98
ZCDR8850HCE Rev. D (01/16)
9. 穴開けを開始する前、および穴開け中は、工具に
しっかりと圧力をかけてください。 圧力が強すぎ
ると、ビットの速度が下がり、穴開けの効率が低
下します。圧力が弱すぎると、ビットが滑ったり加
工物に対して回転し、ビットの切れ味が鈍り、制
御が失われることがあります。
10. 最初は低速で穴開けを開始し、徐々に速度を上
げて行きます。
11. ビットが適切に作動し、切屑の排出にムラが出な
いようにするための適度な圧力と速度を見つけ
てください。
12. 工具が停止するようになったら、圧力を弱めてビ
ットが速度を回復できるようにしてください。
13. それぞれの穴を開けるたびに加工物からビットを
複数回抜いて、固着の原因となる切屑を取り除
いてください。
14. 可能な限り裏当て材を使用し、ビットの固着や
貫通時の材質の歪みが生じないようにしてくだ
さい。
15. ビットが加工物内で固着した場合は、工具を反
転させて固着を解除し、ビットを取り外します。
16. 必ず廃材でビットをテストし、各用途に最適なビ
ットと設定を判断してください。
補助ハンドル
警告
ツールを使用する際は、損傷する危険性を減ら
すため、常にサイドハンドルを使用してくださ
い。常にしっかりと固定するか、しっかりと掴んで
ください 。
警告
通気口を塞がないでください
補助ハンドルは、お好みに応じて直線状またはT
字状に設定できます。 コンクリートやその他の素
材に穴を開けるときには、T字型ハンドルを使用
した方が下向きに力をかけやすくなります。
図2: 補助ハンドル
図3: 補助ハンドルの取り付け
図4: 正-通気口が開いた状態
A –
ハンドル
B –
リブ
C –
通気口
図5: 誤-通気口が閉じた状態
警告
絶対に通気口を塞がないでください!
1. ハンドルを取り付けるには、リングが工具本体
の後部を通れる大きさになるまでハンドルグリッ
プを緩めます。ツール本体の位置決めリブを超え
るまでリングをスライドさせることができ、通気口
が塞がれることがないことを確認します。ハンド
ルを任意の位置まで回転させ、しっかりと固 定さ
れるまでハンドルを時計回り方向に回して締め
付けます。
2. ハンドルを取り外すには、サイドハンドルグリップ
を反時計回りに回し、リングをツール上をスライ
ドできるまで緩めます。