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リアパネル
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注意
:
リアパネルの 1/4インチ端子 {P, R, V と W} はバランス TRS (Tip/Ring/Sleeve) 出力です:
Tip=正相 (+)
Ring=逆相 (–)
Sleeve=グラウンド
シールドされた TS (Tip/Sleeve) "モノ"ギターケーブルを使用することも可能ですが、"二極"の TRS ケーブルの使用は、特に長いケーブル
を使用する時の信号ノイズ比を改善し、ハムノイズを減少させます。
P. PRE A MP OUTPUT*このポスト-マスター・ボリュームの出力
は、
SWR amplite™ など補助的なパワーアンプの入力との
接続に最適です。
Q. FOOTSWITCH付属のケーブルを使って、(オプションの)
フットスイッチをここに接続することで、
Mute, FX Bypass と
Tuner
のリモート操作が可能になります。
• MUTE—押すと
Mute 回路の ON-OFF を切り替えます。
• FX BYPASS—押すとエフェクト・ループ回路の ON-OFF を切り
替えます。
• TUNER と MUTE—MUTE を秒間押し続けると、内蔵のチュ
ーナーが有効になります。一本の弦をはじくと、フットスイッチ
のディスプレイに、その最も近い音が表示されます。ノートが
フラットなら
赤色
の LED(左)、シャープなら
青色
の LED(右)
、ノートのチューニングが合うと
緑色
の LED(中央)が点灯し
ます。
注意: headlite のフットスイッチは楽器用のチューナーを内
蔵していますが、フットスイッチ端子に接続されているときだ
け動作します。これは単体で動作するチューナーではなく、ベ
ースやオー ディオ 信 号との 接 続 は 想 定さ ていません。
R. DI*スタジオやフロント-オブ-ハウス(ライブ)のミキシン
グ•コンソールへの接続に最適なラインレベルの出力です。こ
の完全に電気的にバランスの XLR と /インチ TRS 端子は、
信号の対ノイズ比を最大化するために、ラインレベルの信号
になっています。(特に
XLR 出力での)クリッピングを防止す
るため、必ず、コンソール側の入力レベルを
"LINE LEVEL" に
設定するか、 Level {U} コントロールを使って、出力レベルを
下げてください。
S. GROUND / LIFTLIFT を選択すると、 DI XLR 端子 {R} から
グラウンドの接続(ピン-)を外し、グラウンド•ループにより生
じるノイズを減少させます。通常はこのスイッチは GROUND
(out) の位置に設定します。
T. PRE / POSTPRE を選択すると DI 出力 {R} に最初のチューブ
のステージのすぐ後から取られた信号を供給し、最高の DI(
ダイレクト・ボックス)サウンドを得ることができます。POST
を選択するとすべてのプリアンプ回路(トーン、コンプレッシ
ョンとエフェクト)を含みます。
U. LEVEL様々な音響機器への接続と入力感度に対応させるた
めに、DI 出力端子 {R} の出力レベルを調節します。
V. EFFECTS LOOP*Send をエフェクトの入力に、Return をエ
フェクトの出力に接続します。注意: フェーズの問題を防止す
るため、"WET/DRY" コントロールを持っているエフェクト機器
は、すべて完全に WET の位置に設定する必要があります。エ
フェクトの "INPUT LEVEL" は、できるだけ dB 近くに設定す
るべきです。
Send の出力は内蔵のトーン形成機能の信号を含みます。Send
のレベルはまず Gain {F} によってコントロールされます。
Return
の "WET" なエフェクト信号は、内蔵のプリアンプの
"DRY"
信号と Effects Blend {J} ノブを使ってブレンドするこ
とができます。
W. DIRECT OUTPUT*Line 出力は標準的な楽器用のチューナ
ーの接続や、補助的なライン出力として使うことができます。
チューニング中に Mute {C} スイッチを 使うと、スピーカーと
DI
出力を無効にします。
12AX7 双3極管チューブ(バルブ)は headlite
プリ-アンプリファイヤーの重要な部品です。通
常 12AX7 チューブは数年間使用できますが、酷
使したり頻繁な運搬による振動により、寿命が1
年以下になる場合があります。
プリアンプのチューブを交換する際は: チューブは消耗するにつれ
て、ノイズが 多くなったり、マイクロフォニック(特定の音域でア
ンプからガラスのチャイムのような)音がする場合があります。ま
た、そのような兆候なしに故障する場合もあります。アンプリファ
イヤーが動 作せず、他の要因(ブレーカー、コードなど)がない場
合は、認定サービスセンターにアンプリファイヤーのチューブの検
査を依頼してください。
チューブの交換