EasyManuals Logo

Vaisala AP10 Manual

Vaisala AP10
76 pages
To Next Page IconTo Next Page
To Next Page IconTo Next Page
To Previous Page IconTo Previous Page
To Previous Page IconTo Previous Page
Page #61 background imageLoading...
Page #61 background image
VaiNet ネットワークでのデータ転送
VaiNet プロトコルと VaiNet デバイスは、高い電力効率で動作するよう設計されています。
エネルギー節約のため、VaiNet ネットワークでは設定した間隔でデータが転送されます。
このため、ユーザーには、viewLinc Enterprise Server でデータが利用可能になるまでの
データ転送時間が長いように見える場合があります。
断続的な無線接続
クセスポイントは 2 分サイクルで順に通信し、接続されたデータロガーからアクセスポ
イントに 4 分ごとに計測データが送信されます。このため、次の状況が発生します。
現在接続されていないデータロガー(新しいデバイスまたは無線接続が切断されたデ
バイス)により、利用可能なアクセスポイントが 1 回すべてスキャンされた後、その
なかから最適なアクセスポイントが決定されます。通常、接続の試行には少なくとも
数分かかります。また、接続状況によっては何度も試行が行われる場合があります。
たとえば、1 つのアクセスポイントを最大容量(32 台のデータロガー)まで使用する
場合、最後のデータロガーがアクセスポイントに正常に接続されるまでに 1 時間かか
ることがあります。
クセスポイントにより欠落データが要求され、通信期間内にデータロガーに対し管
理コマンドが発行されます。1 つのアクセスポイントを使用して 32 台のデータロガー
から 1 か月分の計測データを転送するには、数時間かかります。
データロガーのスキャン間隔
利用可能なアクセスポイントをスキャンすると、電力が消費されます。スキャンが繰り返
されることでバッテリが消耗するのを防ぐため、RFL100 データロガーは、接続するアクセ
スポイントが見つからない場合、無線を一時的に停止します。アクセスポイントを見つけ
られない状態が続くと、待機間隔(徐々に長くなります)の経過後、スキャンが再開され
ます。最大間隔は 8 時間 30 分です。
このため、停止後にアクセスポイントが使用可能になって、データロガーがアクセスポ
イントを検出するまでに数時間かかる場合があります。したがっ、常にアクセスポイン
トの電源を入れたままにし、viewLinc Enterprise Server とアクセスポイントを最初に設置
してからネットワークを設置する必要があります。
RFL100 データロガーの無線を手動で起動するには、
Info ボタンを押します。
ボタンはシリコンプラグの下のサービスポートの横にあります。
詳細
AP10 アクセスポイントの詳細については、www.vaisala.com/ap10 で提供されている
『AP10 User Guide (M211860EN)』を参照してください
61
日本語

Other manuals for Vaisala AP10

Questions and Answers:

Question and Answer IconNeed help?

Do you have a question about the Vaisala AP10 and is the answer not in the manual?

Vaisala AP10 Specifications

General IconGeneral
BrandVaisala
ModelAP10
CategoryWireless Access Point
LanguageEnglish