器の間に取り付けます。
空気レギュレーター
ダイグラインダーが正しく動作するには、調整され
た空圧が必要です。 Snap-on AHR416レギュレー
ターまたは相当品では、空気圧を推奨空気圧であ
る90 psig(620 kPa)に調整し、この空気圧を維持
できます。 空圧がこの値を下回ると効率が低下し
ます。また、空圧がこの値を超えると、回転数が定
格能力を超えて上昇するため、危険な状況が発生
しダイグラインダーが損傷するおそれがあります。
通常の状態でグラインダーを使用しながら、レギュ
レーターで空気圧を確認してください。
空気ライン注油器
√ 空気の遮断や性能の低下を招くおそれがあるた
め、粘度の高い油を使用しないでください。
ダイグラインダーモータの潤滑には、Snap-on
AHR418注油器などの空気ライン注油器を使用す
ることをお勧めします。 また、Snap-on IM6エアモ
ーター オイルまたはSAE-10Wグレードのオイルを
使用してください。
フラッシング
装置の動作が遅くなったように感じられ る場合は、
毎日使用前と作業終了時に、IM6エアモーターオイ
ルをダイグラインダーの給気口に3〜4滴ずつ注油
します。
潤滑
8時間操作するごとに、Snap-on YA190DIS グリス
を使 用して、アングル ヘッド上のグリスフィッティン
グを通じて、PT410のギアに注油してください。
空気ろ過器
空気ろ過器は、ダイグラインダーの後方にある取り
外し可能な給気口のブッシングに組み込まれてい
ます。 これを清掃する場合、ブッシングを取り外し、
エアホースを使用してスクリーンおよびブッシング
からゴミやその他の微片を除去します。 給気口のブ
ッシングを再度取り付ける前に、Oリングに損傷が
ないか点検してください。 損傷している場合は、エ
ア漏れを防ぐために、Oリングを新品に交換してく
ださい。 給気口のブッシングを27-34N m(20-25
lb. ins.)のトルク値で締め付けます。
出力調整器/調速器
ダイグラインダーは、作業者の位置から
見て時計回りに動作します。
ダイグラインダーの出力および回転数は、スロット
ルレバー反対側の、本体側にある調整器スクリュー
を回して調整することができます。 このスクリュー
を時計回りに回すと出力が大きくなり、回転数も速
くなります。また、反時計回りに回すと出力が小さく
なり、回 転 数も 遅くなります。
1/4インチコレット
ダイグラインダーのコレットは、シャンクが1/4インチ
のアクセサリーを保 持するように 設 計され ていま
す。 このアダプターを使用する場合、アダプターを
コレットに挿入するだけで済みます。
グラインディングアクセサ
リーの 取り付 け
コレットナットとスピンドルでダイグラインダーの各
種の1/4インチおよびグラインディングアクセサリー
を保持します。 アクセサリーは、次の手順で取り付
けます。
— グラインディングアクセサリーのシャフトをス
ピンドルに7/16インチ以上挿入します。
— 9/16レンチを使用してスピンドルを動かな
いように保持し、3/4インチレンチを使用して
スピンドル 上 のコレットをしっかりと締 め付け
ます。 使用前に、アクセサリーがスピンドル
にしっかり固定されていることを確認してく
ださい。