2. MI70 指示計の電源がオフの状態で、
HMP75/HMP76/HMP77 プローブケーブルを MI70
のいずれかのコネクタポートに接続します。
ケーブルコネクタの周りの金属リングを、しっかりと締まるまで時計回りに回転させ
ます。
3. 電源ボタンを押して MI70 の電源を入れます。
4. 計測環境にプローブを設置します。
5. 基本表示が開き、計測値が安定するまで待ちます。
6. 計測データの記録またはデータのグラフ表示に関するオプションについては、「ディス
プレイとメニュー (ページ 33)」を参照してください。
プローブは慎重に取り扱ってください。強い衝撃や落下は、プローブの
損傷につながる可能性があります。
注意
指示計からプローブを外す必要がある場合は、まず電源ボタンを押し
て電源を
オフにします。これによりすべての設定やデータが適切に保存されます。
ケーブルを外すときは、まず金属リングを反時計回りに緩め、次にコネクタを
引き抜きます。
• プローブがケミカルパージオプション(HM70 シリーズプローブのバージョ
ン B で使用可能)を備えている場合は、ケミカルパージを定期的に実行して
ください。
• 結露の恐れがある場合は、プローブを設置するときにオプションのプレヒー
ト機能を使用してください。この機能は、HM70 センサプローブのバージョ
ン B で使用できます。
詳細については、『HM70 User Guide』(M210297EN)を参照してください。
3.2.1 実際の圧力値と単位の設定
加圧環境で計測する場合は、HM70 に実際のプロセス圧力を入力する必要があります。圧力
値は以下の単位で入力できます。
• hP
a:hPa 単位の絶対圧力。
• barg:bar 単位のゲージ圧。通常の大気圧と実際のプロセス圧力との差圧を表します。
• bara:bar 単位のプロセス絶対圧力。
• psia:psi 単位の絶対圧力。
1.
Open(オー
プン)を押してメインメニューを開きます。
2. Environment(ソクテイカンキョウ)を選択し
を押します。
3.
圧力単位を変更する場合、
Unit(単位)を押します。工場出荷時の初期設定は、
hP
a です。
4.
Set(セッテイ)を押し
て大気圧力値を変更します。
章 – 計測の実施
31
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