水平に取り付けた場合は上下に傾けることができます。
スピーカーの希望の位置と方向を決定したら、ラウドス
ピーカーからブラケットを取り外し、取付け穴の位置をマ
ークするためのテンプレートとして使用します。パイロッ
ト穴を開ける前に、水平器で穴の位置を確認してくださ
い。#10~12の長さ2.5~3インチ(6.35~7.62㎝)のなべ
小ネジを使用して、ブラケットを壁の間柱に取り付けます。
付属のノブを使用して、スピーカーをブラケットに固定し
ます。ノブを取り付けるために、ブラケットの端と隣接する
壁または天井の間に十分な隙間を確保してください。
壁の間柱が利用できない場合は、適切なタイプの乾式
壁または石材アンカーを使用してスピーカーの重量
を支え、十分な安全マージンを確保してください。
付属の直径3/8インチ(0.95㎝)のインサート(ねじ)16
個を使って、オプションで壁用または天井用マウント
を使用することもできます。適したモデルについて
は、Klipsch正規ディーラーにお問い合わせください。
接続
どのようなタイプのスピーカーワイヤ接続を行う場合で
も、正しい極性を必ず守ってください。ほとんどのスピー
カーのワイヤとコネクタは色分けされています。通常、赤
はプラス (+)、黒はマイナス (–)、つまりアースです。一貫
性があれば、どの導線が機器のプラスまたはマイナスの
接続に接続されているかどうかは問題となりません。
2本の導体を約1インチ(2.54㎝)引き離し、それぞれの端から
絶縁体を約1/4インチ(0.64㎝)剥がします。(ワイヤストリッパ
ーを使用すると作業が簡単ですが、通常のポケットナイフを
使用して絶縁体の周りを切断し、ワイヤまで切断することもで
きます)個々の導体のワイヤのストランドをしっかりと撚り合
わせます。バネ式スピーカー端子を押し込み、対応するワイヤ
を挿入します。端子を放すと、ワイヤが所定の位置にしっかり
と保持されます。ワイヤのストランドが一方のバインディング
ポスト(バナナプラグ)からもう一方のバインディングポストに
接触したり、他の導体のストランドに接触していないことを確
認してください。接続のどちらかの端でこの予防措置を守らな
いと、アンプの誤動作や損傷が発生する可能性があります。
スピーカーの接続を容易にするために、他のタイプ
の特殊コネクタも利用できます。提案や詳細につい
ては、KLIPSCH正規ディーラーにご相談ください。
スピーカーからアンプ
(RSM-400, RSM-525, RSM-650, RSM-800)
スピーカーを接続する際に最も重要なことの一つは、スピ
ーカーを同じ極性または位相に保つことです。違った位相
で接続すると、低音とサウンドイメージが低下します。スピ
ーカーが同相に配線されていることを確認する最も簡単な
方法は、常にアンプまたはレシーバーのプラスとマイナス
の出力端子をスピーカーの対応する入力端子に接続する
ことです:プラス(「+」、赤で色分け)からプラス、およびマイ
ナス(「–」、黒で色分け)からマイナスへ配線。(図1を参照)
塗装
スピーカーのグリルとキャビネットは塗装されている場
合があります。最良の結果を得るには、塗装するすべて
の表面(キャビネットとグリル)を300~400グリットのサ
ンドペーパーで軽く研磨します。中性洗剤に浸した湿ら
せた布でこれらの表面を洗い、指紋や油分を取り除きま
す。塗装する前にスピーカーを乾燥させてください。
ツイーター、ウーファー、フロントパネルをオーバースプ
レーから保護するために、スピーカーの前面をマスキン
グするように注意する必要があります。これにより、グリル
の裏側の元からある均一な暗い色が維持され、ウーファ
ーとツイーターが塗装による損傷から保護されます。グリ
ル溝の内側の壁にマスキングテープを貼り、そのテープ
にプラスチックまたは新聞紙を貼り付けて、スピーカーの
前面パネル全体を覆います。また、塗装する前に、キャビ
ネット背面のユーロブロックコネクタが挿入されている
コネクタピンをマスキングして、導電性を維持します。
塗装前にグリル止めネジ、グリル、スピーカー端子カバーを
取り外してください。最良の結果を得るには、塗装を一度に
厚く塗るのではなく、軽く数回塗り重ねてください。こうするこ
とで、グリルの穴に塗料が詰まるのを防ぐことができます。
Figure 1
図1