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警告
• 以下の状態にある方は、このデバイスを使用しないでください。
–
断端が非常に短い(表 1 および表 2 を参照)。
–
断端の容量に極端な変動がある。
–
デバイスの安全な使用を妨げるほどの認知上の問題がある。
断端長の測定方法は次のとおりです。
• 下腿:膝蓋腱の中央部から遠位端まで。
• 大腿:会陰から遠位端まで(下垂組織を含む)。
最小断端長については、次のように定義します。
表1 表2
下腿 大腿
ライナーサ
イズ
最小長(cm) ライナーサ
イズ
最小長(cm)
-, ,-
- -
- -
注意
• 機能に変化や低下が生じた場合、ユーザーは直ちにデバイスの使用を中止
し、かかりつけの医師に相談する必要があります。デバイスが破損したか、
断端に変化が生じた可能性があります。
• このデバイスは、適切な Iceross Seal-In X Liner と組み合わせて使用して
ください。
サイズ選択
注意:デバイスのサイズを正しく選択することが重要です。小さ過ぎる / き
つ過ぎるサイズを選択すると、断端が過度に圧迫され、断端に健康上の悪影
響が及ぶ可能性があります。また、デバイスが過度に引き伸ばされて変形し
たまま元に戻らなくなり、デバイスの性能が低下する場合もあります。
適切なデバイスのサイズを決定するには、次のいずれかの方法をご利用くだ
さい。
方法 1 – シールリングキット
適切なデバイスのサイズを決定する方法として、Iceross Seal-In X Kit の使用
を推奨します(詳細はカタログを参照してください)。
1. ライナーを着用した上に IcerossSeal-InXKit のデバイスを当て、ソケッ
トの下端から最上部のシールリップまでの推奨される距離(図 1)を考
慮して適切な位置に合わせます。
2. デバイスと断端にゆがみが生じていないかを確認します。デバイスが過
度の圧迫を生じさせることなくしっかりと保持されている必要がありま
す(図 2)。
3. デバイスが適切な位置に収まらない場合は、別のサイズを選ぶか、可
能であれば適切な締め付けが得られる位置に置きなおしてください。