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音色をかえる(プレイ・モード)
演奏する音色を、61種類の中から選びます。
各音色には最適なエフェクトが加えられています。
電源を入れたときや、ソングの演奏を止めたときは、このモード
になります。
1. 本体上面のSOUNDスイッチを押しながら、C2からC7のい
ずれかの鍵盤を押してください。
押した鍵盤によって音色が変ります(次ページ「音色、ソング・
リスト」参照)。黒鍵には、
ショート・フレーズ音色
が割り当て
られています。
電源を入れたときは、初期設定の音色(グランド・ピアノ)に戻り
ます。
ショート・フレーズ音色とは?
黒鍵に25音色割り当てられていて、これらの音色を選んだとき
は、
鍵盤を押さえると自動的にフレーズが演奏されます。
手回
しオルガンでよく使用されるような伴奏が付いているものや、
有名なパイプ・オルガン曲のフレーズの一部が入っているオル
ガン音色、低音部で左手伴奏のようなショート・フレーズが付
いていて、右手でメロディ・ラインを演奏することができるよう
なピアノ音色などがあります。
ソングの演奏を聴く(ソング・モード)
自動演奏できるソングを61曲内蔵しています。
各ソングには最適な音色とエフェクトが加えられています。
ソングの演奏を聴いて、豊かな音色とその表現力を確認してく
ださい。
1. 本体上面の
SONGスイッチを押しながら、C2からC7のいず
れかの鍵盤を押してください。
押した鍵盤によって、選んだソングの演奏が始まります
(次
ページ「音色、ソング・リスト」参照)。
選んだソングから全ソングを順番にくり返し演奏します。
2. 演奏を止めるときはSONGスイッチを押してください。
SONGスイッチ押したまま鍵盤を押さえると、ソングを選び
直すことができます。また、SOUNDスイッチとSONGス
イッチを同時に押して演奏を止め、そのままスイッチを押し
たままにして、鍵盤を押すことでソングを選ぶこともできま
す(パフォーム・モード)。
ソングの演奏を聴きながら、鍵盤を弾く
ソングの演奏中も好きな音色で鍵盤を弾くことができます。
ソング演奏中にSOUNDスイッチを押しながら、C2からC7
のいずれかの鍵盤を押して音色を選びます。
ソングの演奏前に、プレイ・モードで音色を選んでから、演奏
を開始する方法もあります。
ソングの演奏中に音色の選択をした場合は、音色のエフェク
トが演奏中のソングに使用されます。また、この状態でソン
グを選択した場合は、鍵盤を弾く音色にソングのエフェクト
が使用されます。
音色を変更したデモ演奏を聴く
(パフォーム・モード)
各ソングには推奨する音色が使われています。この音色を任意
の音色に変えることで、ちょっと風変わりな演奏を聴いて楽しむ
ことができます。
1. 本体上面SOUNDスイッチとSONGスイッチを同時に押し
ながら、C2からC7のいずれかの鍵盤を押してください。
押した鍵盤によって、選んだソングの演奏が始まります
(次
ページ「音色、ソング・リスト」参照)。
選んだソングから全ソングを順番にくり返し演奏します。
2.
ソングの演奏中に、本体上面のSOUNDスイッチを押しながら、
C2からC7のいずれかの鍵盤を押してソングの音色を選びます。
選んだ時点で、ソングの演奏の音色が変ります。
ソングの演奏前に、プレイ・モードで音色を選んでから、演奏
を開始する方法もあります。
3. 止めるときはSOUNDスイッチとSONGスイッチを同時に
押してください。
SOUNDスイッチとSONGスイッチ押したまま鍵盤を押さ
えると、ソングを選び直すことができます。また、SONGス
イッチを押して演奏を止め、そのままスイッチを押したまま
にして、鍵盤を押すことでソングを選ぶこともできます(ソン
グ・モード)。
選択したソングに対して、割り当てる音色によっては、意図し
ない演奏内容になる場合がありますので、ご注意ください。
黒鍵に割り当てられている音色(ショート・フレーズ音色)は
選択できません。選択した場合は、自動的にオルゴール1の
音色になります。
そのほかの機能
C2 C3
確認音のオン、オフ
オフ
オン
G
3
A3
EB C D F
AG
F
G
A
C
D
トランスポーズの設定(F
2〜F3)
同時に
押す
キー・トランスポーズ機能
黒鍵を多く押さえるような弾きにくい曲や、他の楽器や歌に演
奏とキー(調)が合わせられないときなどがあります。このとき
キーを変える(移調する)ことによって、黒鍵をあまり使わない指
使いで演奏したり、覚えたそのままの指使いで、他の楽器や歌
に演奏を合わせることができます。これをトランスポーズ機能と
いいます。11半音の範囲でずらすことができます。
たとえば1半音上げた場合、下図の左の楽譜を弾くと、右の楽譜
のように鳴ります。
○ 鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に押しながら、F
♯
2からB2、C
♯
3からF3のいずれかの鍵盤を押すと、キーに合わせてトラン
スポーズします。
弾いた鍵盤より低い音、たとえば、C4の位置でA3(−3半
音)の高さの音を出すには、鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に
押しながらA2を押します。
弾いた鍵盤より高い音、たとえば、C4の位置でD
♯
4(+3半
音)の高さの音を出すには、鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に
押しながらD
♯
3を押します。
鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に押しながら、C3を押すとト
ランスポーズなし(±0)の設定になります。
電源を入れたとき(初期設定)はトランスポーズなしです。
機能確認音について
鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に押したときや、音色やソング
選択の鍵盤を押したときには、確認音が出ます。この確認音
はオフにすることができます。
鍵盤の左端のC2、C
♯
2を同時に押しながら、G
♯
3を押すとオ
フに、A3を押すとオンになります。
電源を入れたとき(初期設定)は確認音が出る設定になりま
す。