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注意
フェノールを 含 む 薬 品で 本 製 品 を 洗 浄しな いでくだ さ い。 フェノールによっ
て、材 質の磨 耗 や 劣 化 が 早く発 生したり、製 品 の 寿 命 が短くなります。
残留した洗剤は人工呼吸器から直ちに除去してください。 残留した洗剤に
よって、磨 耗 が 早くなったり、製 品 寿 命 が 短くなること がありま す。
一般的に以下の手順を推奨します。 上の表に従って、人工呼吸器のパーツ
に適 切な手 法を選 んでください。
8.5 殺菌 / 消毒
地域の殺菌の基準と適用可能な方法の一覧に基づいて、加熱または化学薬品
による殺 菌を 選 択します。
洗浄機 - 加熱-殺菌プログラム:
医療機器用の自動洗浄機には通常、加熱殺菌のプログラムサイクルが備わって
います。
オートクレ ーブ: 上記の表に従って、人工呼吸器のパーツ用に 134 °C (273 °F)
に調整した標準のオートクレーブ装置を使用します。
標準の圧力で 134 度 10 分 間、重力蒸気オートクレ ーブをフルサイクルで運 転
して消 毒した後 、30 分 乾 燥させます。
乾燥と冷却では、人工呼吸器を再度組み立てる前に、パーツを完全に乾燥/冷
却してくだ さ い。
Ambu の 製 品 テ ス ト で は 、オ ー ト ク レ ー ブ を 30回しても蘇 生 器 が 完 全 に機 能 す
ることを示しています。完全に機能することを維持している間、製品がオートク
レーブする実際の回数は異なり、製品の使用、保管状況、摩耗や破損によっ
て、30回よりも多かったり少なかったりします。使 用 前、かならず 機能 テストを
実 行してくださ い 。
注記: 推奨された処理方法から逸脱した場合、それが適格かどうかはユーザー
の 責 任で 判 断 してくださ い 。
8.6 パーツの点検
洗浄、殺菌/消毒の後は、破損や残留、過度の磨耗がないかすべてのパーツを
注意して点検し、必要があれば交換します。 いくつかの方法では、ゴム部品の
色あせが生じますが、製品寿 命には影響を与えません。 ひび割れなど、材料
の劣化が生じているときは、部品を交換します。
吸入バルブのバルブハウジングを挿入する際: バッグの開口部がフランジに対し
て円滑に配置されているように確認してください。
患 者 用 バ ル ブ ディスクを 挿入する際 : 軸 の 末 端 を 、患 者 用 バ ル ブハ ウ ジ ン グ の 中
央 にあ る穴 から 通 すように注 意してくださ い 。
排気キャップを取り付ける際 (オプション): 排気キャップのスロットが患者コネ
クタの 方 を 向 いて い るようにしてくだ さ い 。
8.7 再組み立て
人 工 呼 吸 器 の パ ー ツ を 、図 に 従 って 組み 立 て 直しま す。
Adult (6.1)、Peadiatric (6.2)、Neonate (6.3)
注意
新 生 児 用 の 場 合 、貯 蔵 容 器 バ ッ グ の アダ プ タ を 吸 入 コ ネ ク タ に 取 り 付 け 、貯
蔵容器を人工呼吸器に接続する前に、アダプタのキャップを酸素おしゃぶり
につ け て おく必 要が あります。