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headlite
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SWR® headlite™ ベース・アンプリファイヤーをお選び頂き、あ
りがとうございます!
SWR の革新と卓越性の伝統は、1984年、設立者 Steve W. Rabe
が全く新しいコンセプトのベース楽器のアンプ方式を開発した
ことで始まりました。ライブでのサウンドをスタジオの再生用モ
ニターから聞こえるサウンドに近づけたいと考えていた
L.A.で当
時トップのレコーディング•ベーシストからのアドバイスと提案に
応え、Rabe はスタジオのミキシング•コンソール級の正確さで、
プレイヤーが求めるあらゆるトーンにダイアルできる、フルレン
ジのハイファイなベース用のシステムを開発したのです。こうし
て"SWR のサウンド"が誕生しました。
この
headlite は私たちの世界中のベーシストの体験を改善
したいというたゆまぬ努力の結果であり、全く新しい世代の、
革新的で軽量なベース・アンプリフィケーションの一つでもあり
ます。
物理の法則に従うと、一般的にベース用の楽器は正確なアンプ
リフィケーションのために、より高い周波数に必要とされるより
も実質的により多くのパワーを必要とし、必要なパワーを生み
出すために、最近までとても重たい変圧器と大きなパワーサプ
ライを必要としていました。この
headlite は近年の技術の進
化により、強力で軽量なアンプとスピーカーのエンクロージャ
ーを実現しました。まさに headlite は徹底的な研究開発の
努力の結果であり、実際に演奏される環境での長期に及ぶ実
験を経て、SWR の基準である品質と卓越性、信頼性がうまく実
現されています。
軽量なクラス
"D" アンプリファイヤー技術を伝統的な SWR の
チューブ・プリアンプと組み合わせた headlite は、3.75-ポン
ド(1.75kg)、400-ワット*の駆動部を装備し、SWRアンプのよく
知られた特徴であるトーンの明瞭度だけではなく、雷鳴のよう
な驚くほどのローエンドのレスポンスをこの小型のパッケージ
に収めています。利便性に加えて、
headlite はスタジオ・クオ
リティーの
Line Out, Compressor 回路、Effects Loop や Tuning
Mute
(内蔵のチューナーもコントロール)を切り替えるため
のオプションのフットスイッチ、新しい3-ポジション(Classic,
Modern
または Bypass)の Aural Enhancer™ 回路などのプロフ
ェッショナルな 機 能を満 載しています。
ヘッドとスピーカーの 組み合わせでは 理 想 的なスタンド・アロ
ーン のア ン プとして も 、複数のパワーアンプでは、マッチする
400-ワットのパワーアンプ amplite™ と一緒に使っても、
headlite はとても用途の広いパフォーマンス・ツールです。同
梱されているアクセサリー・バッグに入れて運ぶ、ベースのギグ・
バッグのポケットに入れる、オプションのラックマウント・キット
(P/N 007-7798-000) でラックマウントすると、あっという間にほとん
どすべてのギグの準備ができています。
私たちは、あなたがこの新しい
headlite を、永きにわたって楽
しまれることを確信しています。そして、SWR に"ステップアップ"
して頂いたことを大 変感謝いたします。
*100Vの日本仕様は、300-ワットです。
A. POWER INDICATORこの機器の電源が ON のとき、点灯し
ます。
B. PAD押して
IN にすると入力感度を -dB 減少させ、出力の
高い楽器により多くのヘッドルームとクリーンなレスポンスを
提供します。
C. MUTESpeaker Out {O}, DI {R}, と Pre Out {P} 端子からの
オーディオ出力を無効にします。Mute は Direct {W} または
Send {V}
出力には影響しません。
D. INPUT楽器をここに接続します。
E. COMPRESSOR LED & PREAMP CLIP LEDこの2つの役割を
持つインジケーターは、コンプレッサーがアクティブのとき
黄
色
に変わり、プリアンプがクリップすると
赤色
に変わります。
黄色
のLEDの明るさは、コンプレッション回路により実際に信
号が圧縮されている割合を示しています。最もクリーンなシグ
ナルを得るには、楽器のピークの出力レベルで Preamp Clip
LED が時々
赤色
に点灯するまで Gain を上げ、その後、Gain
を少し下げてください。
F. G A I N プリアンプの信号レベルを調整します。
Master Volume {L} と同時に使用し、アンプの全体的なボリュ
ームを調節します。信号のディストーションが欲しい場合は、
より高い
Gain の設定を使います(パワーアンプのクリッピン
グと違って、プリアンプのクリッピングはアンプリファイヤー
に損傷を与えることはありません)。
Gain はリアパネルの エフェクト・ループ Send {V} 端子の第一
段階のレベル•コントロールでもあり、必要であれば外部機器
の入力感度に適応させるためにも使うことができます。
G. SHIFTOUTの位置(
緑色
の設定)は、年以上も SWR の機
能のトレードマークである、クラッシックな Aural Enhancer
回路を選択します。IN の位置(
黄色
の設定)は、SWR を使用
するアーティスト Marcus Miller との共同開発により、より現
代的なサウンドを提供する最新の Aural Enhancer を選択し
ます。
フロントパネル