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ステレオアンプとの接続
2チャンネルステレオアンプやLFE出力のないアンプを使用する場合は、ステレオL&R入力が必要となりま
す。アンプから、L、Rと表示されている端子まで、2本の接続ケーブル (左と右) を接続します。
音楽やテストトーンの再生を行う前に、プリアンプ、プリメインアンプの音量を絞り、以下の指示に従ってサ
ブウーファを設定してください。
• 音量を10時の位置に設定
• 周波数の調整はメインスピーカーによって異なります。
• 位相は0に設定
いつも聴いている音楽を再生し、徐々に音量と周波数を調整し、サブウーファとシステムの他のコンポーネ
ントとの一体感とバランスを整えます。
ラウドスピーカーの位置
2チャンネルの位置決め
2チャンネルシステムを配置する際には、聞く位置とラウドスピーカーが正三角形を形成する必要がありま
す。スピーカーは、約1.8~3m (6~10ft) 離して設置してください。背後の壁からの理想的な距離は、スピー
カーとユーザーの趣向により異なります。ただし、スピーカーは側面の壁から最低でも91cm (3ft) 離す必要
が あります。
設置においては、周囲環境や個人の好みは異なるため、スピーカーを最初にセットアップする際には実験
を行うことを強く推奨します。たとえば、低音域が不足する場合には、スピーカーを壁に近づけてみてくださ
い。また、低音域が強すぎる場合には、逆にスピーカーを壁から遠ざけることをお勧めします。それができな
い場合は、付属のポート栓により過剰な低音域を削減できます。ステレオ感が失われている場合には、スピ
ーカーの位置をやや「内向け」にしてください。こうすることで、サウンドはスピーカー自体からではなく、ス
ピーカーの間の中心点から生成されているかのような体感を得ることができます。
AVの位置決め
サラウンドシステムにおける各スピーカーの適切な角度と位置については、次の図を参照してください。ス
ピーカーは、スピーカーの特性と、個人の好みに応じて壁から離す必要があります。
音楽を再生する際(サブウーファなし)に、低音が強すぎる場合や、低音の共振が部屋に響きすぎる場合は、
スピーカーを少し壁から離してみてください。それができない場合は、スピーカーやサブウーファのクロス
オーバー周波数設定を調整してください。また、サブウーファの位置の変更も試してみてください。
フロントスピーカー
センターチャンネルはTV画面の上または下に設置し、可能な限り近づけます。キャビネット内またはTVの
上に設置する場合、TVまたは棚の前面の端に揃えるようにしてください。センターチャンネルのツィーター
の高さがフロントスピーカーのツィーターの高さとできるだけ揃うようにしてください。この高さの差は約
600mm以内にすることが理想的です。
サラウンドスピーカー
サラウンドスピーカーは、座った状態で耳の高さにドライバーが直撃しないように、充分な高さを確保して
ください。フロントスピーカーからの音が強くなりすぎないよう、立った状態での耳の高さに合わせると望ま
しい結果が得られます。横の壁上にブラケットで設置する場合は、さまざまな位置を試した上で最終位置を
決定してください。
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