35
2-2. raidcmd での確認
(1) 管理者権限(Administrator など)でログオンします。
※raidcmd を使うには、管理者権限を持つユーザでログオンします。管理者権限を
コマンドプロンプトなどのコンソールを起動します。
(2) 以下のコマンドを入力し、RAID コントローラのプロパティを参照します。
# raidcmd property –tg=rc –c=C <ENTER>
『C』は1)で確認した RAID コントローラ番号です。
以下は RAID コントローラ番号が『1』の場合の例です。
# raidcmd property –tg=rc –c=1 <ENTER>
(3) 以下のプロパティ画面が表示されます。「Battery Status」設定が「Normal」と表示
されていればバッテリが正常に取り付けられています。
Consistency Check Priority
HDD Power Saving(Hot Spare)
バッテリのステータスには以下の
つの状態があります。
Normal : バッテリが正常に稼動していることを示します。
Warning : バッテリがなんらかの理由により、正常に使用できない
状態であることを示します。
Not Present : RAIDコントローラにバッテリが接続されていないことを
示します。
バッテリのステータスが”Not Present”の場合は、バッテリ制御ケーブルの接続
状態を確認してください。
バッテリが完全に放電してしまっている場合は、
で認識
できないことがあります。その場合は、通電状態で約30分経過してから再起
動し、再度Universal RAID Utilityで確認してください。
完全に放電してしまっている場合、充電完了まで約12時間かかります。
新規バッテリを接続した場合にはバッテリのリフレッシュが動作する場合が
あります。充放電のサイクルが完了するまではライトスルーで動作します。
その場合は約12時間後に再度バッテリの状態を確認してください。