HVS-1200
HVS-491OU/492OU/492WOU/492ROU
1. 接続
(1) 映像 (SDI 信号) を入力します。
(2) 同期信号を入力します。
ループスルーしないときは、
他方の端子を 75Ωで終端します。
同期信号を入力しない場合は、
「2. セットアップ」を参照し、
フレームシンクロナイザ機能を ON に
設定してください。
(3) 合成出力 (SDI 信号) を後段の機器に
接続します。
(4) OU 付属のケーブルを使い
HVS-1200 の LAN HVS (OU) と
コントロールパネルの HVS LAN を接続します。
(5) 付属の電源ケーブルを使い HVS-1200 と
コントロールパネルに電源を供給します。
(6) コントロールパネルの背面にある
電源スイッチを ON にします。
(7) HVS-1200 前面にある電源スイッチを
ON にします。
※ HDMI 出力は、プレビュー、プログラム映像
の他、AUX バス経由でマルチビューなどの
合成映像や入力映像を出力することもできます。
※ LAN の接続には、イーサネットハブを使用することもできます。
2. セットアップ
MU (HVS-1200)の選択
(1) システムを起動すると、コントロールパネルにメニューが表示されます。
(2) メニュー画面の上部で PANEL タブをタップします。
(3) NETWORK ボタンを押し、[PANEL > NETWORK > NETWORK] メニューを開きます。
(4) ▼ボタンを押し、2 ページに移動します。F1 を回し、HVS-1200 を選択し F1 を押します。YES をタップするとコントロールパネ
ルが再起動します。再起動後、HVS-1200 と接続するとコントロールパネルのボタンが点灯します。
もしコントロールパネルのボタンが点灯しないときは、HVS-1200 の IP アドレス(LAN HVS(OU) ポート) を指定します。[PANEL >
NETWORK > NETWORK] メニュー PAGE 2 で F2 を押し、キーパッドでアドレスを入力後 Enter を押します。
システムモードの選択
(1) [SETUP > SYSTEM > FORMAT] メニューを開きます。
(2) F1 を回し、スイッチャで使用するビデオ信号のフォーマットを選択し F1 を押します。YES をタップすると、スイッチャが再起動
します。4K と HD の切り替え時は、M/E1、M/E2、AUX などのメニュー設定が初期化されます。再起動後スイッチャは指定したフ
ォーマットに切り替わります。
日付、時刻の設定
[SETUP > SYSTEM > TIME] メニューを開き、日付を設定します。PAGE 2 で時刻を、PAGE 3 でタイムゾーンとサマータイムの ON/OFF
を設定します。
フレームシンクロナイザ機能を ON にする
必要に応じてフレームシンクロナイザ機能を ON にしてください。
(1) [SETUP > INPUT > SIGNAL] メニューを表示します。
(2) F1 を回して IN01 を選びます。F4 を回して FS を ON にします。
(3) F1 を回して IN02 を選びます。F4 を回して FS を ON にします。その他の入力についても同様に FS を ON にできます。
3. 出力映像を選ぶ
SDI OUT 出力に映像をアサインする
(1) [SETUP > OUTPUT > SDI OUT] メニューを開きます。
(2) F1 を回して、出力ポートを選び、F2 を回して合成映像を選びます。
SDI OUT1 は ME1 PGM、SDI OUT2 は AUX01、SDI OUT3 は AUX02、
SDI OUT4 は AUX03 に設定されています。
M/E1PGM の映像を選ぶ
M/E1PGM 列のボタンを押します。ボタンのソース映像が
HVS-1200 背面の SDI OUT1 出力に表示されます。
M/E1PGM の映像を切り替える
(1) M/E1 PST 列のボタンを押してネクスト映像を選んでください。
(2) フェーダを端から端まで動かします。SDI OUT1 の映像が
選択したネクスト映像に切り替わります。これをバックグランドの
トランジションと呼びます。
(3) もう一度フェーダを端から端まで動かします。前の映像に戻ります。
※ 映像が切り替わった瞬間、PGM 列と PST 列の映像信号も切り替わり、
ネクスト映像は常に下の列で選択できるようになります。
AUX01 (内部バス)の映像を選ぶ
(a) M/E1 バスの上に、バス選択ボタンと KEY/AUX バス*があります。
AUX1 ボタンを押し、次に M/E1 の OUT1 ボタンを押します。
AUX1 に M/E1 OUT1 (PREV 映像)がアサインされます。
SDI OUT2 から M/E1 の PREV 映像が出力されます。
(b) AUX2 に入力 1 をアサインするには AUX2 ボタンを押し、次に KEY/AUX バス*の 1 を押します。SDI OUT3 から入力 1 が出力され
ます。
(c) AUX3 にマルチビューワ映像をアサインするには AUX3、MV1 と押します。SDI OUT4 からマルチビューワ映像が出力されます。
* HVS-491OU は KEY/FLX/AUX バス
4. バックグランドのトランジションを実行する
PST 列のボタンを押し、ネクスト映像を選びます。
BKGD ボタンが点灯していることを確認してください。消灯しているときはボタンを押してください。
トランジション
・CUT ・MIX
CUT を押します。 MIX を押します。次に AUTO を押します。(またはフェーダを端から端へ動かします。)
映像が即座に切り替わります。
・パターン
(1) WIPE を押します。
(2) BKGD ボタンをすばやく 2 度押し
[M/E FLEXaKEY > M/E1 > BKGD PGM >
TRANS > TRANS] メニューを表示します。
(3) F4 を回してパターンを選択します。
(4) AUTO を押します。
(またはフェーダを端から端へ動かします。)