◈ セルフテスト
プリンターを初めて設定する場合や、問題が発生した場合は、セルフテストを実行し、次の状態を確認す
ることができます。
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制御回路、メカニズム、印刷の品質、ROM バージョンおよびメモリースイッチの設定
セルフテストでプリンターの問題点を何も発見できなかった場合、他のデバイスまたはソフトウェアを検
査してください。この機能は、他のデバイスおよびソフトウェアとは独立的に動作します。
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セルフテストの方法
1) プリンターの電源を消し、プリンターの用紙カバーを閉じてください。
2) 用紙移送ボタンと電源ボタンを同時に押すと、プリンターがオンになります。
3) 印刷が始まったら2 つのボタンから指を放してください。
4) ASCII パターンを追加で印刷するには、用紙移送ボタンをもう1 回押してください。
5) ASCII パターンが印刷されると、セルフテストが自動で終了します。
◈ 製品仕様書
項目 説明
印刷
印刷方式 熱転写方式
印刷速度
100 mm/sec (レシート用紙)
80 mm/sec (ライナーレス用紙)
解像度
203 DPI
用紙供給方式 容易な用紙交換(Easy paper loading)
文字サイズ
フォントA:12 × 24
フォントB:9 × 17
フォントC: 9 × 24
文字数/1 ライン フォントA:32 フォントB/C: 42
文字集合
英数文字: 95
拡張グラフィック:128 × 33 ページ
国際文字: 32
バーコード
1 次元:UPC A、UPC E、CODE 39、CODE 93、Code 128、
EAN 8、EAN 13、ITF、Codabar
2 次元:PDF417、DATAMATRIX、MAXI、QR コード、
GS1 DataBar、Aztec
エミュレーション BXL/POS
ドライバ
Windows XP(32/64 ビット) / WEPOS /
2003 Server(32/64 ビット) / VISTA(32/64 ビット) /
2008 Server(32/64 ビット) / 7(32/64 ビット) /
8(32/64 ビット)
SDK
VISTA / 2008 Server / 7 / 8 / CE 3.0 以上
センサー 用紙終了、用紙カバー開放スイッチ
カッタータイプ 切断バー(Tear-Bar)
言語 顧客言語をサポート
用紙
用紙の形態 レシート ライナーレス
用紙の種類 感熱紙 感熱紙
用紙ロールの外径
Max. ø40 mm (1.57”) Max. ø39 mm (1.54”)
幅
57.5 ± 0.5 mm
(2.26” ± 0.2”)
57.5 ± 0.5 mm
(2.26” ± 0.2”)
厚さ
0.07 ± 0.003 mm 0.08 ± 0.008mm
◈ ラベル印刷機能
1. ラベル機能設定
ラベルモードでは、ラベル用紙とブラックマーク用紙を使用することができます。
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操作による設定
1) プリンターの電源を入れてください。
2) 用紙カバーを開け、用紙移送ボタンを2 秒以上押してください。
3) ブザー音が聞こえたら、用紙を挿入してカバーを閉じてください。
4) レシートモードに変わったら、上記のプロセスを繰り返してください。
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メモリースイッチによる設定
1) コマンドマニュアルのメモリースイッチ変更部分を参照してください。
2. Auto calibration 機能
ラベル印刷機能は、ラベル用紙ギャップとブラックマーク用紙の黒いバーを認識できなければなりません。
ラベル用紙ギャップを正常に認識できない場合、Auto calibration 機能を使用してください。
• Auto calibration
の方法
1) ラベル印刷モードでプリンターの電源を切ってください。
2) 用紙移送ボタンを押した状態で電源ボタンを押してください。
3) 次の印刷物が出力されたら、電源ボタンを押してAuto calibration を実行します。
Select the mode
Autocalibration: Power button
Self test: Feed button
4) Auto calibration を実行すると、プリンターはラベル用紙3 枚を出力します。
◈ 外部デバイスの接続
1. Bluetooth および無線LAN の接続
1) プリンターはBluetooth 通信が可能な端末機(PDA、PC など)
に接続することができます。
2) 端末機でサポートするBluetooth 接続機能を使用し、プリン
ターに接続します。プリンターに内蔵されているNFC tag を
利用して端末機とプリンター間の自動ペアリングが可能です。
※ 参考
端末機がNFC Auto pairing 機能をサポートしていなければなりません
。
NFC Auto pairing 機能はB/T pairing 段階までだけをサポートし、
機器間通信のための接続は追加で行わなければならないため、端末
機別に接続できないというメッセージが表示されたりしますが、こ
れは正常な動作です。
3) プリンターはAd-hoc モードで無線LAN 通信が可能な端末機
(PDA、PC など)と接続可能で、Infrastructure モードでAP と
接続可能です。
※参考
より詳しい接続方法に関しては、Bluetooth&無線LAN マニュアルを参照してください。 セルフテスト
ページでBluetooth 環境(認証、暗号化、接続モード)および無線LAN 環境(IP、SSID、認証、暗号化)を
確認することができます。
2. インターフェイスケーブルの接続
1) インターフェイスキャップを開けてください。
2) インターフェイスケーブル(別売り)をプリンターのケーブルコ
ネクタに接続してください。
◈ プリンターのクリーニング
プリンターの内部に埃が溜まると、印刷の品質が劣化します。
このような場合は、下の手順に従ってプリンターを掃除します。
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注意
1) お手入れ前にプリンターの電源を必ず切って下さい。
2) プリンター作動中はヘッド部分が過熱するため、ヘッドのお手入れをする時は電源を切って約
2~3 分後に行って下さい。
3) ヘッドをお手入れする時は、手でヘッドの加熱部に触れないように注意して下さい。
→ ヘッドが静電気などで損傷することがあります。
4) ヘッドに傷がつかないように注意して下さい。
5) ライナーレス用紙を使用する場合は周期的にヘッドを清掃して下さい。お手入れ周期はライナー
レス用紙10 ロール(100 メートル)使用後、又は一週間に1 回以上です。周期的
にお手入れをしない場合、印刷の品質不良及びプリンターの寿命が急に短くなることがあります。
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警告
1) ライナーレス用紙は(株)ビクソロンが提供する用紙のみをお使い下さい。
他の用紙を使用なさった場合はアフターサービスを受けることができません。
◈ 認証
製品や共に提供された印刷物に表示されているこのマークは、この製品の使用寿命
終了時にこの製品を他の家庭ゴミと一緒に捨ててはならないことを表しています。
無断の廃棄物処理により発生する環境または人体に対する危害を防止するため、こ
のマークがある製品を他の種類の廃棄物と分離し、リサイクルして物的資源の持続
的な再利用を促進しなければなりません。このような製品を環境に対して安全にリ
サイクルできる方法や、場所に関する詳細事項は、この製品を販売した小売業者ま
たは該当地域の公共機関にお問い合わせください。企業使用者は供給者に問い合わ
せ、購入契約書の契約条件を確認しなければなりません。この製品は、廃棄を目的
に他の商業廃棄物と混合することはできません。
このBluetooth マークおよび ID D022644 は、Bluetooth SIG
のみ適用することができます。