CDR8850H
コードレスドリル
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ZCDR8850HCE Rev. D (01/16)
BC
安全に関する注意事項
Snap-on Tools Companyは、コードレスツールを操
作、点検、修理する際に生じ得る状況に対する、安
全注意事項を提供しています。作業する者および
点検技術者には、手順、ツール、使用材料に関し
十分な知識を持ち、またそれらの手順、ツール、材
料が、仕事場で作業する者やツールの安全性を脅
かさないようにする責任があります。
パワーツールの安全に関
する一般的な注意事項
警告
すべての安全に関する警告および指示をよくお読
みください。以下に挙げる警告に従わない場合
は、感電や火災、重傷につながる可能性がありま
す。
今後の参考のため
に、すべての警告
および指示を保管
してください。
警告中の「パワーツール」とは、コンセントに接 続
する(コードあり)パワーツールか、バッテリ駆動の
(コードレス)パワーツールのことを指します。
作業エリアの安全
• 作業エリアは清潔にし、採光を十分に取ってくだ
さい。
雑然とした暗い場所は事故を誘発します。
• 可燃性の液体やガス、塵埃などの爆発物のある
所でパワーツールを使用しないでください。
パワ
ーツールからはスパークが出るため、それが粉塵
やガスに点火することがあります。
• パワーツールを操作している間は、子供やその周
辺にいる者を近づけないようにしてください。
注意力が散漫になると、手元が狂う原因となり
ます。
電気に関する安全事項
• パワーツールのプラグとコンセントの形状は一致
する必要があります。 プラグは決して改造しない
でください。 アース付き(グランド端子付き)のパ
ワーツールには、アダプタプラグを使用しないで
ください 。
改造されていないプラグや、適合するコ
ンセントを使用すれば、感電する危険性が少なく
なります。
• パイプ、ラジエータ、レンジ、冷蔵庫などのアース
された物体の表面に、体を接触させないようにし
てください 。
体がアースされると、感電する危険性
が増大します。
• パワーツールを、雨やぬれた環境にさらさないで
ください 。
パワーツールに水が入ると、感電する
危険性が増大します。
• コードを乱暴に取り扱わないでください。コードを
持ってパワーツールを持ち上げたり引っ張ったり、
コードを引っ張ってコンセントから抜くことは絶対
にしないでください。コードは、熱、油、鋭刃、作
動部分に近づけないでください。
破損したり絡ま
ったコードを使用すると、感電の危険が高まりま
す。
• 屋外でパワーツールを操作するときは、屋外使用
に適した延長コードを使用してください。
屋外使
用に適したコードを使用すれば、感電の危険が減
少します。
• 湿気の多い場所でパワーツールを操作すること
がどうしても避けられない場合は、漏電遮断器
(GFCI)で保護された電源をお使いください。GFCI
を使用することで、感 電 のリスクを抑えることが
できます。
個人的な使用上の安全
• パワーツールを使用するときは、自分が行ってい
ることに注意を傾け、常識の範囲内で使用してく
ださい。 疲れているとき、または薬やアルコール、
薬物治療の影響下にあるときは、パワーツールを
使用しないでください。
電動工具を操作している
間は、ほんの一瞬注意を怠っただけで重大な負
傷事故を引き起こすことがあります。
• 個人用保護具を使用してください。常に保護メガ
ネを着用してください。
適宜、防塵マスク、滑り止
め付き安全シューズ、安全ヘルメット、聴覚保護
具などの個人用保護具を適切に使用すると、身
体への傷害が低減されます。
• 意図しない起動をしないように気をつけてくださ
い。 電源および /またはバッテリパックに接続する
前に、工具を手に取るか運ぶかして、スイッチが
オフの位置にあることを確認してください。
スイッ
チに指を置いたままパワーツールを運んだり、パ
ワーツールのスイッチ がオンになっているときに
プラグを差し込むと、事故を引き起こすことがあ
ります。
• パワーツールの電源をオンにする前に、調整キー
またはレンチをすべて取り外してください。
パワー
ツールの回転部分にレンチやキーが取り付けら
れたままになっていると、ケガを引き起こす原因
となります。