ドライバーのインストール
ドライバーやAudioGateのインストールはKORG AudioGate and DS-DAC
Setupプログラムで行います。
ドライバーのインストール完了前にDS-DAC-100mをコンピューターに接続しな
いでください。既に接続してしまっている場合は一旦取り外してドライバーのイ
ンストール完了後に接続し直してください。
ドライバーのダウンロード
DS-DACドライバー・ソフトウェアはDS-DAC-100、DS-DAC-100m、DS-DAC-10
で共通になります。
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下記のAudioGate 3のダウンロード・ページにアクセスします。
http://www.korg.com/products/audio/audiogate3/page_6.php/
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KORG AudioGate and DS-DAC Setupダウンロードを選択し、Windows用、
またはMac用のダウンロード・ボタンを押して、Setupプログラムをダウンロード
してください。
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WindowsではダウンロードしたZIPファイルを解凍、Mac OSではdmgファイル
を展開して、“KORG AudioGate and DS-DAC Setup”フォルダー内のSetupを
実行し、KORG AudioGate and DS-DAC Setupパネルを表示します。
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“DS-DAC Driverのインストール”をクリックしてドライバーをインストールして
ください。
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AudioGateをインストールするときは、KORG AudioGate and DS-DAC
Setupパネルの“AudioGateのインストール”をクリックしてください。
インストール中に表示される“ AudioGateのアクティベーションについて”をよく
お読み頂き、インストールを完了させます。
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“終了”をクリックし、Setupプログラムを終了してください。
• ドライバーのインストール手順はダウンロードした
KORG AudioGate and DS-
DAC Setupパネル
の“ DS-DACシリーズ取扱説明書”をクリックして「ドライバー
のインストール」をご覧ください。
コントロールパネルの設定
Mac版のコントロールパネルでは、直接
ModeやSample Rateの変更を行うこと
は出来ません。AudioGateやMacのオー
ディオ設定から変更してください。
コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル はDS-DAC-100、DS-
DAC-100m、DS-DAC-10で共通になります。
Windowsスタートメニュー→すべてのプログ
ラム→KORG→USB Audio Device→USB
Audio Device Control Panelをクリックし
て開くと右の様なコントロールパネルが表示
されます。
DriverタブでMode、Sample Rate、Streaming Buffer Size、ASIO Buffer
Sizeの設定を行います。
再生時 に音飛びや雑音が頻繁 に発生する場合は、出力サンプリング周波数を
低くしたり、バッファ・サイズを大きくすることで、パフォーマンスを改善で
きる場合があります。バッファ・サイズを大きくするとレイテンシー *の値は
大きくなり、小さくするとレイテンシー *の値が小さくなります。
*データ処理に伴う発音の遅延。
Mode
PCM、DSDのモード切替えを行います。
DSDモードはAudioGateなどのASIOでのDSD出力に対応したソフトウェアでお
使いいただけます。DSD再生方法については、お使いのソフトウェアの取扱説明
書をお読みください。
Sample Rate
サンプリング周波数の設定を行います。
Mode設定がDSD:2.8224MHzか5.6448MHzを選択します。
Mode設定がPCM:44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHzか
ら選択します。
Streaming Buer Size
ストリーミング・バッファ・サイズを選択します。
Minimum、Extra Small、Small、Large、Extra Large、Safeから選択します。
Minimumが最も小さく、Safeが最も大きいサイズになります。通常は最大(Safe)
に設定してください。
ASIO Buer Size
ASIOバッファ・サイズを選択します。
Minimum、Small、Large、Maximumから選択します。Minimumが最も小さく、
Maximumが最も大きいサイズになります。通常は最大(Maximum)に設定してく
ださい。
Versionタブではドライバー・ソフトウェアとファームウェアのバージョンの確認を
行うことが出来ます。
ファームウェアのアップデートは専用のアプ
リケ ーショ ンで行いま す。ファ ームウェア・
アップデー ト用の最新のシステム・ファイル
は、http://www.korg.com/products/audio/
audiogate3/
]
からコンピューターにダウンロー
ドすることができます。
アップデートの手順については、ファームウェアと共にダウンロードされるリリースノー
トをご覧ください。
操作
各部の名称
ヘッドホン
出力端子
ヘッドホン・ボリューム・ボタン(−/+)
ヘッドホン・ボリューム
インジケーター
USB端子
アナログ出力端子
パワー・インジケーター
準備
ドライバーのインストールが完了したら、DS-DAC-100mとコンピューターの接続を行
い、コンピューター内の音声ファイルを聴く準備を行います。
初期設定、動作確認時には付属のUSBケーブルをお使いください。
本製品はUSBポートからのバスパワー電源で動作するので、ACアダプターなどの外
部電源は不要です。
できるだけパソコン本体のUSBポートへ直接接続してお使いください。やむを得
ずUSBハブを使う場合、電源付きのUSBハブをお使いください。バス・パワー・タ
イプのUSBハブでは十分な電力を確保できない可能性があります。
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ヘッドホンでお聴きになる場合はヘッドホン出力端子にヘッドホンを接続します。
2
アンプ、スピーカーに接続してお聴きになる場合は、DS-DAC-100mのアナログ
出力( 3.5mmステレオ・ミニ)端子から接続先の機器に対応したオーディオ・ケー
ブルで接続を行ってください。
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USB端子の接続を確認してください。コンピューターとDS-DAC-100mの接続が
有効になっている場合、パワー・インジケーターと、どれか1つのサンプリング周波
数インジケーターが点灯します。
基本的な使い方
•
ダウンロードしたKORG AudioGate and DS-DAC Setupパネルの“DS-DAC
シリーズ取扱説明書”をクリックして「 AudioGateを使った再生( Windows)」、
「AudioGateを使った再生(Mac OS)」を参照してください。
DSDネイティブ再生(AudioGateを使った再生)
1
AudioGateのインストールはAudioGate and DS-DAC Setupプログラムで行
います(「ドライバーのインストール」参照)。
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DS-DAC-100mを接続してからAudioGateを起動します。
DS-DAC-100mを接続しないでAudioGateを起動した場合は、DS-DAC-100m
を接続した時点でライセンス認証が完了します。
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メニューから[編集]-[環境設定...](Macの場合は[AudioGate]-[環境設定...])を選
択して[オーディオ・デバイス]タブをクリックします。
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[ドライバの種類]で「ASIO」(Macの場合は[CoreAudio])を選択します。
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[ドライバ名]で「KORG USB Audio Device Driver」を選択します。
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[サンプリング周波数]を「Auto」もしくは「5.6MHz」、「2.8MHz」に設定します。
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ソング・リストにDSDIFF、DSFまたはWSDファイルをドラッグ&ドロップ等の
手段で追加(ADD)します。
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AudioGateの再生ボタンをクリックして音声を再生します。
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ヘッドホンでお聴きの場合はDS-DAC-100mのヘッドホン・ボリューム・ボタン
で調整を行います。このときサンプリング周波数インジケーターは一時的にヘッ
ドホン・ボリュームのインジケーターになります。
手順8でソング・リストにWAV、FLACなどのファイルを追加した場合、手順7で選
んだサンプリング周波数に変換して再生されます。
故障かな?と思ったら
•
ダウンロードしたKORG AudioGate and DS-DAC Setupパネルの“DS-DACシ
リーズ取扱説明書”をクリックして
「故障とお思いになる前に」を参照してください。
また最新の情報はWebに掲載されています。http://www.korg.com/products/
audio/audiogate3/]もご覧ください。