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第 2 章 測定方法
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.3 放電機能
容量成分をもった絶縁抵抗を測定しますと、この容量成分に
は定格測定電圧程度に相当する電荷が充電されたままになり
感電事故の可能性があります。測定後は以下の手順で放電さ
せてください。
(1) テストプローブを被測定物から離さずに MEASURE ス
イッチを OFF にします。
(2) 本器内の放電回路により被測定物に残った電荷を自動的
に放電します。( 放電中は指針が∞に戻る速度が遅くな
ります)
(3) 指針が∞目盛に戻ると放電は終了です。放電時間は容量
の大小によって異なります。