仕様
感電により軽度の傷害が稀に起こる恐れがあります。
通電中は端子に触らないでください。
感電により軽度の傷害が稀に起こる恐れがあります。
電源を切った直後は端子に触らないでください。
軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。製品の中に金属、導線または、取り付け
加工中の切粉などが入らないようにしてください。
爆発により稀に軽度の傷害の恐れがあります。
引火性、爆発性ガスのある所では使用しないでください。
軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。
分解、改造、修理したり、内部に触らないでください。
寿命を超えた状態で使用すると接点溶着や焼損が稀に起こる恐れがあります。
必ず実使用条件を考慮し、定格負荷、電気的寿命回数内でご使用ください。
出力リレーの寿命は、開閉容量、開閉条件により大きく異なります。
ねじが緩むと発火が稀に起こる恐れがあります。
端子ねじは規定トルク(0.74 〜 0.90N・m)で締めてください。
設定内容と制御対象の内容が異なる場合には、意図しない動作により稀に、装置の破損や事故の原因と
なります。温調器の設定は下記のように行ってください。
・温調器の各種設定値は、制御対象に合わせて正しく設定してください。
・温度レンジ設定スイッチを「設定不可」の値に設定しないでください。
「設定不可」の値に設定した場合、意図しない温度レンジに設定されます。
・各スイッチの切換は温調器の電源を切った状態で行ってください。
各スイッチの機能は電源投入後に有効となります。
温調器の故障により制御不能や警報出力が出なくなると本機へ接続されている設備、機器等への物的損
害が稀に起こる恐れがあります。本機の故障時にも安全なように、別系統で監視機器を取り付けるなど
の安全対策を行ってください。
温調器が誤動作することが稀に起こる恐れがあります。INIT スイッチは必ず OFF でご使用ください。
設定によっては本機に接続された機器が危険な状態になることがあります。
注意
形
E5CS /形 E5CS-X
電子温度調節器
オムロン製品をお買い上げいただきありがとうございます。こ
の製品を安全に正しく使用していただくために、電気の知識を
有する専門家が扱ってください。
お使いになる前にこの取扱説明書をお読みになり、十分にご理
解ください。お読みになった後も、いつも手元に置いてご使用
してください。
©All Rights Reserved
取扱説明書
1) 下記の環境では使用しないでください。
・加熱機器から輻射熱を直接受けるところ
・水がかかるところ、被油のあるところ
・直射日光が当たるところ
・塵あい、腐食性ガス(特に硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ
・温度変化の激しいところ
・氷結、結露の恐れのあるところ
・振動、衝撃の影響の大きいところ
2) 周囲温度および湿度は仕様範囲内で使用および保存してください。
必要により、強制冷却してください。
3) 放熱を妨げないよう、温調器の周辺をふさがないでください。
温調器本体の通風孔はふさがないでください。
4) 配線用圧着端子は、指定サイズ(M3.5、幅 7.2mm 以下)のものをご使用ください。
5) 端子の極性を確認し、正しく配線してください。
入出力端子など誤配線のないようにしてください。
6) 使用しない端子には何も接続しないでください。
7) 電圧出力(制御出力)は内部回路と電気的に絶縁されていません。
接地タイプの熱電対を使用する場合はいずれの制御出力端子もアースに接続しないでください。
接続した場合、回り込み電流により測定温度に誤差が発生します。
8) 強い高周波を発生する機器やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。
配線は、高電圧、大電流の動力線とは分離して配線してください。
また、動力線との平行配線や同一配線を避けてください。
9) 電源電圧および負荷は、仕様、定格の範囲内でご使用ください。
10) 電源電圧は2秒以内に定格電圧に達するようにスイッチ、リレーなどの接点を介して一気に印加してく
ださい。
徐々に電圧を印加しますと、電源リセットしなかったり出力の誤動作が発生することがあります。
11) 電源遮断時はスイッチ、リレーなどの接点を介して一気に行ってください。
徐々に電圧を低下させますと、出力の誤動作やメモリ異常が発生することがあります。
12) PID 動作(セルフチューニング)で使用される場合は、温調器と負荷の電源を同時、あるいは負荷の電源
を先に投入してください。
13) 電源を投入して、温調器の出力が確定するまで 4 秒かかります。
この時間を考慮して制御盤などを設計してください。
14) 作業者がすぐ電源を OFF できるようスイッチまたはサーキットブレーカを設置し、適切に表示してく
ださい。
15) 温調器に電源を投入してから、正しい温度を表示するまで 30 分かかります。
実際に制御を始める 30 分以上前に電源を投入してください。
16) 測温体の種別と温調器の入力種別は必ず同じ設定としてください。
17) 熱電対のリード線を延長される場合は熱電対の種類に合わせ、必ず補償導線をご使用ください。
白金測温抵抗体のリード線を延長される場合は抵抗値の小さいリード線(1 線あたり 5 Ω以下)を使用し
て、3 線のリード線の抵抗値を等しくしてください。
18) 受信電波障害を受ける恐れがあります。電波受信機を近くで使用しないでください。
19) ドローアウト時に製品に変形・変質をきたす力を加えないでください。
20) ドローアウトして製品を交換する時、端子の状態を確認してください。
必要により、リアケースも合わせて交換してください。
21) ドローアウトする場合は、電源をOFF してから行い、絶対に端子や電子部品に手を触れたり衝撃を与
えたりしないでください。
挿入時に電子部品をケースに接触させないでください。
22) 静電気により内部部品が破損する恐れがあります。
ドローアウトする場合は、基板の電子部品、パターンには手を触れないでください。
製品を持つときは天板、支柱、または基板の縁を持ってください。
23) 清掃の際は、シンナー類は使用せず市販のアルコールをご使用ください。
24) 廃棄時に分別する時は、工具を使用してください。
25) EEP-ROM により停電記憶を行っています。EEP-ROM の書き換え寿命は 10 万回です。
EEP-ROM は設定変更時とセルフチューニング整定時に書き換えられます。
安全上の要点
●警告表示の意味
注意
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、時に軽
傷・中程度の傷害を負ったり、あるいは物的損害を受け
る恐れがあります。お使いになる前にこの取扱説明書を
お読みになり、十分にご理解ください。
●警告表示
安全上のご注意
●埋込取付
Japanese
電源電圧 AC100-240V50/60Hz
AC24V50/60Hz/DC24V
許容電圧変動範囲 定格電圧の 85 〜 110%
消費電力 約 7VA(AC100-240V)
約 4VA(AC24V)/ 約 3W(DC24V)
指示精度 形 E5CS:± 1.0%FS ± 1 ディジット以下
形 E5CS-X:± 0.5%FS ± 1 ディジット以下
制御出力 リレー出力AC250V3A(抵抗負荷)
電圧出力DC12V20mA
リレーの電気的寿命 10 万回
制御方式 PID または ON/OFF
警報出力 リレー出力AC250V1A(抵抗負荷)
リレーの電気的寿命 10 万回
使用周囲温度 -10 〜 55℃
(ただし、氷結、結露しないこと)
使用周囲湿度 相対湿度 35 〜 85%
保存温度 -25 〜 65℃
(ただし、氷結、結露しないこと)
高度 2,000m 以下
推奨ヒューズ T1AAC250Vタイムラグ
低遮断容量
質量 形 E5CS:約 150g(本体のみ)
形 E5CS-X:約 170g(本体のみ)
設置環境 設置カテゴリⅡ、汚染度 2
(IEC61010-1 による)
適合接続ソケット 警報なしタイプ(8 ピン)用:
(別売)(形E5CS のみ) 形 P2CF-08、形 P2CF-08-E、形 P3G-08
警報ありタイプ(11 ピン)用:
形 P2CF-11、形 P2CF-11-E、形 P3GA-11
■操作方法
設 定 方 法
下記用途に使用される場合、当社営業担当者までご相談のうえ仕様書などによ
りご確認いただくとともに、定格・性能に対し余裕を持った使い方や、万一故
障があっても危険を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。
a) 屋外の用途、潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途
またはカタログ、取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用
b) 原子力制御設備、焼却設備、鉄道・航空・車両設備、医用機械、
娯楽機械、安全装置、および行政機関や個別業界の規制に従う設備
c) 人命や財産に危険が及びうるシステム・機械・装置
d) ガス、水道、電気の供給システムや 24 時間連続運転システムなど
高い信頼性が必要な設備
e) その他、上記a)〜d)に準ずる、高度な安全性が必要とされる用途
※上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データ
シート等最新版のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容を
よく読んでご使用ください。
ご使用に際してのご承諾事項
Step1 Step2
自己診断機能
異常が発生すると、温度表示部にエラー内容を表示します。
エラーの内容を確認し、その内容についての処置をしてください。
形 E5CS(単位 mm) 形E5CS-X(単位 mm)
パネル
アダプタ
固定ねじ
□48
6.25 72.5 14.4
□44.8
94.65
(7.75)
パネル
アダプタ
固定ねじ
□48
6 100
10
□44.8
(106)
梱包内容(形 E5CS/ 形 E5CS-X とも)
・本体
・アダプタ1 個
・取扱説明書
・℃/°F シール、仕様記入シール* 1
*1表示単位の変更時は、℃/°F シールを現在の単
位の上に貼ってください。
仕様記入シールに設定内容を記入し、管理にご
利用ください。
60以上
45
45
+0.6
0
+0.6
0
+0.6
0
(48×台数–2.5)
+1
0
45
個別取付のとき(単位mm) 密着取付のとき(単位mm)
・本体をパネル角穴へ入れ、アダプタを端子側からパネル面とのすき間が少なくなる
ように押し込んで仮固定してください。次にアダプタの2箇所の固定ねじを締め付
けトルク 0.29 〜 0.39N・m で交互にバランスをとりながら締め付けて固定してく
ださい。
取付状態は外形寸法図を参照してください。
・複数個取り付けて使用される場合は、本機の発熱によって周囲温度が仕様を超えな
いようにしてください。
・密着取付は縦横いずれか一方向のみ可能です。
●表面取付
縦に並べてご使用の場合、フックの部分を考慮して、ソケットの上下に 20mm 以上
の隙間が必要です。
形P2CF-□
20
(mm)
パネ
フック
ダクトなど
●形 E5CS-R □ ,-Q □(警報なしタイプ)
ソケットは形 P2CF-08- □または形 P3G-08
をご使用ください。
●形 E5CS-R1 □ ,-Q1 □(警報ありタイプ)
ソケットは形 P2CF-11- □または形P3GA-11
をご使用ください。
3
2
1
8
7
6
5
4
SOURCE
5
4
+
+
B
B
A
–
–
AC250 V 3 A
(抵抗負荷)
DC12 V 20 mA
AC100-240V
50/60Hz
あるいは
AC/DC24V
50/60Hz
熱電対
素子互換式サーミスタ
白金測温抵抗体
*
制御出力*2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1
2
SOURCE
5
4
+
+
B
B
A
–
–
AC250 V 3 A
(抵抗負荷)
AC250 V 1 A
(抵抗負荷
DC12 V 20 mA
AC100-240V
50/60Hz
あるいは
AC/DC24V
50/60Hz
熱電対
素子互換式サーミスタ
白金測温抵抗体
*1
制御出力*2
警報出力
●形 E5CS-R □ X,-Q □ X(警報なしタイプ)
●形 E5CS-R1 □ X,-Q1 □ X(警報ありタイプ)
6 7 8 9 10
1 2 3 4 5
7 8
SOURCE
熱電対
素子互換式
サーミスタ
白金測温抵抗体
AC250V 3A
(抵抗負荷)
DC12V 20mA
AC100-240V,50/60H
あるいは
AC/DC24V,50/60Hz
+ −
+ −
A
B
B
NOT
USED
NOT
USED
*1
制御出力*2
7 8
AC250V 3A
(抵抗負荷)
AC250V 1A
(抵抗負荷)
DC12V 20mA
AC100-240V,50/60H
あるいは
AC/DC24V,50/60Hz
+ −
6 7 8 9 10
1 2 3 4 5
SOURCE
熱電対
+ −
警報出力
素子互換式
サーミスタ
白金測温抵抗体
A
B
B
*1
制御出力*2
*1AC100 〜 240V タイプと AC/DC24V タイプは別機種です。DC24V 時極性はありません。
*2制御出力が ON のとき次のように動作します。 リレー出力:a 接点が導通 電圧出力:DC12V を出力
温度表示
現在温度 / 設定温度 / 警報値 / 入力補正値を表示します。
偏差表示
▲:現在温度が設定温度を上回ったとき点灯します。
■:現在温度と設定温度の偏差が± 1%FS 以内のとき点灯します。
▼:現在温度が設定温度を下回ったとき点灯します。
出力動作表示
出力機能が ON のとき点灯し、OFF のとき消灯します。
警報動作表示
警報機能が ON のとき点灯します。
切換表示
SP:設定温度を表示しているとき点灯します。
AL:警報値を表示しているとき点灯します。
温度表示切換キー
現在温度 / 設定温度 / 警報値 / 入力補正値の表示を切り換えます。
設定キー(アップ / ダウン)
アップキーを押すと、設定温度 / 警報値 / 入力補正値が上昇します。
ダウンキーを押すと、設定温度 / 警報値 / 入力補正値が下降します。
誤操作防止キー(形 E5CS-X のみ)* 1
プロテクトスイッチがONのとき、誤操作防止キーを押しながら設定キー(アップ/ ダウン)を操作すると、設
定値を変更できます。
*1形 E5CS-X 専用の機能です。形 E5CS には誤操作防止キーはありません。
厚さ1〜4mmのパネルに取り付け可能です。
SP AL AL
ON
E5CS
温度表示偏差指示
切換表示
温度表示切換キー
設定キー(ダウン)
設定キー(アップ)
フロントドア開閉用切り込
フロントドア
警報動作表示
出力動作表示
SP
AL
AL
ON
設定キー(ダウン)
設定キー(アップ)
警報動作表示
出力動作表示
温度表示
偏差指示
切換表示
誤操作防
止キー
温度表示
切換キー
ドローアウト用フック(前面下
E5CS
温度レンジ設定スイッ
警報モード設定スイッ
S
P
A
L
A
L
O
N
E5CS
INITスイッチ
プロテクトスイッチ
PX1 23456
ON
ON
制御モード切換スイッチ
制御モード切換スイッチ
温度レンジ設定スイッチ
警報モード設定スイッ
プロテクトスイッチ
INITスイッチ
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1
FUNCTIONPROTECT
ON
INPUT ALARM
23456
●スイッチ部
前面下側のフックを押し
ながら本体を引き出し、
ドローアウトします。
前面右側のフロントドア開閉用切り込みを手前に引き、フロントドア
を開けます。
* 1警報モード設定スイッチは、警報なしタイプにはありません。
*2INIT スイッチは「OFF」固定です。
●プロテクトスイッチ
・プロテクトスイッチが ON のとき、設定キー(アップ / ダウン)の操作を禁止し、
誤設定を防止できます。
・ただし、温度表示切換キーはプロテクトスイッチが ON のときも動作します。
(現在温度 / 設定温度 / 警報値 / 入力補正値の表示切り換えが可能です。)
・初期値は「OFF」です。
●FAXによるお問い合わせは下記をご利用ください。
テクニカルセンタお客様相談室 FAX055-982-5051
●インターネットによるお 問 い 合わせは下記をご利用ください。
http://www.fa.omron.co.jp/contact/
●その他のお問い合わせ先
納期・価格・修理・サンプル・承認図は貴社のお取引先、
または貴社担当オムロン営業員にご相談ください。
●営業にご用の方も、技術お問い合わせの方も、フリーコールに お 電 話ください 。
音声ガイダンスが流れますので、案内に従って操作ください。
携帯電話・PHS等移動通信からのお電話は、お手数ですが、
TEL055-982-5015(通話料がかかります )へおかけください。
クイック オムロン
0120-919-06
営業統轄事業部
東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大 崎ウエストタワー 1 4 F(〒141-0032
【技術のお問い合わせ時間】
■営業時間:9:00〜12:00/13:00〜19:00
(土・日・祝 祭日は9:00〜12:00/13:00〜17:00)
■営業日:年末年始を除く
上記フリーコール以外に、055-982-5000(通話料がかかります)
におかけいただくことにより、直接制御機器の技術窓口につながります。
【営業のお問い合わせ時間】
■営業時間:9:00〜12:00/13:00〜17:30(土・日・祝 祭 日 は 休 業 )
■営業日:土・日・祝 祭日/春期・夏期・年末年始休暇を除く
スイッチで動作仕様を設定します。
●制御モード切換スイッチ
スイッチ 機能 OFFON
制御
比例周期
制御出力
入力補正表示
入力種別
表示単位
ON/OFF制御
20秒
逆動作
無
熱電対:K,J
測温抵抗体:JPt100
℃
PID制御
2秒
正動作
有
熱電対:K,L
測温抵抗体:Pt100
°F
1
2
3
4
5
6
12
ON
3456
ON
→
・初期値はすべて「OFF」です。
・PID 制御では最適な比例帯を自動設定し、オフセットを自動で修正します。
・入力補正表示を「無」にした場合でも補正値は有効です。
入力補正をしない場合は入力補正値を「H0」にしてください。
入力補正の初期値は「H0」です。
・サーミスタタイプの場合、スイッチ「5」の設定は動作には無関係です。
0,9
1
2
3
4
5
6
7
8
警報種別設定 警報出力の動作
OFF
上下限範囲警報
下限警報
上限警報
上下限警報
警報機能なし
待機
シーケンス付
上下限警報
待機
シーケンス付
上限警報
待機
シーケンス付
下限警報
絶対値警報
XX
SP
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
SP
SP
SP
SP
SP
SP
X
X
XX
XX
X
X
Y
0 °C
●警報モード設定スイッチ
*警報「1」〜「7」の場合:
警報値(X)には SP(目標値)からの偏差を設定します。
警報「8」の場合:
警報値(Y)には O℃/°F からの絶対値を設定します。
*初期値は「2」(上限警報)です。
●温度レンジ設定スイッチ
・熱電対タイプ(形 E5CS- □ KJ、形 E5CS- □ KJX)
0〜200
0〜300
0〜400
0〜500
0〜600
0〜999
0〜200
0〜300
0〜400
0〜500
設定不可
設定不可
0〜400
0〜500
0〜600
0〜999
0〜999
設定不可
0〜400
0〜500
設定
設定範囲
仕様
0K
1
2
3
4
5
6J
または
L
7
8
9
°C °F
-50〜50
0.0〜50.0
-20〜80
0.0〜99.9
0〜200
0〜300
0〜400
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
0.0〜99.9
0〜200
設定不可
0〜400
0〜600
0〜800
設定不可
設定
設定範囲
仕様
0JPt100
または
Pt100
1
2
3
4
5
6
7
8
9
°C °F
-50〜50
0〜100
50〜150
100〜200
150〜300
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
設定不可
-50〜100
0〜200
100〜300
200〜400
300〜600
設定
設定範囲
仕様
0G
1
2
3
4
5
6
7
8
9
°C °F
・測温抵抗体タイプ(形 E5CS- □ P、形 E5CS- □ PX) ・サーミスタタイプ(形 E5CS- □ G)
*初期値は「2」です。 *初期値は「3」です。 *初期値は「1」です。
制御する温度を設定します。
入力補正値
現在温度
電源投入
警報値
設定温度
M
M
M
M
*1
*2
●表示
*1警報付タイプのみ表示します。
警報モード設定スイッチが「0」または「9」の位置では
警報温度は表示されません。
*2制御モード切替スイッチの No.4 が
OFF(入力補正表示なし)のときは表示されません。
■取付方法
外形寸法図
取付加工図 端子配列
安全規格対応について
電源−入力−出力端子相互間は基礎絶縁です。
二重絶縁が必要な場合、空間距離や固体絶縁などにより最高使用電圧に適した、IEC60664 にて定義されている補助絶縁を施してく
ださい。
表 示 異常内容 原因 処置
fff
---
fff点滅
---点滅
e11
e33
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
オーバーフロー
*1 ,*2
アンダーフロー
*1 ,*2
入力センサ異常
*1 ,*3
メモリ異常
A/Dコンバータ
異常
・現在温度が温度レンジ上限+10%FSより高温
・サーミスタタイプでセンサが短絡
・現在温度が温度レンジ下限-10%FSより低温
・サーミスタタイプでセンサが断線
・現在温度が温度レンジ上限より大幅な高温
・
熱電対タイプや測温抵抗体タイプでセンサの異常が発生
・現在温度が温度レンジ下限より大幅な低温
・熱電対タイプでセンサの「+」と「-」の接続が逆
・測温抵抗体タイプでセンサの異常が発生
内部メモリの異常が発生
A/Dコンバータの異常が発生
入力の誤配線、断線、短絡、
入力種別を確認してください。
電源を再投入してください。
表示内容が変わらない場合は
修理が必要です。
異常時の出力状態
逆動作 正動作
*1警報出力動作(警報付タイプのみ)
・fff や fff 点滅が発生したとき、警報出力は異常高温として動作します。
・--- や --- 点滅が発生したとき、警報出力は異常低温として動作します。
・e11 や e33 が発生したとき、警報出力は OFF します。
*2現在温度を表示中のみエラー表示します。
設定温度、警報値、入力補正値を表示中はエラー表示しません。
*3サーミスタタイプには入力センサ異常検出機能はありません。
フロント部の名称
●表示部
形 E5CS 形 E5CS-X
形 E5CS
形 E5CS-X
*1
*1
*2
*2