30
JP
●
障害物回避は、
GNSS
信号が弱い状況のときなどに機体が入る
ATTI
モードでは、無効になります。また、動作環境が
レーダーモジュールや両眼ビジョンシステムに適していない場合は、使用できません。そのような状況では、特に
注意してください。
飛行時の考慮事項
1.
雪、霧、秒速
6 m
超の風、豪雨(雨量が
12
時間に
25 mm
を超える場合)などの悪天候時に機体を使用し
ないでください。
2.
海抜
4.5 km
を超えて飛行しないでください。
3. DJI Agras
アプリは、機体の現在の状態と周囲の状況に応じて、タンクのペイロード重量をインテリジ
ェントに推奨します。タンクに粒剤を追加するときは、最大重量が推奨値を超えないようにしてくださ
い。推奨値を超えると、飛行安全性に影響を及ぼす恐れがあります。
4.
作業中、強い
GNSS
信号を受信し、
D-RTK
アンテナを遮るものがないことを確認してください。
Return-to-Home
(
RTH
)
以下の状況では、機体は自動的にホームポイントに戻ります。
スマート
RTH
:
RTH
ボタンを長押しした場合。
フェールセーフ
RTH
*
:送信機信号が失われた場合。
ローバッテリー
RTH
*
:機体のバッテリー残量が事前設定されたローバッテリーしきい値に達した場合。
機体の
20 m
以内に障害物がある場合、機体は減速し、停止してホバリング状態になります。機体は
RTH
を
終了し、その後の指示を待ちます。
安全飛行
ご自身や周りの人々の安全を守るため、基本的な飛行ガイドラインを理解することが重要です。
1.
開けたエリアでの飛行:電柱、送電線、その他の障害物に注意してください。水辺、人や動物の周辺や
頭上では、飛行させないでください。
2.
常時制御の維持:飛行中は、送信機から手を離さないで機体の制御を維持してください。これは、ルー
ト作業モード/果樹園モード/スマート
RTH
などのインテリジェント機能を使用している場合でも同様
です。
3.
目視内の維持:常に機体を目視内(
VLOS
)に入るようにしてください。視界を遮る可能性のある建物や
他の障害物の後ろを飛行させることは避けてください。
4.
高度の監視:有人飛行機や他の航空交通の安全のために、地域の法令や規制に従って、高度
100
メート
ル未満の高度で飛行させてください。
GEO
区域など、重要な安全機能の詳細については、
https://fly-safe.dji.com
を参照してください。
*
機体の動作(送信機信号が失われた場合や機体のバッテリー残量が低下した場合)をアプリで設定できます。フェールセー
フ
RTH
とローバッテリー
RTH
は、
RTH
が設定されている場合にのみ使用できます。