USB
FX2 ミキサーコンソールでは、USB A スロットにセットされたサムドライブに対して直接 MP3 の録音や
再生を行うことができます。USB B ポートは、オーディオインまたはアウトで直接ストリーミングを行い、
コンピュータからは "サウンドカード" として扱われます。この出力をどのように扱うかは、使用するコン
ピュータとコンピュータをコントロールするため実行するソフトウェアによって決まります。 一度に接続
できるのは USB 出力だけです。USB A ポートのデバイスにアクセスするには USB B ケーブルを取り外す
必要があります。逆も同様です。
メモリスティックモード: デジタル I/O 画面を表示します。メモリスティックを選択すると、USB ポートに
メモリスティックをセットするまで、"メディアが検出されません。メモリスティックをセットし直してくだ
さい" というメッセージが表示されます。セットすると、ドライブの使用できるスペースがチェックされま
す。準備ができるとメニューが表示され、ここで MP3 の再生または MP3 の録音を選択できます。
MP3 の録音: FX2 ミキサーは、MP3 をサンプルレート 48k で録音でき、ビットレートは 96kbps から
320kbps の範囲で選択できます。録音のビットレートとゲインは CFG ボタンを選択して調節できます。
MP3 の再生: FX2 ミキサーは、MP3 をサンプルレート 44.1kHz、48kHz で再生します。
MP3 ファイル参照画面で、再生する MP3 ファイルを選択できます。ファイル参照画面は、ディレクトリ (画
面右側の “<DIR>” )、MP3 ファイル (拡張子 .mp3 は非表示)、M3U プレイリストの各ファイルのみ表示
します。(注:M3U プレイリストの場合、プレイリストのすべてのファイルが同じディレクトリにあれば、フ
ァイルを正常に再生できます)。
デバイスのルートディレクトリでは、リストの上に "[ルート]" と表示されます。ディレクトリを選択してそ
のディレクトリのファイルを表示するか、"[UP DIR]" を選択してディレクトリをキャンセルします。MP3 ま
たは M3U のファイルが選択されると、MP3 再生画面が表示されます。
MP3 ファイルの再生が終わると、プレーヤーはリストの次のファイルを探します。プレイリストが選択さ
れている場合は、プレイリストの次のファイルを探します。最後のファイルになると、プレーヤーはリスト
の最初のファイルに戻ります。曲のなかのある位置までスクロールするには、三角形のプログレスインジ
ケータがその位置を示すまで右エンコーダを回し、右エンコーダを押して位置をセットします。
コンピュータモード: USB B ポートは、48k サンプルレート、24 ビット wave ファイルを外部のコンピュー
タや他の録音装置にストリームします。このモードをアクティブにするには、デジタル I/O 画面を表示して
「コンピュータモード」を選択します。画面に "コンピュータモードに変更しますか?" というメッセージ
が表示されます。OK を選択してコンピュータモードをアクティブにするか、「キャンセル」でこの画面を終
了します。このポートからの再生を最後のステレオチャネルに割り当てるには、"入力選択" ボタンを押
して "USB" 位置にします。これにより、チャネルストリップの Aux センドまたはバス割り当てボタンを使
い、コンソールのどこにでもルーティングできます。
ファームウェアの更新
ファームウェアの更新は、バグの解消やパフォーマンスの向上のために行います。ミキサーを最新のファ
ームウェアに更新するには、www.peavey.com の説明を参照してください。
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